035姫 越 山(503m)
平成15年9月3日(水)晴れ
今日は、東海の百山シリーズで、トリプル登山に挑戦した。三重県内では最後の3山である。午前1時00分に起床し、荷物を積み込み、食事も取らず出発した。夜中のこととて、国道23号から、国道42号に乗って紀勢町へ入り、南島、錦方面という道路標識に従って、左折し、峠を越えて海岸線に出る。すると、錦港の標識のある信号交差点があるので、ここで左折すると、すぐに錦大橋がある。この橋の手前の右側に駐車場がある。反対の左側は「日の出公園」でトイレもある。駐車場には、4時過ぎに着いたが、まだ暗かったので明るくなるまで車中で仮眠した。明るくなったので、準備をして、5時25分に出発した。錦大橋を渡らず、川の右岸を上流へ歩く。そして、次の橋を左岸へ渡ると、左手前方(上流側)に登山口のコンクリート階段が見える。なお、その少し上流にも駐車場がある。5時29分に登山口の手すりの付いたコンクリート階段を登り始める。すぐに山道となり、5時32分には小さな祠に着いた。中には「妙姫大明神」と「甚六明神」の石碑がある。さらに登ると、5時37分には木が切り倒され、展望のよいところに出た。錦港がよく見える。尾根を登って、5時48分には左山でトラバースしていき、5時51分に吊り尾根を渡ると、5時52分に展望台に着いた。「錦湾を望む」と添え書きがある。5時55分にピークを過ぎると、前方に頂が見えるがそれが「姫越山」と思っていた。しかし、それは大間違いであった。吊り尾根を越えて、ジグザグに登ると、6時20分には左側の展望が開ける場所に出た。今までは、ジグザグに登って来たが、総じて左山であったが、ここからは右山に変わる。尾根を越えたということだ。つまり尾根をたどってそのままピークへ行かず、頂上かと勘違いしたピークはトラバースして通過してしまうということだ。ここからしばらく右山で緩やかに登って行き、6時25分に「爺ヶ塚」に着いた。「爺ヶ塚 (30分)頂上」という立て札がある。木柱には「侍従(爺ヶ)塚」と書いてある。そして、6時26分に尾根を越える。相変わらず、右山であるが、今度は北側斜面となる。植林して間がないので木の背丈が小さく、北側の展望がすばらしい。尾根に「姫越山頂上」という看板が木につけてある。ここに来て、初めて「姫越山」の頂上が見えてくる。今度は間違いないだろう。6時30分には頂上から派生する尾根に着いた。ここは芦浜方面との分岐点になっている。「登山口(55分)」と「分岐 頂上 尾根をへて芦浜池 分岐」という立て札看板がある。頂上へ向かって尾根を進むと、6時33分に姫塚の横を通過する。「姫塚 H13.1.3イセ愛山会」の札が木につけてある。6時39分にピークを過ぎ、6時41分には頂上かと思うピークを越え、さらに岩場を通り、6時42分に待望の頂上に着いた。「姫越山頂上 503m」「姫塚 のろし台跡」という立て札看板がある。トリプル登山で時間がないので、6時52分に下山する。6時53分にピークを2つ越え、急坂を下ると、6時59分に「姫塚」に着く。7時01分には「芦浜」への分岐を通過し、左山でトラバースして、7時04分には尾根を越える。7時05分には「爺ヶ塚」を通過する。7時08分には展望が開ける場所を通過し、左山から右山に変わる。吊り尾根を越えて、7時22分に展望台を過ぎる。7時23分に右山でトラバースして、7時30分に木が切り払われ、明るい場所を通る。7時33分に小さな祠を過ぎて、7時35分に車道へ下り立つ。7時39分に車へ戻った。早々に次の「天狗倉山」へ向かう。