雨乞岳(1238m) |
所在地 三重県 |
平成13年11月24日() |
グループ |
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062 雨 乞 岳(1,238m)
平成13年11月24日(土)快晴
今日は自宅を6時30分に出発し、鈴鹿山脈の「綿向山」へ登ろうと、車を走らせた。長良川の右岸を輪之内町まで下り、ここから揖斐川にかかる福束大橋へ向かい、この橋を渡って、国道258号線に出てすぐに右折し、牧田川にかかる橋を渡り、牧田川の右岸をさかのぼる。養老町から国道365号線に乗って、上石津町を抜け、国道306号線で御在所岳のふもとの「湯ノ山温泉」へ向かう。湯ノ山温泉の手前で鈴鹿スカイラインにのり、どんどん登って行く。湯ノ山温泉の上部付近に御在所岳の裏登山道と中登山道の入り口があり、多くの車が駐車してある。御在所岳は今日の目的としてないので、さらに峠を目指し、三重県と滋賀県境の武平峠へつく。峠のトンネルを抜けた滋賀県側に御在所岳の登山口があり、駐車場もあるがすでに多くの車が駐車してある。たしかここから雨乞岳への登山口もありそうだと思ったが、確認できずそのまま峠から下る。峠から4Kmほど下ったところに稲ヶ谷があり、この谷(橋)のたもとに4〜5台くらいの駐車スペースがあり、先客が2台止まっていた。そこに車を止めてみると、「雨乞岳登山口2:00h、水木谷の滝5分」の看板と登山届けボックスがある。また、反対側には「雨乞岳の由来」の看板があり、そこには「雨乞岳1時間50分、稲ヶ谷の滝15分、水木谷の滝5分」と書いてある。ここで、「綿向山」の予定をこの「雨乞岳」に変更して、早速登山準備をする。そして、8時23分に出発する。最初は谷添いに右岸や左岸を選びながら登って行く。8時34分に道は谷を離れて左手(右岸)の山腹へ登っている。どうも稲ヶ谷滝の高巻き道のようだ。8時35分に「稲ヶ谷、雨乞岳」の立て看板がある。この先でジグザグに登る途中で、わずかに滝が見える。8時39分に「足元注意」の看板があり、8時41分には「足元キケン」の看板がある。そして、すぐに崖となり、ロープがある。8時46分にはまたもや「足モトキケン」の立て看板がある。たしかに危険な場所ではある。8時47分に崖を登り切ると、「足元キケン」の立て看板と「雨乞岳、稲ヶ谷」の立て看板がある。8時49分には檜林の中に「雨乞岳110分、稲ヶ谷橋20分」の看板がある。さらに8時50分には「稲ヶ谷、雨乞岳」の立て看板があり、ここから下って谷身へ出るようだ。8時51分に「転落注意」の看板を通り、8時53分に谷身へ下り立つ。ここに「雨乞岳」の看板がある。また、「雨乞岳、稲ヶ谷橋」の立て看板もある。ここから再び谷身をさかのぼる。8時56分に「雨乞岳」の看板があり、8時59分には「炭焼き」の跡と思われる石積みを通過する。9時09分に鈴鹿国定公園協会 土山町の「雨乞岳、鈴鹿スカイライン」の鉄製立て看板があり、裏には「稲ヶ谷、雨乞岳」と書いてある。ここで谷が3つに分かれるが1番右の谷を登る。9時17分に「雨乞岳85分、稲ヶ谷橋45分 土山町 愛知学院大ワンゲル部」の看板がある。9時27分に「稲ヶ谷、雨乞岳」の看板があり、9時31分には「雨乞岳70分」の看板もある。9時51分には判別が難しいが、「雨乞岳、稲ヶ谷橋」の看板がある。この付近から右手が明るく開けてくる。9時59分には「雨乞岳30分、稲ヶ谷橋85分」の看板があり、このあたりから笹が出てきて、谷水はなくなる。がれ場を木に捕まりながらジグザグに急登して、10時14分に崖下へつく。崖を回り込んで10時15分に崖上へ出る。いままで谷身ばかりで展望がさっぱりであったが、ここまでくるとすばらしい展望である。