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池ノ尾山(標高)

平成14年5月3日()
 
岐阜県上宝村
 
グループ
池ノ尾山(1,530.9m)
 
                   平成14年5月3日(金・憲法記念日)快晴
 
 前日の5月2日の仕事終了後すぐに飛騨古川町を目指して出発する。せせらぎ街道から国道158号へ出て、夕食と翌日の朝食、昼食を仕入れて、古川町の「道の駅」にて車中泊とする。今日は暖かくてよく眠れた。夕食をすませて、20時30分には眠りに入る。起床は4時であった。少々寝過ぎたかもと思いつつ、国府町から十墓峠を経て上宝村へ。そして、山吹集落から双六渓谷沿いに上る。しかし、先週下調べしたとおり、発電所のすぐ奥にゲートがあり、車では入れない。山吹峠へ向かう大規模林道から2Kmである。今日はゲートの先の林道対策として、自転車を積んできたのである。先客(といっても釣り人である)が、5台ほど止まっていた。多摩や沼津、山梨のナンバーである。早速、準備をして4時45分に自転車で出発した。先客の釣り人からあいさつがないととがめられたが、私は登山のため、釣り人に文句を言われる筋合いはない。渓流釣りは、先客が入ると釣れないため、先着順で出発するべきだと言っているようだ。とにかく登山なのだと言って、先を急ぐ。さて、林道は坂が多くて、自転車を下りて押して行かねばならないところがある。15時19分に最初のトンネルを抜ける。5時23分に橋を渡り、5時35分にまたもやゲートに着いた。全く2重のげーととは念の入ったことだと思う。ここまでに私を追い抜いていったバイク4台のうちの2台がゲートの前に止めてある。ナンバーは甲府市と白根町である。いづれも山梨県だ。山梨の釣り人は根こそぎ毒や電気で取り尽くすので評判が悪いが・・・。そして、もう1台のバイクを2人してゲートを乗り越えさせているところであった。以前はここまで車で入れたのであろう。つまり最初のゲートは開いていたと思われる。今は工事中のため最初のゲートが閉めてあるのであろう。さて、私もこのゲートを自転車を持ち上げて乗り越える。ゲートを越えるとすぐに2番目のトンネルがある。そして、5時42分に橋を渡り、5時45分には作業小屋がある場所に着いた。この先すぐに3番目のトンネルがあり、さらにすぐ4番目のトンネルもある。この2つのトンネルの間に大きな滝がある。どんどん先へ進むと、5時50分に5番目のトンネルと続いて6番目、7番目と3つのトンネルが連続してある。6時04分に8番目のトンネルを抜け、6時07分に橋と9番目のトンネルを通過する。6時10分には10番目、11番目、12番目と3つの連続したトンネル、6時13分には13番目と14番目のトンネル、6時15分に15番目のトンネルを抜けると、金木戸取水口のダムがある。そしてこの上流で川が2分しており、6時16分にその一方に架かる橋を渡ると、そこが金木戸製品事業所跡であり、平成13年10月建立の記念柱がある。また、金木戸神社もある。この先ペアピンカーブを曲がり(ここにバイクが1台とまっていた。)、6時26分に16番目、17番目のトンネルがある。この手前で右へペアピンカーブで分岐する林道がある。ここでトンネルをくぐらず、右へ曲がって上ることとなる。トンネル入り口左手に「北アルプスカモシカ保護地域 文化庁 岐阜県教育委員会」の看板がある。また、「左 北ノ俣、右 広川原」の看板もある。さて、右へペアピンカーブを曲がって進むと、6時30分に「火の用心 北の尾線 NO.1」という鉄塔看板がある。このすぐ先に送水管がある。それで引き返して6時36分にこの鉄塔巡視路を登ることとした。6時41分に鉄塔に着く。この先送水管の左にあるコンクリートの階段を登る。6時52分に送水管の上端つまり、貯水槽に着く。フキノトウがいっぱい出ている。ここから道はない。笹と灌木の藪の中、貯水槽の左の尾根を登る。7時24分に急登が一息つく。この先緩やかな登りとなる。7時51分にわずかな鞍部に着く。残雪がある。もっと雪があるとの予想であったが、雪が解けているため、藪に苦労することとなった。ここで小休止のあと、8時00分に出発する。坂がきつくなり藪も濃くなると頂上も近い。8時33分に藪を漕いで頂上に飛び出す。登りの途中は残雪はほとんど消えて、ほんの申し訳程度にわずかに残っていたたけであったが、頂上には雪があった。頂上から10分ほど先へ下ると8時43分には「池」に着いた。この池の付近はまだ残雪があって、きれいだ。9時00分に池ノ尾山の頂上まで戻り、ここで食事をとった。おにぎりをビニール袋に入れていたが、ビニールが破れてすべて落ちてしまっていた。やむなく予備のラーメンを食べる。寺地山や北ノ俣がよく見える。9時24分に下山する。9時27分に急坂の藪漕ぎ部分を抜け、9時37分にわずかな鞍部にを過ぎ、9時49分に緩やかな下りの末端に着き、ここから急降下となり、9時57分に貯水槽に着いた。10時04分に鉄塔に着き、10時06分に林道に下り立つ。あとは自転車で軽快に林道を下る。10時07分に三叉路を過ぎ、10時10分に金木戸神社と金木戸製品事業所跡に着く。10時21分にトンネルとトンネルの間の滝を過ぎて、10時23分に作業小屋を通り、10時25分にゲートを乗り越える。10時43分に車を止めた最初のゲートを通過して車に戻った。あとは車をとばし、帰りに「流葉スキー場」でワラビを1時間ほど採り(時期的は少し早かった)、帰宅は16時00分であった。