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ゴンニャク(標高)

平成8年11月24日()
 
岐阜県関市板取
 
グループ
ゴ  ン  ニ  ャ  ク
 
                     平成8年11月24日(日) 快晴
 
 まったくのいい天気である。天気予報では、雨とかいっていたのにまったくの快晴である。こんな日に山へ行かない手はない。そんな訳で、午前8時30分に家を出発する。行き先はゴンニャクと定める。2時間くらいで登れる山らしから。さて、板取村を目指すことになるが、洞戸村でキウイマラソンが開催されるらしくて、洞戸村までは車も多い。洞戸村の役場を過ぎるとあとは極めて順調に板取村の三洞集落に到着する。大和町への道路標識にしたがって、そこからさらに峠を目指して坂道を登る。板取村と大和町の境となる峠から右へ入る林道があるので、その林道を進む。するとしばらく(5分くらい)走ると分かれ道があり、そこにはゲ−トがある。しかし、施錠はしてなくて簡単に開くので、開けて通過する。そして、右へ行く。そこから、さらに10分ほど走ると、林道の脇に小屋がある。この小屋を「あじさいの館」という。この「あじさいの館」から、すこし行ったところで谷を横断する。この谷が「ねぎ谷」の本流である。ここから林道を離れて右へ登っていく林道の支線がある。しかし、車ではとても無理なので、この三叉路に車を止める。時刻は9時50分である。ここから、歩いてこの支線の林道を進む。約10分でこの林道も終点となる。あとは人が歩く道が、林道の終点からさらに奥へと伸びているので、これを辿ることになる。道はねぎ谷に沿って登っている。しかし、この道もやがてなくなる。あとは、とにかくにぎ谷を登っていくしかない。谷は大きく左に回り込んでいる。やがて左右に大きな崖があり、谷が狭くなったところを過ぎると、やや開けたところがあり、谷が二つに分かれている。右の谷は水が流れており、左の谷は水が見えない涸谷のようであるが、地図を見て、右の谷を登ることにした。しかし30メ−トルほど登ると、また二つに分かれている。こんどは左の谷を登る。まあ、大きい谷、すなわち本流と思われる谷を登ることである。この先で、また二つに分かれているところが二つほどあるが、最初は左、次は右へ行く。そんなわけで、谷を登る詰めると鞍部に到着する。そこから尾根を左の方向に登る。左の方が高そうであったからだ。そうするとやがて赤いビニ−ルテ−プが眼についた。間違いなさそうである。鞍部には10時50分くらいにつき、さらに10分くらで頂上につく。丁度11時であった。雑木林があるが、生え方が荒いし、はっぱが落ちているので、展望はよい。真っ白い白山や御岳がよく見える。カップラ−メンを食べ、ココアを飲んでいると、狸が食料を探していた。さて、11時30分に下山を開始する。鞍部までは、5分ほどである。そこからは谷を下って、支線林道の終点には、11時50分についた。あとは林道を歩いて、12時に車に到着した。車に乗り込んで、帰宅は13時10分であった。

         ゴ ン ニ ャ ク
 
                       平成8年11月24日
 
 板取村と大和町の境にそびえる山なのであるが、どうしてこんなカタカナの名前なのか。不思議である。また、ゴンニャクとはどんな意味なのかもわからない。板取村の「三洞」から大和村へ抜ける国道を町村境まで登ると、右へ分かれる林道がある。それに入って進むとしばらくで林道は二つに分かれる。そこを右に進入する。林道を進んでいくと、いったんピークがあり、ここから下って行くと、林道の左手に「あじさいの館」という小屋がある。ここを過ぎて最初の谷(ねぎ谷本流)を渡るところに車を止める。谷に沿って右へ入る林道があるが荒廃しており、車では無理なので、歩いて登っていく。するとしばらくで、林道もなくなり、あとは山道が続いている。しかし、その山道もすぐに無くなる。あとは、谷を遡行することになる。谷は大きく左方向に曲がっている。両岸が崖になっている細いところを通り過ぎると、谷は二つに分かれている。右の谷へ行き、直ぐに左の谷へ入る。ここからは谷といえども、水もなく、くぼみといったところである。支流もあるが、まっすぐの沢を登っていくと、やがて鞍部にでる。ここで、左に曲がり、より高いところを目指す。尾根を登っていくとやがて頂上である。頂上からは、この時期、雑木林も葉が落ちているので、枝の間から白山や御岳がよく見える。