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湧谷山(標高)

平成8年6月16日()
 
岐阜県坂内村
 
グループ
 
           湧  谷  山
 
                      平成8年6月16日(日)  晴れ
 
 登山道がないということは、たいへんな苦労である。午前10時に登山口とてないが、一応登り口である坂内村の広瀬地区の広瀬神社前に到着する。境内入り口に駐車する。広瀬神社に向かって左側に山(畑)へ向かう道がある。それを登って行くと、ウドを栽培しているのかと思うほど道の両側にすごくたくさんのウドの木がある。栗林の畑から杉の林へと突入する。そこで直角に左に曲り、まっすぐ横に歩くと今度は孟宗竹の中に入る。ここで右斜めに上がると雑木と杉の混成林に入るが、このあたりに雨水の流れた跡とも踏跡ともつかないものがある。なければとにかくその辺りの尾根に取り付いて登って行くしかない。今回は白いビニ−ルテ−プで目印を付けつつ登る。とにかく最初は傾斜が急で辛い。やや緩やかになったと思えばすぐにきつくなるといった、階段状の尾根が続く。初めは雑木の中に杉が結構混じっているが、やがて、その杉が少なくなって雑木が多くなってくる。まあ根気よく登って行くしかない。そうすると、林の間から覗く蕎麦粒山や五蛇池山が競り上がってくるので、高度を稼いだことがわかる。とにかく道がなく、雑木がおい茂っているので、苦労の連続である。休みつつ喘ぎつつ登って行くと、笹がいっぱい生えている頂上への主尾根に着く。ここは結構な平坦地になっている。ここまでで約2時間かかり、時刻は12時であった。右(北西)方向に樹木の間から頂上がみえるので、またまた雑木林の中を進んで行く。この辺りからは全くの雑木林で、足元には笹が生えている。いままでより多少は傾斜が緩いとはいえ、それでも疲れた体には結構こたえる。もう、そろそろ頂上かと思うようなピ−クを2つほど越えると、やっと山頂である。山頂は雑木が茂り、展望はまったくきたない。三角点のまわりはほんの1m四方ほどが刈り取られているのみである。うっかりすると見落としてしまいそうである。主尾根に到着してから1時間、登山口から3時間かかり、午後1時であった。藪の中で展望もきかないので、そうそうに引き返す。下りは登りより迷い易いので、慎重に目印のテ−プを拾いながら下ってくる。主尾根のところまで約30分である。時刻は午後1時30分である。さらに慎重に尾根筋を目印を探しつつ下る。途中3度ばかりテ−プを見失い、迷いながらどうにか帰りついた。さすがに、この季節は木々の緑が生い茂ってテ−プが見えにくいのでよけいに迷い易い。登山口では、午後3時、主尾根の分岐から1時間30分、頂上から通算して2時間であった。往復で5時間30分というたいへんな時間がかかる。思い(1時間30分)よりも4倍近くかかったことになる。あの「続百名山」の時間はなんだったのか、積雪期の時間なのか。全く信用できない。
 
 
                      平成13年3月17日(土)曇り
 
 ワンゲルの例会に参加して登る。天気は曇りであるが、天気予報では午後から雨の予定なので、中止かと思ったが強行するらしい。揖斐総合庁舎に9時に集合して、車に相乗りし坂内村の遊ランドスキー場を目指す。9時45分に坂内村の「遊ランドスキー場」の駐車場に到着した。登山準備の後、10時00分に出発した。スキー場のゲレンデの中を歩いて登り、さらにゲレンデの上の尾根を直登する。さいわい数日前らしい足跡があり、これをトレースする。雪は1mくらいか。途中でワカンを付ける。そして、雪がちらついてきた。12時00分に丁子山頂上へ着いた。このころは、雪が降り出していた。しかし、細かい雪でそんなに気になるほどではない。丁子山から湧谷山の方へすこし下がった鞍部で昼食となった。昼食後、12時30分に湧谷山を目指して出発。ピークを1つ越して、13時00分に湧谷山頂上へ着いた。しかし、雪がひどくなり風もきついので記念写真を撮ってすぐに下山する。13時17分に丁子山の昼食地点を過ぎ、登ってきた尾根をまっすぐ下って、14時00分にスキー場へ着いた。