俱留尊山(1038m) |
所在地 三重県 |
平成15年8月6日(水)、平成15年9月23日(火・秋分の日) |
グループ |
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028倶 留 尊 山(1,038m)
平成15年8月6日(水)
立山の疲れが残っていたが、せっかくの休みなので、東海の百山シリーズで、三重県の「倶留尊山」へ行くこととした。午前3時30分に起床し、そのまま車に飛び乗った。東桑名ICから名阪自動車道に乗り、国道25号を西進し、上野ICで下りる。名張市から美杉村へ入る。「中太郎生」集落から標識に従って、右折し、池の平へ登る。標識がいくつもあるので、迷うことはないが、西浦峠への入り口がわからなかった。表示通りに進むと、結局、亀山峠のほうへ行ってしまう。肝心の「西浦峠」への登り口を示す看板がないのだ。早朝では聞く人もないが、結局、地元の人に聞いてわかった。国立曽爾少年自然の家の「60」という立て看板のある場所から、右手の杉林へ入ることになる。入り口に金網のゲートがあるので、私有地で入れないのかと思ってしまう。この倶留尊山は全山私有地で入山料がいるとの情報があったので、なおさらである。こちらからは入れないのか?と思った。しかし、「ご迷惑をおかけします。閉めてください。」との表示がある。つまり、「入ってはいけない。」ということではないのだ。この入り口の交差点(三叉路)に1台分の空き地があるので、駐車して準備をし、7時08分に金網ゲートを開けて入り、
閉めてから林道を歩いた。70~80mも歩くと、「西浦峠」の看板があり、林道から左へ分岐して登る山道がある。7時10分に左折した。国立曽爾少年自然の家の「14」という立て看板がある。曽爾少年自然の家がハイキングコースか何かの表示のために立てたのであろう。よく手入れされた美林の中を登山道は登っている。7時17分にいったん林道へ出て、これを横断する。ここには国立性根自然の家の「51」という立て看板がある。さらに「西浦峠」、「中太郎生バス停」、「池の平、亀山峠」という看板がある。登山道を
登って行くと、7時22分には「西浦峠、起点七曲」という看板に出る。ここから七曲というらしい。道はジグザグに登っており、7つのカーブがあるのかと思って、カーブの数を数えて登る。7時26分に7つ目のカーブに着いたが、さらにカーブは続いている。そして、14つ目のカーブを過ぎると、わずかの直登で、7時41分に「西浦峠」に着いた。
つまり、14の曲がりがあるということだ。ジグザグに登るのであるから、V字を横にした1文字分を1曲がりと数えるとちょうど「七曲」となる。自分ではそう納得した。さて、この西浦峠は乗り越しの尾根であり、立派な新しい標識が立ててある。左は「倶留尊山50分、東海自然歩道(亀山峠)80分」、手前は「東海自然歩道(清水平)20分、中太郎生バス停50分」、直進は「田神渓谷80分、飯垣内(はがいと)バス停110分」となっている。ここで左折して、倶留尊山を目指す。水蒸気の立ちこめる美林に木漏れ日が入り、幻想的できれいな風景である。7時46分にピークへ達した。この付近から登山道の周りに笹が出てくる。7時48分には「倶留尊山、三ツ岩」の看板を過ぎる。このあたりも美林で木漏れ日が美しい。7時51分に尾根に出る。このあたりから美林から雑木林に変わる。7時53分に「三ツ岩(897m)」の看板を通過し、7時55分に尾根からの下り口に着く。ここには国立曽爾少年自然の家の「4」という立て看板がある。また、「倶留尊山、私有地のため入山料要」の看板もある。ここで右へ曲がって、鞍部へ急降下する。その途中で、眼前に倶留尊山がでんと構えているのが見える。左側は岩壁で切れたっており、右側はなだらかな山容である。7時58分に鞍部に下り立つ。登山道の周囲は雑木林と笹原になる。急な坂を一息登ると、「この先日本ボソ山、クロソ山は入山料がいります。柳原林業(株)」という大きな看板がある。8時21分には入山料徴収小屋に着いた。こんな小屋まで建てて500円(中学生以下300円)の入山料を取っているのかと感心する。しかし、ハイシーズンには1日に5,000人も入山するというから、2,500,000円となる??すごい。しかし、今日は、小屋は閉まっており、ポストに似た料金入れの箱には、「入山料は日本ボソでお支払いください。」と書いてある。この小屋をくぐり、8時24分には「倶留尊山」頂上(1,038m)に着いた。山頂には誰もいないが、「日本三百名山、倶留尊山、1,038m」の看板がいくつもある。ガスがかかり、あまり展望はよくない。露で衣服も濡れていたので、たいした休憩もせず、8時32分には下山した。8時34分に管理小屋を通り、8時40分には入山料の看板の場所を通過した。8時48分に鞍部に達し、8時52分には尾根に出た。8時52分に「三ツ岩」を過ぎ、8時56分には西浦峠への尾根からの下り口に着いた。ここから美林に入る。8時57分に「倶留尊山、三ツ岩→」の看板を通過し、8時59分にピークを乗り越え、9時01分に「西浦峠」に着いた。国立曽爾少年自然の家の「11」という立て看板がある。9時09分に7つ目のカーブを過ぎ、9時12分に七曲の起点を通り、9時14分に林道を横断する。9時18分に林道へ出て、9時20分に車に着いた。
