子ノ泊山(907m) |
所在地 三重県 |
平成15年8月29日() |
グループ |
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070子の泊山(907m)
平成15年8月29日(金)晴れ
奈良三重県境の大台ヶ原へ登った後、この子の泊山へ登った。いったん国道169号へ出るのであるが、大台ヶ原ドライブウエーの途中から、左折して林道経由で、辻堂山経由、小処温泉(?)経由で、小橡川沿いに下り、上北山村の河合で国道169号に合流する。あとは、この国道169号を南下して、三重県へ入り、途中から国道309号で国道42号に合流する。あとは、国道42号を南下し、熊野川の河口まで行く。橋を渡ると新宮市であるが、この国道42号の橋を渡らず、手前を直進し、熊野川の左岸を上流へさかのぼる。はじめは県道35号線であるが、これはすぐに右へ分岐してしまう。さらに熊野川の左岸をさかのぼり、「浅里」集落を目指す。浅里集落内を注意して行くと、右手に分岐する「林道桐原浅里線」という林道があり、「子の泊山登山口 4km」の看板が入り口につけてある。気をつけていれば、目につくであろう。さて、この林道へ入り、4kmに目星をつける。ちょうどその付近に二股分岐がある。一方は、コンクリート舗装で、谷の右岸を直進しており、もう一方は、これまでと同じアスファルト舗装で、右へ曲がって、谷を渡っている。多少迷ったが、躊躇なく右への道を登ってしまった。実は、これが間違いであったのであるが、この先にも登山口があり、その方が時間が短縮されてよかったように思う。どんどん林道を登って行くと、1本右への分岐があるが、工事中で通行止めとなっている。左へとってさらに進むと、やがて、ピークを越えて下りとなる。これは、やはり戻らないといけないなと思ったそのとき、「桐原浅里林道(起点から8000m)」の看板があった。これをこのまま下ると、桐原へ行けるのかと思いながら、わずかに下ったところ、左手に「子の泊山登山口」の立て看板が3つもあるではないか。たしかに夏草に覆われて発見できにくいが、「新宮山彦ぐるーぷ」が立てたもののようだ。登山口は、案内書と違うので、多少不安があったが、意を決してここから入山することにした。車は近くのふくらみに止めた。出発は、12時12分である。まずは、沢の左岸を登って行く。踏み跡はしっかりしている。12時17分に沢の合流点で2つの沢を左岸から右岸へと渡る。すこし登った12時18分に「子の泊山」の立て札看板があった。この先ですぐ、沢を渡る。12時20分にもう1つの沢も渡り、左岸を登っていく。12時22分には石垣跡がある。炭焼きでもしたのか。この先踏み跡がわかりにくくなるが、上部に鞍部がみえ、12時34分に尾根の鞍部(峠)に着いた。「子の泊山」「尾根登山口」の立て札看板と、「林道尾根登山口」の札が木につけてあり、この尾根を左へ登っていく。12時39分に次の尾根付近へ出ると、笹が出てきた。そして、12時40分には「子の泊山」の看板があり、尾根をピークへ登らず、左山でトラバースするように指示している。トラバースすると、12時44分に鞍部へ出た。ここは美林の中で笹もなく、「尾根登山口」の立て札看板がある。忠実にピークをたどらず、トラバースするように案内されているのだ。よけいなアルバイトをせず助かる。鞍部から急坂を登ると、笹が出てきて、やがてピークがある。ここは分岐点になっており、「子の泊山 分岐点 ヤケー 尾根登山口」、「ヤケー頭を経て浅里へ」の立て札看板がある。ここで、納得した。自分は間違えて、違う登山口から入ったが、間違えないで案内書通りの登山口から入山すれば、ここへ出るのかと。しかし、自分が登って来た道の方が短いような気がした。さて、ここからは雑木林となり、足下には笹も出てきた。12時52分と12時53分にピークを越えて下り、12時55分には鞍部を通過し、12時56分にピークへ出て、右へ下り、12時57分に鞍部を通る。12時58分にピークを越えて、右へ下る。12時59分に鞍部を通過し、坂を登って、13時05分にピークを越える。13時07分に尾根に出て、右へとり、13時08分にピークに達する。頂上かと思ったが違うようで、道はさらに下っている。尾根の登山道には赤いプラスティックの杭が埋まっている。「巴川製紙」と書いてあるのをみると、境界を示す杭のようだ。さて、急な坂を下ると、なんと林道に出た。こんなところに林道があるのか?不思議である。でもこの林道を車で登れば、頂上直下まで来られるではないか。と思ったが、林道は相当荒れているし、入り口がわからない。この林道を右へとり、しばらく歩く。13時13分にいったんピークを越え、下った鞍部で右手にトラロープが見える。それを頼りに登山道へ入る。13時17分、すぐに「子の泊山」の立て札看板があり、13時18分に頂上(906.7m)に着いた。大きな山名表示板がある。三角点のそばに登山者の記帳箱(たぶん)がある。樹林は切り開かれているが、夏草が生い茂っていた。新宮市内や太平洋が見える。ゆっくりもしたいが、とにかく時間がないので、13時21分には、早々に下山にかかった。13時22分に「子の泊山」の立て札を通過し、13時23分に林道へ出る。13時27分に林道から登山道へ入り、13時28分にピークへ達し、13時30分に尾根から左へと下り、13時33分に鞍部を過ぎ、すぐのピークを左へ下る。13時34分に鞍部を過ぎて、13時35分にピークを左へと進む。13時36分に鞍部、13時39分にピーク、13時40分にもピークと繰り返し、13時42分に
「子の泊山 分岐点 ヤケー 尾根登山口」、「ヤケー頭を経て浅里へ」の分岐点に着いた。さらに先を急ぎ、13時44分に美林の鞍部に着き、「尾根登山口」の立て札看板を確認して、右山でトラバースし、13時47分に「子の泊山」の立て札のところでトラバースを終える。尾根を下って、13時50分に尾根上の鞍部から立て札看板により、右へ下る。13時57分に石垣跡を通り、13時58分に沢を渡る。13時59分に再度沢を渡って、すぐに「子の泊山」の看板を見て、14時01分に車へ戻った。車に乗り込み遠い道のりを自宅へと急いだ。帰宅は7時15分であった。