ここから笹の中の道となり、最後に笹のトンネルをくぐると、10時20分に稜線上に飛び出す。さらにすばらしい展望である。稜線はすべて笹に覆われている。笹の中の道を左(西)へ進むと「雨乞岳」で、右(東)へ進むと「東雨乞岳」である。とりあえず、右の「東雨乞岳」を目指す。10時24分に「東雨乞岳1226m」の頂上へ到着した。頂上は広々としており、360度の眺望が楽しめる。ここで登山者に聞いたところによると、武平峠から登山道があり、明瞭な道とのことだ。たしかに頂上にいても武平峠から登ってくる登山者の方が圧倒的に多い。さすがに鈴鹿の山である。頂上も結構多くの登山者でにぎわっている。ラーメンを食べ、記念写真を撮った後、10時54分に出発して「雨乞岳」を目指す。10時55分に鞍部(稲ヶ谷への下り口)を通過し、11時01分に「雨乞岳1238m」の頂上へ着いた。鈴鹿セブンマウンテンの1つである。しかし、ここからの見晴らしはよくない。周囲の笹に阻まれて、ほとんど見えない。頂上からわずかに西の方へ笹を分けると、今日の最初の目標であった「綿向山」が見える。笹の中に道があるが、「綿向山」までは2〜3時間くらいかかるとの話なのであきらめた。また、頂上の北側に小さな池がある。雨乞いでこの池をかき混ぜると翌日には雨が降ったという伝説があると、登山口の看板に書いてあった。「雨乞岳」という名前から真実味を帯びてくる。こちらの頂上は、東雨乞岳に比べると狭いし、展望も良くないので、早々に引き上げることとし、写真だけをとり、11時14分に下山にかかった。笹の中の道を引き返す。11時19分に稲ヶ谷への下り口に着いた。ここから笹のトンネルをくぐって、11時21分に崖の上部に達し、さらにがれ場を木に捕まりながら下って、11時27分に「雨乞岳30分、稲ヶ谷橋85分」の立て看板に着く。このあたりから沢に水が出て来て、笹はなくなってくる。11時30分には判読不明であるが、「雨乞岳、稲ヶ谷橋」の看板がある。谷筋を下って、11時39分には「雨乞岳70分」の看板に達する。さらに11時45分には「雨乞岳85分、稲ヶ谷橋45分」の看板があるところまで下った。11時49分には、「雨乞岳、鈴鹿スカイライン」の鉄製看板があり、その裏には「雨乞岳、稲ヶ谷」と書いてある。どんどん下って、12時00分に「雨乞岳、稲ヶ谷橋」と「雨乞岳」の2つの看板を通過し、ここからいよいよ滝の高巻きとなる。谷身から上がりきると、12時03分に「転落注意」の看板があり、その先すぐに12時05分、「稲ヶ谷、雨乞岳」の看板がある。ここは三叉路になっており、谷身へ下りず、尾根の方へ向かっても、雨乞岳への案内がある。「尾根を北西に向かうと雨乞岳」との表示が杭に書いてあるが未確認である。「雨乞岳」の頂上から「綿向山」を望んだとき、笹の中に道が続いていたが、それがここへ続いているのであろうか。さて、12時07分に「雨乞岳、稲ヶ谷橋」の看板と「足元キケン」の看板がある場所を通り、ここから急な崖を下ることとなる。12時08分にさらに「足モトキケン」の看板があり、ロープを伝って下りると、12時11分に「足元キケン」の看板があり、ロープも終わる。左手下方に滝がわずかに見える。12時13分に「足元注意」の看板があり、12時15分に「稲ヶ谷、雨乞岳」の看板を過ぎると、すぐの12時16分には谷身へ下り立つ。あとは谷身をどんどん下って行く。12時17分に「炭焼き跡」を越え、12時22分に車へ戻った。来た道をそのまま帰る。途中の武平峠の駐車場で確認したが、やはり、この峠から雨乞岳へ登る道があり、この道の方が初心者向けのようである。
帰路、篠立の立田小学校付近で「烏帽子岳」の登山道を確認したり、「古田遊歩道」を見たり、「昭和音楽村」などを見て、自宅へ帰り着く。