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竜ヶ岳(1100m)

所在地 三重県
 
平成13年10月27日(土)快晴
 
グループ
030 竜 ヶ 岳(1,099m)
  静 ヶ 岳(1,088.6m)
     銚 子 岳(1,019m)
 
                  平成13年10月27日(土)快晴
 
 今日も早朝の出発ができなかったので、のんびりと鈴鹿山脈の山をねらうこととした。8時00分に自宅を出発して、大垣市、養老町、上石津町から、国道365号線で一路大安町を目指す。藤原町内で、国道306号線と合流し、国道306号線、365号線の重複区間を走り、途中で、四日市市方面の案内看板に従って、右折し国道365号線とは分かれて、国道306号線に入る。しばらく行くと、近江八幡方面の国道421号線へ右折して入るのであるが、ここにも大きな案内看板があるので、迷うことはない。国道421号線は、最初はセンターラインのある片側1車線のよい道であるが、これは、「宇賀渓」までで、この先はセンターラインもない両側1車線の狭い道路となる。「宇賀渓」には相当数の車が止まっている。ここに車を置いて、竜ヶ岳へ登る人もいることだろう。さらに東海自然歩道もあるので、そちらを歩いている人もいることと思う。この先さらにくねくねと曲がった道を登って行くと、大型車(2t以上)通行止めの看板があり、突然、2本のコンクリート柱が道路の両側に現れる。その2本のコンクリート柱の間隔はきっちり2mで、つまり、物理的に幅2m以上の車は通れないようになっている。そして、その手前には広場があり、車が駐車でき、Uターンもできるようになっている。すでにバス1台を含めて、10台くいらいの車が止まっている。私は、これらの車を横目で見て、2m間隔のコンクリート柱の間を慎重に通り抜け、さらに車を進める。ここからは舗装もアスファルト舗装でなくて、コンクリート舗装になる。そして当然ながら道幅も狭くなる。2mを越える幅の車はすれ違いができない。坂も急になり、曲がりくねった道を登っていくと、ようやく三重県と滋賀県の境の「石くれ峠」に着く。この峠にもさきほどと同じように間隔2mのコンクリート柱が建っている。この間を通り抜けると、滋賀県側に広場があり、車は7〜8台駐車できる。すでに5〜6台が駐車していた。10時00分に到着し、車を駐車する。竜ヶ岳への登り口は、北側(右手)である。南側(左側)には電波塔が建っている。この県境稜線は鈴鹿山脈の縦走路となっているようだ。「縦走路」の看板があり、「竜ヶ岳と釈迦ヶ岳」の表示がある。登山準備をして、10時18分に登山を開始する。登るとすぐに小さなアンテナが左手にある。登山道は、堀割(水路)の中を登る感じである。今は流水はないが、雨天にはここを雨水が流れると思われる。さて、10時23分にはクサリのあるがれ場がある。この一体は花崗岩というのか白くてもろい岩のようで、砕けた石が小さな粉状になっている。これを過ぎると笹の中の登山道となり、10時30分には平らな道になる。目前に竜ヶ岳の山塊が見え、「登山道整理番号3」の標識がある。さらに登ると、10時34分には「登山道整理番号4」の標識がある。また、「竜ヶ岳、石ぐれ峠」の標識もある。10時36分には「登山道整理番号5」の標識の場所に着く。ちょうど、ロープのある急坂の所だ。そして、10時37分には「竜ヶ岳、大安町」の看板があり、10時38分にも同じような「竜ヶ岳、大安町」の看板がある。さらに、10時42分にはロープのある急坂を越え、10時44分に「竜ヶ岳」の立て看板を過ぎると、10時45分に見晴らしのよい大岩の場所に着く。「重ね岩(830m)」という立て看板が立っている。また、「竜ヶ岳」の立て看板もある。多くの登山者が休憩中であった。10時50分には「登山道整理番号8」を過ぎ、10時54分には「登山道整理番号9」を通過する。そして、10時59分にやっと稜線に出た。稜線上は背丈の低い笹が生い茂っており、たいへん見通しがよい。その中に登山道がついている。ここからほぼ平坦でわずかなアップダウンの道となる。11時01分にピークを過ぎ、11時03分に「登山道整理番号10」を通過すると、すぐにピークがあり、また、11時04分と11時06分にもピークを越えると、11時07分にやっと竜ヶ岳頂上(1,099m)に着いた。頂上は平坦地で笹が広く刈り取られており、絶好の休憩地である。中央に円形のテーブルがあり、方位や山の名前が刻んである。多くの登山者が休憩し、昼食の真っ最中であった。せっかくここまで登ったので、1つの山で下山することなく、もう2山を登ろうと、縦走路を歩くこととした。ここを11時10分に出発する。「裏道登山道」の案内に従って、膝丈くらいの笹の原の中の道をいったん下ることとなる。11時16分に「登山道整理番号12」を通過すると、11時19分には「裏道登山道」と静ヶ岳、銚子岳方面との「縦走路」の分岐点に着く。