薙刀山(1647.2m)
平成13年4月28日(土)快晴
3時に自宅を出て、八幡町のアパートに立ち寄る。国道156号線を北上し、前谷から国道を左折して、石徹白への道を登る。檜峠を越えて、坂を下ると石徹白集落である。突き当たりのT字路を右へ曲がってそのまま道なりに進むと、白山中居神社に突き当たる。そこを左に曲がると朝日添川に架かる橋を渡る。橋を渡ったすぐのT字路を左に行き、すぐにまた左へ下りる道を下ると、石徹白川に架かる橋がある。この橋を渡って、すぐに右折する道が和田山牧場跡への林道である。この道の左右に10台くらい駐車できる広場があるので、適当に駐車する。すでに2台が駐車してあり、そのうちの1台(湘南ナンバー)から人が出てきて、もう1台(岐阜ナンバー)の人が昨日登ったまま帰らず、家族から捜索願いが出て、明るくなったらヘリコプターが出て捜索するとの情報をくれた。しかし、私はそのまま登ることにして、登山準備を進めた。いよいよ出発しようとすると、また、さっきの人が来て、「もう出発するのか、私はもう少しあとに・・」と言って来た。まだ、薄暗い中、4時48分に駐車場を出発する。林道はジグザグなので、ショートカットして直線的に登って行く。そして、5時48分に林道終点となる「和田山牧場」跡の東端に着いた。ちょうど朝日が天狗山、芦倉山の方から顔を出したところだった。「和田山牧場」跡は、雪がところどころ解けて地表が現れていた。そこを横断するのに30分かかり、西の端には6時12分の到着であった。そして、6時12分、15分、16分、24分とそれぞれ小さな沢を渡って行くと、推高谷が現れる。どこでこの谷を横断するかが問題である。横断する場所を探して谷の右岸を上部へ登って行く。そして、7時11分に雪で覆われた谷身へ下り立った。谷身を登って7時24分には推高谷の支流の源頭に出る。あと少しで野伏ヶ岳と薙刀山を結ぶ稜線である。急坂を喘登して、7時32分に稜線上に立つ。稜線を右(北)へ進む。7時35分に推高谷の源頭尾根を通過する。このころから捜索のヘリコプターの音が聞こえだした。何かスピーカーでしゃべっているが何を言っているのかわからない。尾根を快調に(?)とばして、7時56分に薙刀山の手前のピークで休憩する。相変わらずへリコプターは捜索を続けているようだ。8時09分に出発する。そして、8時23分ようやく待望の頂上へ到着した。実に3時間と40分を要している。しかし、天気は上々で展望は思いのままである。この次は願教寺山へ登りたいものだ。記念撮影と昼食後
9時16分に下山にかかる。9時37分に稜線からの下り口へ着いた。9時37分に推高谷の谷身へ下り立ち、10時02分には和田山牧場跡が見える林道跡へ着いた。あとは、林道跡をたどり、10時09分、10時10分、10時13分、10時14分にそれぞれ小さな沢を渡り、10時27分に和田山牧場西端へ到着した。ちょうど「野伏ヶ岳」へ登るダイレクト尾根への登山道との分岐点のところだ。「薙刀山」と違って、「野伏ヶ岳」へは人が登っていると見えて、足跡が多くついている。それとも遭難捜索の関係であろうか。そして、10時45分に「和田山牧場」跡の東端へ着いた。ここで1人の登山者が休憩中で私も一緒に休憩した。なんでも、東京から「野伏ヶ岳」へ登りに来たとのことだ。去年もゴールデンウイークには、「笈ヶ岳」へ登ったとか。やはり、1泊したらしい。そんな話をした後、10時58分に出発した。11時51分に車へ戻った。あとは、車をとばして、八幡町のアパートへ立ち寄り、15時00分に帰宅した。