天然公園(1580m) |
所在地 岐阜県中津川市 |
平成15年9月14日(日)晴れ |
グループ |
|
019田立の滝・天然公園(1,590m)
平成15年9月14日(日)晴れ
今日は、ダブル登山だ。まずは、飯田市の「風越山」へ登り、帰りにこの「田立の滝」へ来た。飯田市から主要地方道飯田南木曽線(大平街道)で、飯田峠、大平峠と越えて、国道156号へ出る。この大平街道は紅葉の季節にはきれいと思われる。飯田市大平地区は山間にひっそりと佇む集落だ。今日は、キャンパーとかでにぎわっていた。冬は大変なのではないかといらぬ心配をしてみる。「中央アルプス摺古木山縦走路入口」という看板があり、興味をひいた。さて、国道256号へ出て、妻籠宿を通り、国道19号へ出る。中津川方面へ少し戻ると、田立の滝入口の道路標識がある。ここで国道19号から右折し、あとは、田立の滝の案内看板に導かれて、集落内を抜け、田立の滝オートキャンプ場へ来る。さらに案内板に従って、粒栗駐車場に着いた。しかし、この時間、駐車場は満杯であった。軽自動車で来たことが幸いし、なんとか隅に駐車できた。滝群を抜け、天然公園まで行くつもりで、早速、12時58分に出発する。登山というより、滝巡りのハイキングだ。多くの登山者の列に入り、13時07分に「粒栗駐車場0.4km、天河滝2.3km」の看板を通過する。13時08分に「しし岩」を通過し、樹林の中の遊歩道を登っていき、13時21分に「天然公園7.1km、天河滝1.5km」の看板を過ぎる。13時24分に「不動岩の展望」地、「天河滝0.5km」地点に着いた。この不動岩の展望は、下の渓谷ばかり見ていたが、実は上を見ないといけないのではなかったか。上に不動岩の絶壁があるのではないかと後で気づいた。ここを過ぎると、13時32分に「螺旋滝、天河滝」の分岐がある。螺旋滝だけは、遊歩道から下へ下りなければならない。下りる人は少ないが、せっかくだから下りてみる。13時35分に滝へ着いたが、やっぱり人は1人もいない。写真を撮って、13時36分に引き返す。13時39分に遊歩道まで戻った。13時40分に吊り橋を渡る。すると、すぐの13時40分に「洗心滝」がある。そして、13時45分に「霧ヶ滝」に着いた。看板を見るまで、これが「天河滝」かと思ったが、違っていた。ここから見ると2段の滝のように見えるが、この「洗心滝」の上が「天河滝」のようだ。13時51分に待望の「天河滝」に着いた。思ったより、たいしたことなくて、がっかりした。また、この先、滝が連続すると書いてあるが、それにも幻滅した。ちっとも「すごく」ないのだ。そんなことを思いながら、13時57分に「天然公園3.5km」の看板を過ぎ、14時00分には「天河つり橋」を渡る。14時02分に吊り橋を渡って、「不動滝」を通り、木製の階段を登る。14時04分に「ちどり桟橋」を通り、14時05分に「龍ヶ瀬」を通過すると、14時08分には「雲上橋」に着いた。「不動滝展望台上り口」という看板もあるので、この右へ曲がって、この「雲上滝」を渡ると、不動滝の展望台へ行くようだ。自分は、このまままっすぐに沢の右岸を登っていく。14時10分に「そうめん滝」、14時15分に「箱渕」を通過し、14時17分に「天然公園2.65km」の看板を通り、14時25分に林道へ出た。林道には「天然公園」「不動岩」の看板がある。左の「天然公園」へと林道を進む。14時28分に左への分岐があり、「天然公園2.0km」の看板がある。看板に従って右へと進む。もう人はいないかと思ったが、帰ってくる人と結構すれ違う。つまらない林道を2.5kmも歩いて、天然公園にはいったい何があるのか。林道歩きを満足させるものがあるのか。「天然公園」とはいったい?そんな思いでつらい林道歩きをこなす。これだけ整備しているのなら、車で入らせればいいではないか。しかし、多くの車が入ると、自然破壊や林道管理の問題もあって、通行止めにしているのであろう。14時49分にやっと林道の終点に着いた。