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男樽山(標高)

平成9年9月21日()
 
岐阜県中津川市
 
グループ
 
79          男 ? 山(おたるやま)(1342,4m)
 
                      平成9年9月21日(日)晴れ
 
 中津川市の男?山へ目標を定めて、午前6時40分に家を出る。国道19号線を中津川へ。落合の交差点から右折して、「湯船沢リゾート」の方へ行く。湯船沢リゾートを通り越して、約1.2キロ進むと最後の集落がある。この集落の最初のバス停が「清水」である。このバス停から左へ入っていく。坂道を登って約1キロで中央自動車道の下をくぐる。くぐったら左へ約200m進むと三叉路があるので、右へ登る。約500m登ると、最後の民家がある。これで民家は終わりかと思いきや、さらに約300m登ると、三叉路があり、民家が2軒ほどある。右(直進方面)は「池ケ谷林道」の看板があるがこの林道へは入らないこと。私も間違えてこの林道へ進入し、営林署のゲートまで登ってみたが、どうも谷に沿っているわけでもなく、おかしいと思い引き返して来た。そしてこの三叉路に車を止める。時刻は9時49分である。左へ進むと、すぐに民家があり、その先で右へ分かれる林道があるので、それを登って行く。この林道が柳樽林道であり、柳樽川の左岸を登っている。10時03分に営林署のゲートがある場所を通過する。このゲートはいつも開いているらしい。さらに登って行くと、10時09分に、また、営林署のゲートがあるところに着くが、こんどは閉まって鍵がかかっている。ここを過ぎると、すぐに谷を渡って右岸に行くが、この下流に砂防堰堤がある。この当たりから、林道脇にタラの木が少々ある。タラの芽がでるころに採りにくるとよい。この林道はいままでも4駆の車でも通れないような、いい加減な林道であったが、この当たりからさらに悪くなり林道とは名ばかりで、雑草の生い茂った廃道という感じである。やがて、10時29分には営林署の作業小屋がある場所に到着した。さらに道は続いている。10時39分にはやっと林道の終点かと思われる場所に到着した。しかし、この先にいまにも朽ちて落ちてしまいそうな木橋がある。これを渡ってさらに林道は延びているようであるので、先へ行って見ると、10時44分にはとうとう谷の手前で終点になった。さらにそこから谷を渡って山道が続いているので、登って見たがすぐに猛烈な笹の藪となり、とても登れないので引き返す。さらに林道終点付近の谷の手前左側の斜面を探すと獣道らしい跡があるので、登って見たがやはりすぐに猛烈な笹の藪に没してしまう。これも引き返して、先ほどの朽ち果てた木橋の所まで戻る。そして、その橋の手前の左の林の中を探すと、山道があるので、これを登ることにする。時刻は11時37分である。道は尾根上を直登している。これが案内書にある山道であろうと確信して、しばらく登り12時ころ昼食にした。さて、12時13分、力を盛り返し再度出発する。案内書のとおり、すぐに道はなくなってしまった。あとは、とにかく高いところを目指して笹と雑木の藪の中を直登していく。苦闘すること1時間余、1時22分、やっと主稜線上に立った。自分のいる位置がわからないので、ここからどちらへ行くのか迷ったが、まずは左へいくことにする。目印の赤いビニールテープが木の幹に巻いてある。身の丈以上の笹があり、見通しは利かず、不安になる。しばらく進んで見ても、どうも下っているばかりのような感じなので、引き返すことにする。1時48分に再び先ほど登って来た尾根まで戻る。ここから、右の方へ進む。いったん下ってさらに登っているようである。案内書のとおりなので、確信して進むが身の丈を超す笹の藪には閉口する。目印に持って来たビニールテープの残り少なく不安である。もし、テープが切れたら引き返すしかないと思いつつ進む。そうして、やっと2時08分、ピークと思われる笹の藪の中で三角点を発見する。テープに残りは1m未満であった。笹に遮られて見通しも利かず、展望もままならない。さて、ゆっくりもしていられないので、2時15分下山にかかる。2時21分には、尾根からの降り口に到達、2時33分には山道が出現する場所まで下る。そして2時40分には林道終点へ出る。2時48分には営林署の作業小屋、3時01分には、柳樽川を左岸へ渡り、すぐに営林署のゲートを通過する。3時06分にもう1つの営林署のゲートを通過、3時16分に車へ戻る。今日は全く疲れた。登山道がなく、こんなに藪のひどいのも初めてであった。おまけに見晴らしも悪いとなったら、この山に登る物好きはいないであろう。車で帰路につき、中津川市の渋滞を抜けて、6時ころ帰宅した。