国見岳(1126m) |
所在地 岐阜県春日村 |
平成13年5月13日() |
グループ |
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084 伊吹山笹又登山道
国見岳(1,126m)
平成13年5月13日(日)快晴
伊吹山の笹又登山道を調査した。春日村の笹又のさざれ石公園の下の駐車場に車を止める。ここから舗装された立派な林道が延びているが、入り口にはバリケードがおいてある。広場にはトイレもあり、車も数十台は駐車可能である。さて、12時20分に登り始める。12時23分に「さざれ石」の前に着いた。ここから右へ曲がって、階段状の道を登るのが登山道である。曲がった左側に「登山道」の小さな標識がある。檜林の中の階段状の道を登って行く。12時25分には三叉路を左へ曲がる。茶畑を通って、林道へ出たところに東屋(休憩舎)がある。この休憩舎に12時30分に着いた。この林道は「さざれ石公園」からのびているものだ。ここから伊吹山ドライブウエーが見える。また、林道の右側には観音様の祠があり、休憩場所ともなっている。林道脇の山道を右手に林道を見ながら登っていくと、12時34分、竹林の中に「登山届」の提出ボックスがある。さらに林道の脇を登って行くと、山道は林道を横断したりしながら、林道はジグザグのヘアピンカーブの連続であるが、山道は直線的に登って行く。また、林道の脇には畑があり、農作業小屋が点在している。そして、12時45分には林道の終点に到着した。ここまでは完全舗装の林道である。この先は未舗装の道が続いている。農作業用の道であろう。これをたどって12時55分には道路の終点となる。畑の最上部であり、これから完全な山道となる。ドライブウエーを通るバイクの音が聞こえる。さて、道は雑木林の中へと進み、ジグザグに登って行く。そして、そのジグザグの間隔が短くなる所へ13時07分に着いた。13時12分には休憩に適した3畳ほどの広場に着いた。13時15分には岩がごろごろしているところを過ぎ、急登すると、13時19分に水はない沢を渡る。ここから雑木林を抜け出て、下のよく見える場所となった。いま登って来た林道や畑、さらにドライブウエーや対岸の山々がよく見える。そして、13時23分に再び雑木林へ入ったと思ったら、すぐに抜け出て、13時24分にもまた雑木林へ入り、13時25分に抜け出る。草地をジグザグに登って、13時30分にはカタクリの花の咲く尾根上へ出た。ドライブウエーは目の前だ。13時31分には分岐点がある。左へ登ると1分でドライブウエーへ出る。ここを右へ曲がって、山腹を
進み、13時40分に伊吹山の北尾根縦走路へ出る。国見峠16Km、笹又4Kmという標識がある。国見峠(国見岳)まで縦走の念にかられたが、今日は無理であろう。この三叉路を左へ登ると2分くらいでドライブウエーに出る。ここを右へとり、北尾根縦走路を進む。すぐに登りとなり、13時47分にピークへ着いた。北尾根縦走路が国見峠までよく見える。ドライブウエーに車を止め、この縦走路を往復する人が多い。このピークで休憩していると、大阪からバスで来たという団体や、あるいは、自家用車でのパーティなど多くの登山者が通った。さて、今日は縦走をあきらめて、14時20分に下山を開始した。14時24分に三叉路を左へ曲がり、北尾根縦走路を離れて、山腹を横断して、14時29分にドライブウエー直下の三叉路へ着いた。ここで、左へ曲がり尾根上を進み、14時30分に下り口へ着いた。尾根から下り、14時34分に雑木林へ入ってすぐに抜け、14時37分に水のない沢を渡る。14時40分には岩がごろごろしている地点を通過し、14時42分には休憩好適地を通過する。14時45分にジグザグの間隔の短い下りを越えて、14時53分に林道終点(畑の最上部)へ着いた。さらに15時00分には舗装林道の終点へ着き、15時10分には登山届のボックスに着いた。15時13分に休憩舎を通過し、15時17分にさざれ石の横をとおり、15時21分に車へ戻った。
平成13年5月20日(日)快晴
さて、念願の「伊吹山北尾根」を縦走すべく、快晴の天気に誘われて、前回からちょうど1週間後の本日、春日村へ向かった。車2台で、8時00分に出発した。まずは、春日村の国見岳スキー場の上部の国見峠を目指し、9時15分に到着した。ここに1台の車を駐車して、今度は、「さざれ石公園」を目指す。「さざれ石公園」から、林道へ入り、林道の終点に着く。終点には10台くらいの車が駐車していた。これらはみんな笹又登山道から伊吹山へ登っているのであろう。さて、車を返して、9時46分に出発する。はじめは畑の最上部を登り、やがて、9時51分には雑木林の中へ突入する。おおきく右へ行ってA角を左へ折れ曲がって、すーと左の方へ来る。さらに右へ大きく振って、左へ戻ってくると休憩に適したわずかの平坦地がある。ここに10時03分に着いた。さらにジグザグに登って、10時08分には枯れた沢を渡る。ここから雑木林の外へ飛び出し、3回ほど雑木林の中へ入ったり出たりを繰り返すして、10時16分に尾根上に立つ。