今度は亀山峠から「二本ボソ」まで登ろうと、車で亀山峠へ向かった。こちらは案内がしっかりしており、難なく亀山峠の登山口に着いた。「中太郎生3.0Km」、「亀山峠0.9Km、お亀池1.4km」、「太郎路4.8Km」東海自然歩道、三重県という立て看板のところから、9時34分に登り始める。車は2~3台おける広場がある。こちらも美林の中の登山道で、石畳になっている。9時38分には石畳がなくなったと思ったら、9時39分には今度は石の階段道となった。9時44分に「亀山峠0.2Km」、「倶留尊山1.7Km0:20、太郎路4.1Km1:20」、「池の平1.2Km0:20、中太郎生バス停3.5Km0:55」という立て看板に着いたが、距離はともかく所要時間がめちゃくちゃじゃないかと思った。9時51分に三重県と奈良県の県境の看板を通過した。奈良県に入ると、木の階段になった。道はジグザグに登って行く。9時58分に亀山峠に着いた。ここは奈良県曽爾高原にある「少年自然の家」から登ってくる客が圧倒的に多いのであろう。先生と子供達が多く、歓声が聞こえてきた。ここには「日本ボソ0.8Km」「倶留尊山山頂1.5Km」「西浦峠」「亀山山頂0.4Km」「後古光山山頂2.4Km」「古光山山頂3.2Km」「亀山峠」「曽爾高原(お亀池)1.0Km」「曽爾高原ファームガーデン2.8Km」「太郎路バス停(トイレ)4.5Km」「太郎生、美杉」というにぎやかな看板がある。ここを10時00分に出発し、まずは亀山へ向かった。10時15分に亀山峠まで引き返し、今度は反対側の「二本ボソ」へ向かった。奈良県側(左側)は一面のススキの原、三重県側(右側)は植林地の尾根を登って行く。日陰がなくて、日差しが出てきてすごく暑い。この途中で靴の底がとれてしまった。接着剤がはがれたようだ。やむなく、そのままびっこで登った。10時31分に「亀山山頂0.9Km」「曽爾高原、お亀池1.5Km」「二本ボソ0.3Km」「倶留尊山山頂1.0km」の看板の場所に着いた。ここから雑木林の中へ入り、10時40分に「二本ボソ」に着いた。こちらにも入山料徴収の小屋があり、ポストのような入山料を入れる箱がある。これをくぐって二本ボソの頂上へ出ることになる。曇りの天気で展望はあまり望めなかった。「イワシの口」というとがった岩の先へ下りて見ると、眼下に「池の平」が広がっていた。10時46分に下山にかかり、10時51分に二本ボソ0.3Kmの看板を通過し、11時01分に亀山峠へ戻った。11時03分に出発し、11時06分に県境を通過、11時10分には亀山峠0.2Kmの看板を通過し、11時14分に石畳の道に出て、11時18分に車へ戻った。
028倶 留 尊 山(1,098m)
平成15年9月23日(火・秋分の日)晴れ
前回のときは、曽爾高原のススキの穂がまだ出ていなかったので、再度の訪問となった。今回は、登山道の周囲の草が刈り取られ、歩きやすくなった。そして、ススキの穂も出ていたが、まだ、穂が色づくには早かった。6時00分に岐阜を出発し、東名阪、国道25号、368号経由で、美杉村へ入る。中太郎生集落の信号機から右折し、池の平高原へ。東海自然歩道の標識に従って進み、「くろそ山荘」を左に見て行くと、そのすこし先に東海自然歩道の標識があり、亀山峠への石畳の道の入口がある。入口に3台ほど、その0mくらい手前にも3台ほどの駐車スペースがある。また、くろそ山荘の手前100mくらいに公衆トイレがあり、その近くに土産物店(休日営業?)もある。東海自然歩道の入口に車を止め、9時13分に出発する。9時26分に「亀山峠0.2km」の看板のところに着く。9時33分に県境を通過し、9時43分に亀山峠に着いた。ススキの原はきれいであるが、穂が色づくには早いようだ。登山道の周囲はきれいに草刈りがしてあった。まだ、見頃には早いが多くの登山者が来ていた。奈良県側からの登山者が圧倒的に多い。しばらく休憩し、他の登山者らとともに、「二本ボソ」へ向けて、9時53分に出発した。10時15分に「二本ボソ0.3km」の看板のところを通り、入山料500円を支払って、10時25分に「二本ボソ」(980m?)に着いた。「イワシの口」へ下りてみた。断崖絶壁である。眼下の「池の平高原」がきれいだ。10時31分に出発して、倶留尊山を目指す。いったん大きく下って、登り返すことになる。この下りも登りも急坂で、ロープが取り付けてある。10時39分に鞍部を通過し、10時55分に「倶留尊山」頂上に着いた。ここで大宴会となった。後から登山者が次々と登ってくる。通過して、反対側へくだる人もいるようだ。倶留尊山は展望はそんなによくない。まだ、二本ボソの方がいいだろう。下山は12時01分であった。12時15分に鞍部を通る。12時25分に二本ボソに着いた。ここでも多くの登山者が休憩していた。そのまま通過し、12時43分に亀山峠に着いた。同行者が足の痛みを訴えたので休憩した。12時50分に出発し、12時55分に県境を通過し、13時00分に「亀山峠0.2km」の看板を通る。途中で13時03分から13時06分まで足の痛みのため休憩し、13時12分に駐車場に着いた。