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西穂独標(2701m)

所在地 岐阜県上宝村
 
平成14年8月10日(土)晴れ
 
グループ
025西 穂 高 岳(2,909m)
 
                        平成14年8月10日(土)晴れ
 
 新穂高ロープウエーの始発は、6時であった。5時と思いこんでいたのに、おかげで1時間待つことを余儀なくされた。それでもすでに50人ほど待っていた。乗り残しがあれば、ピストン輸送するということで、我々は第1ロープウエーは2番目で、かろうじて第2ロープウエーの1番に乗ることができた。さて、6時50分に第2ロープウエーの西穂高口駅の千石園地を出発した。6時55分には千石園地の端の「これより登山道(登山装備のない人は入ってはいけません。)」という標識に従い、登山道へと突入した。はじめは平坦なわずかにアップダウンの道が続く。7時01分にはコンクリートブロック製の小屋に着いた。避難小屋かと思ったがそうでもないらしい。7時09分には「西穂高口駅まで約30分」という看板の場所に着いた。このあたりから登り一辺倒となる。樹林帯をひたすら登る。やがて山荘が近くなると、エンジン音が聞こえ出す。7時39分に西穂高山荘に着いた。多くの登山者がくつろいでいた。ここで朝食をとり、休憩の後、7時58分に出発した。ここからは樹林帯は抜けたようだが、がれ場の登りが続く。大きな岩もあって、登りにくい道だ。途中のピークで8時37分から42分まで休憩し、危険な岩場を過ぎて、8時51分に「独標」に到着した。小休止の後、8時57分に「独標」を出発。ここから先は想像を絶するような岩場が続く。ガスが出てきて周囲が見えないのが幸いか。とにかく緊張の連続で一歩踏み外したら真っ逆様で命がない。慎重に足を運んで、9時17分に「ピラミッドピーク」に着いた。前方に目指す西穂高岳がガスの切れ間からのぞいていた。9時24分にここを出発。相変わらず、危険な岩場の連続だ。へっぴり腰でゆっくり慎重に進んで、最大の難所と思われる鎖もなにもない急な岩場を越えると、西穂高岳に到着だ。時刻は10時06分であった。ロープウエーの駅から3時間16分の道のりだ。昼食をとり、記念写真を撮って、10時45分に下山にかかる。11時18分に「ピラミッドピーク」を通過したが、登り下りの登山者が増え、時間がかかる。11時40分に「独標」に着いた。ここからさらに登山者が増え、12時22分にやっと西穂高岳山荘についた。ここまで来るとガスも晴れ、上高地をはさんだ向かいの山がよく見える。休憩の後、12時46分に出発。13時06分に「西穂高口駅まで約30分」の看板を通過し、13時14分にコンクリートブロック小屋を過ぎて、13時21分に千石園地の端に着いた。ここにも小屋がある。多くの観光客でごったがえす千石園地をすり抜けて、13時24分にロープウエーの西穂高口駅についた。あとはロープウエーを乗り継いで下山した。下山後、温泉に入り、栃尾温泉の露天風呂で野宿した。明日の乗鞍登山に備えるためだ。