尾根上を進んで、10時18分にドライブウエー直下の三叉路へ着く。そのまま登ればすぐにドライブウエーに出る。ここで、右へ曲がって、ドライブウエー直下の山腹の登山道を進み、10時26分に「国見峠16Km、笹又4Km」という標識のある北尾根縦走路に出た。ここから右へ曲がると北尾根縦走路で、目の前のピークを目指して急登する。後ろには伊吹山がそびえる。10時32分にピークに着く。小休止して、10時34分に出発する。10時38分には「足元注意」(伊吹山を守る会)という立て看板のある場所を通過する。なるほどここから急な下りとなる。10時41分には雑木林の中の「伊吹山北尾根 大垣新道」の看板がある場所に着いた。10時46分には「急坂注意」(伊吹山を守る会)の立て看板を過ぎる。そして、休憩中の10人くらいのパーティーに出会う。11時00分に林の中のピークを過ぎる。ピークといってもここではピークの直下の山腹を通過する感じである。11時07分に雑木林を抜け、低木の中を進むと、2人のパーティーとすれ違う。そして、11時09分にまた雑木林に突っ込む。この中で20人くらいのパーティーが昼食中であった。11時11分に雑木林を抜け、低木の中のピークを通る。11時13分にはまた雑木林に入り、すぐに抜け出て、11時16分には「伊吹北尾根 10分で御座峰 枚方ハイカー登山の会」という札が木につけてある場所を通過する。すぎに雑木林に入り、11時18分に抜け、低木の中を登って行く。さらに木の高さが低くなると、11時23分に展望のよい休憩最適地に着く。すでに2人パーティが休憩中であった。国見峠から来て、ここで引き返すとのことであった。ここで休憩し、2人パーティを見送ってから、11時44分に出発した。するとすぐに「御座峰」の頂上である。11時47分に着いた。「御座峰1,069m 燕平まで2.0Km 大禿山まで1.5Km」(伊吹山を守る会)という立て看板がある。また、「伊吹北尾根 大禿山←御座峰→静馬ヶ原」という立て看板もある。さらにこの伊吹山北尾根縦走路の登山道開設の碑がある。見れば、「この北尾根縦走路は、それまで雑木と藪でとても歩けなかったが、大垣山岳協会により登山道が開設され、春日村のご配慮により毎年手入れされている。1999年10月 大垣山岳協会」とのことである。開設もさることながら、毎年手入れをしていただいている春日村さんに頭が下がる思いである。藪山登山を経験していると、「道」があるということは何とありがたいことかという、「道」のありがた味がよくわかる。ここで、2人のパーティーに出会う。各務原の人で、国見峠から来たという。先週も笹又登山道を登り、毎週登っていると話したら、今のおすすめの山はどこかと聞かれた。それで、先週も昨日も登った石徹白の山だと答えた。そんな話をして別れ、11時56分に出発した。12時00分には「伊吹北尾根 大垣新道」の看板があり、すぐに(10mくらい離れて)「路肩注意」(伊吹山を守る会)という立て看板もある。ここで、雑木林を抜け、低木のやせ尾根を通過する。右には春日村や鎌ヶ先山、池田山、小島山など、左には伊吹山が非常によい形で見える。すばらしい展望である。やせ尾根を通過して、12時08分には林の中へ入り、登りとなる。ここで20人くらいのパーティーと出会う。そして、12時17分には大禿山へ着く。「大禿山 1,083m 御座峰まで1.5Km 国見岳まで1,5Km」(伊吹山を守る会)という看板と、「伊吹北尾根 国見岳←大禿山→御座峰」という看板がある。これを過ぎるとすぐに雑木林に入り、下りとなる。この中で2人のパーティーと会う。そしてすぐに5人パーティーとも会う。また2人パーティーとも会う。雑木林を抜けると、国見岳が見える。12時33分に雑木林に入り、単独行の人が休憩中の横をすり抜けて、坂を登ると、12時40分に国見岳の頂上である。「国見岳 1,122m 大禿山1.5Km 国見峠1,8Km」(伊吹山を守る会)という立て看板がある。すぐ目の前に電波塔(アンテナ)がある。北尾根縦走路から少しはずれた展望台からは、春日村、揖斐川町、鎌ヶ先山、池田山、小島山 伊吹山がよく見える。休憩中に先ほど追い抜いた5人パーティーと1人が先を行く。さて、休憩後の13時13分、ここを出発し、13時16分に電波塔(アンテナ)(第二電電(株)リレーステーション)の横で休憩中の5人パーティーのそばを通過すると、桧林の中の道となり、13時19分に「急坂注意」(伊吹山を守る会)の立て看板の場所を通る。危険回避のため、ロープがある。これを下ると、13時32分に「教如上人」への分岐(私有地のため立ち入り禁止)がある。これを過ぎると、左手にいま通ってきた電波塔(アンテナ)が見える。少々の登りがあり、13時36分にピークをすぎ、桧林を進むと、13時42分に左手に「遭難碑」がある場所に着く。ここから一気に下って、13時42分に国見峠へ下りたった。ドライブウエーから休憩を含めて、約3時間20分の行程である。休憩を差し引くと2時間30分で国見峠にある看板どおり(登り3時間、下り2時間30分)である。