23 祐 向 山 (本巣町)
平成5年5月8日(土曜日) 天候 曇り時々雨
曇りでいまにも雨が降ってきそうな天気である。9時にバイクで登山口となる本巣町の「文珠の森」へ向かう。9時30分に登山開始。「文珠の森」の望郷の展望台を目指す。ここまでは、整備された遊歩道である。9時50分に望郷の展望台に着く。ここからが大変なのである。道はまったくない。めくら滅法に雑木とひのきの林のなかへ入っていくが、いっこうに先が見えない。木々の間から覗くと、どうも頂上の方角が違うのである。90度方向を変えると、やっとけもの道のようなものがあった。所々雑木の枝が折ってある。心強くして、雑木を切り開きつつ尾根を進む。雑木がとぎれたところで、山頂を確認しては、切り開く。雨がパラついてきたので、早く頂上へ着きたいと思った。頂上は、砦の跡らしく平地になっているらしいので、少し平になると頂上かと思う。しかし、背の高いひのきはない。さらに進んで、やっと辿り着く。やっぱり砦の跡らしく、かなり広い平地であり、背の高いひのきが植林してある。1時間以上かかる。10時50分で11時ちかいので、湯をわかしラ−メンを食べる。展望のまったくきかないひのき林の中である。登山者も少ないものと思われる。その分、山が汚れていない。これが自然の姿であると思う。最近のアウトドアブ−ムも雑誌とかで、さかんにあおりあてているが、にわかのアウトドア派は、ゴミを平気で捨てたりするので、気にいらん。山(自然)を愛するものは、山(自然)を汚したりはしないものだ。さて、同じ道をさらに切り開いて下山する。12時にバイクのところへ戻る。12時30分自宅到着。