「手前 竜ヶ岳、左 治田峠、右 宇賀渓」という看板と、「左 治田峠、銚子岳、静ヶ岳、右 宇賀渓バス停」という看板がある。また、「登山道整理番号13」の標識もある。このあたりの稜線上は一面の笹の原である。さて、静ヶ岳、銚子岳を目指すのであるから、ここで左へ進む。笹の中の道を、山腹をトラバース気味に進んで、11時25分に「やせ尾根」を通過する。ここから下りとなり、11時27分に「縦走路」という看板の場所を通る。さらに急な下りとなり、11時32分に「鞍部」を通過する。ここの左手に池がある。11時42分に「治田峠、竜ヶ岳」の立て看板がある。この坂を登り切ると、「縦走路」から「静ヶ岳」への分岐点である。「左 静ヶ岳(20分)、右 銚子岳(50分)、手前 竜ヶ岳(45分、35分)」という「東海高校ワンゲル同好会 創立100周年杵」の立てた看板がある。ここで、縦走路を離れ、進路を左へとり、静ヶ岳を目指す。11時52分に「山」というコンクリートの杭がある。番号は257となっている。そして、樹林帯の木々の背丈が低く、密生してくると頂上は近い。11時58分に「静ヶ岳(1,088.6m)」の頂上へ着いた。頂上には三角点と静ヶ岳の立て看板が2本立っている。広さも竜ヶ岳ほどではなく、畳8畳くらいしかない。竜ヶ岳の方角は樹林が伐採してあり、よきう見えるがその他の方角は樹林のため見通しが悪い。ここで、写真を撮り、昼食をとることとした。竜ヶ岳と違ってここは1人もいないと思っていたら、休憩中に3パーティ6人が登ってきた。先を急ぐため、12時24分に出発する。いったんは縦走路まで下ることとなる。12時27分に「山257」のコンクリート杭を通り、12時30分に縦走路との合流点へ着いた。ここから縦走路を「銚子岳」へ向かう。樹林の中を進むと、下りとなり、12時38分に「縦走路」の看板がある。さらに下って、12時42分に「山280」のコンクリート杭があり、ここから銚子岳が見える。そして、12時46分に鞍部を通過する。ここから登りとなり、12時49分にいったん樹林を抜けて、草原となるが、すぐに樹林へ入る。12時58分に「山296」のコンクリート杭を通過すると、すぐの12時59分にピークへ着く。治田峠と銚子岳の分岐点である。「治田峠、竜ヶ岳」の看板があり、銚子岳は左という看板が木につけてある。反対に右は治田峠という看板が他の木につけてある。ここから左へ、ほぼ平坦地を進むと、13時02分に「山」のコンクリート杭がある。番号は不明である。そして、13時04分に「銚子岳(1,019m)」の頂上についた。三角点と頂上を示す銚子ヶ岳の立て看板があるだけである。登山者は1人もいない。見晴らしは樹林に遮られて全くよくない。すこし先へ下ると北の方角(藤原岳、御池岳方面)が見える。あまりゆっくりもしていられないので、13時13分に下山にかかる。13時16分に「山」のコンクリート杭を通過し、13時17分に「治田峠」との分岐点に着いた。ここから急な下りとなり、13時18分に「山296」のコンクリート杭を過ぎ、13時24分に鞍部となる。ここから登りに転じ、13時28分に「山280」のコンクリート杭を通過し、13時32分に「縦走路」の立て看板を過ぎると、13時41分には「静ヶ岳」の登り口に着いた。平坦地を進んで下ると、13時43分には右手に池があり、13時45分にコブを越え、13時48分に鞍部があり、13時49分には「竜ヶ岳 イセ愛山会 H4.11.9」の小さな看板がある。これから登りとなり、13時58分に「縦走路」の立て看板を過ぎると、14時00分に「やせ尾根」がある。これを過ぎると笹の中の道をトラバース気味に進んで、14時05分には「裏道登山道」へ出る。「右 竜ヶ岳、左 宇賀渓バス停」となっている。また、「登山道整理番号13」の標識もある。ここを右へ進んで、緩やかに登り、尾根を越えると、竜ヶ岳が見え、笹の中の急坂を登って、14時18分に「竜ヶ岳」まで戻った。もう14時というのに、1人登山者がいて、もう2人の登山者が登ってきた。14時34分に下山し、14時37分に「登山道整理番号10」の標識を過ぎて、14時40分に稜線からの下り口へ着いた。あとは一目散に下る。14時42分「登山道整理番号9」、14時44分「登山道整理番号8」と下って、14時46分に「重ね岩(830m)」の展望台へ着いた。さきを急ぎ、14時48分に竜ヶ岳の看板を過ぎ、すぐに「登山道整理番号7」があり、14時49分に「登山道整理番号6」、14時51分に「登山道整理番号5」と「竜ヶ岳」の看板を通過し、14時53分に「登山道整理番号4」と「石くれ峠、竜ヶ岳」の看板を過ぎる。そして、14時54分に「登山道整理番号4」の標識を過ぎ、14時58分に「クサリ場」を越えると、15時00分に「登山道整理番号1」があり、15時01分に車へと戻った。帰宅は、17時30分であった。