「天然公園入口」の消えかけた看板があり、ここから笹の中の登山道へ入る。14時56分に避難小屋と天然公園との分岐点に着いた。こんなところにも避難小屋があるのか。「天然公園0.24km」の看板もある。やっと、15時00分に天然公園に到着した。木道の遊歩道は、「天然公園内遊歩道」と「アルプス展望台、柿其渓谷」とに分かれている。ここには湿原があるだけなので、とにかくアルプス展望台まで行ってみようと右へ道をとる。湿原の脇の木道をとおり、林を抜けると、15時02分アルプス展望台に着いた。「天然公園1590m」の看板と壊れかけた木製の展望台がある。写真を撮り、展望台に登ってアルプスを眺めるも、確認できるのは御岳ぐらいだ。もう、時刻も遅いので15時06分に下山にかかった。ここから柿其渓谷へ下りられるということは、この天然公園に登るのなら、柿其渓谷からの方がいいのではないかと思った。また、反対の天然公園内遊歩道へ行くと、岐阜県側からの登り口が合流しているらしい。とういうことは、岐阜県側たぶん夕森公園へ下りられるということだ。そちらから登るのもよい。とにかくあの林道歩きがうんざりである。その割に得るものがすくない。「天然公園」にはなにがあるのかと思ったが、結局わずかな湿原と展望台だけではないか。これなら、2.5kmあまりの林道をあるく価値がないと思う。実際、帰り道でそうした話を聞いた。「天然公園には何もない。」って。さて、下山を急いで、15時08分に天然公園の入口を通過し、15時11分に避難小屋との分岐を過ぎる。15時15分に林道終点へ出た。ひたすら林道を歩いた。途中で、靴の底がはがれてきたので、ビニールテープで補強して歩き、15時32分に「天然公園2.0Km」の分岐を通過し、15時35分に「滝下り口」まで戻った。ここで、天然公園への登りで、最後にすれ違った家族連れが休憩していた。ここから滝への道に入らず、さらに林道を歩いて、不動岩から滝へ下りようとした。林道を歩き、15時39分にトンネルを抜けて、15時42分に不動岩の下り口に着いた。林道に「天然公園」の看板がある。大きな木につけてある「不動岩展望台」への看板は半分とれてしまっている。そのため確認はできないが、間違いないだろう。林道から分岐してすぐの15時45分に「不動岩」展望台に着いた。なるほど、すごい断崖絶壁だ。そっとのぞき込むだけでこわくなるほどだ。ここから急降下すると、15時50分に見覚えのある「雲上橋」に出た。ここで滝道と合流するのだ。あとは、往路を下るのみ。15時53分に「龍ヶ瀬」、15時55分に不動滝の吊り橋と、天河つり橋を越え、15時58分に「天然公園3.5km」の看板を過ぎる。16時01分に「天河滝」、16時04分に「霧ヶ滝」を過ぎ、16時08分に「螺旋滝」への分岐を通過し、先行者をどんどん追い越しながら、16時15分に「天然公園7.1km、天河滝1.5km」の看板を通過する。16時24分に「しし岩」と「天河滝2.3km、粒栗駐車場0.4km」の看板を過ぎ、16時27分に「八ツ瀬」の看板を過ぎると、16時29分に駐車場に着いた。これからが大変であった。急いで出発し、国道19号へでたら、すごい渋滞である。それで、Uターンして、また田立の滝の方へ戻り、木曽川の右岸側の県道で坂下町まで来る。そして、国道19号に乗ったら、スムーズに流れた。ところが、中津川インターへ入ろうとしたが、インターへ流入する車が渋滞の列になっており、高速を諦めて、一般道を変えることにした。国道19号をさけて、広域農道を走り、恵那インターまで来た。中央高速は、瑞浪〜土岐間が3kmの渋滞との情報であったので、恵那市から国道19号へ入ったが、これが大渋滞。のろのろ進み、瑞浪市では旧道を走って、なんとか土岐インター入口で国道21号へ乗った。国道21号は渋滞無しで普通に走れた。それにしても国道19号の迂回路はないのか、旧中山道を走るのがよいのか。これからのこともあるし、旧中山道を走ってみる要ありと感じた。帰宅は、19時30分であった。