高 時 山
平成8年8月24日(土) 曇
昨夜の雨で木々は濡れていると思われるが、今は雨はあがっている。7時30分に家を出る。道を勘違いし、遠回りをしたため、現地への到着が遅れてしまった。白川町側から行くと、霧越峠を越えて、福岡町へ入るとすぐに左へ入る恵北主幹林道があるので、それを進入する未舗装の林道を行くと、直進付知町方面、右折福岡町方面という看板がある。それを直進(付知町方面)し、丁度付知町と福岡町の境のところが三叉路になっている。この林道沿いには、たくさんのタラの芽がある。その境の左手の尾根に取り付く。9時30分に登り始める。最初は取り付きがわかりにくいが、とにかく境の尾根を登ると、町の境に黄色い杭があるし、踏み跡もある。最初は檜の林であるが、少し上になると、左側は伐採され明るく、右はきれいな植林になる。その境の杭を目印に、踏み跡を辿ると、やがて、大きな岩が二つ並んでいるところへくる。さらに、この岩を越えると、ちょっとしたピ−クがあり、ここからは、雑木林の中に突入する。少し下がって平らなところがあり、さらに登り返すと主尾根に出る。ここまでで約30分である。そこで左に曲り、あとは、主尾根をひたすら登って、さらに高度をかせぐ。今度は、左が雑木林で右が植林となっている。これを登って行くと、頂上かと間違えるようなピ−クがあり、さらに、登ってやっと頂上である。主尾根から10分、登山口から40分ほど、10時10分である。山頂にはふたつの祠がある。高時神社奥社らしい。二つ森山の方が開けており、展望がよい。しかし、今日は霧があり、遠くは見えない。10時15分に下山を開始する。頂上から少し下りたところに、登りには気がつかなかったが、木の幹に「帰り道」という鉄板製の案内板がある。尾根から直に下っているようなので、思い切って、下ってみる。尾根から右へ下るのである。ところが、初めは道もしっかりしており、案内板も設置されているが、下ってくると案内板も踏み跡も無くなってしまう。もう近いはずだと、ヤブを下ると恵北基幹林道にでた。そこから車まで林道を歩いた。車に着いたのは、10時55分で山頂から40分もかかってしまった。案内板を見落としたか、道を間違えたのかも知れないが、やはり、登りの道をそのまま引き返したほうがいいと思う。目印のビニ−ルテ−プもちゃんとつけてあるし、そのほうが道もしっかりしている。