014明 神 山(1,016m)
平成15年4月11日(金)曇り
この山の報告をする前に、失敗談をひとつ。家を出るときは、愛知県富山村の八岳山と日本ヶ塚山の2山を登るつもりであった。5時45分に家を出発。関市から美濃加茂市、御嵩町と通過して、7時06分土岐市の国道19号線に乗る。そして、瑞浪市から国道19号線を離れ、山岡町を経て、岩村町で国道257号線に乗り、、上矢作町を通過し、7時54分に稲武町へ到着。国道153号線を横切り、設楽町まで南下、ここで左折し国道473号線で、東栄町を経て、一旦、静岡県の佐久間町へ入り、さらに県道1号で富山村を目指した。ところが佐久間ダムの堰堤上をとおり、愛知県へ入ったところで、時間規制にかかった。午前9時から12時まで、13時から16時30分までが通行止めとなっている。現場へ着いたのが9時15分で通してもらえない。もっと手前の方で通行止めの表示をしてほしいと注文をつけたら、2カ所についていると言われた。戻って確認すると確かにあったが、路肩にあるだけでは目に付きにくい。同じ場所に電光表示板があり、それには「通行注意」となっていた。この電光表示板は確かに確認したのであるが、その下に置いてあった通行規制の看板は見落とした訳である。もう1つは佐久間ダムの堰堤を渡った最初のトンネルの入口にあった。静岡県から愛知県に入ったところだ。これも目に付きにくいところだ。掲示の方法を考えてもらいたいと思う。さて、そんな訳で、富山村へ入るにはすごい遠回りを強いられるので、富山村の2山をあきらめて、明神山に変更したという訳だ。国道473号でなく、県道1号で東栄町まで戻り、国道151号で南から北上し、岡本トンネルの手前にある「明神山」の標識によって、左折する。さすがに愛知県である。こうした看板が整備されているのはありがたい。岐阜県とは大違いである。さて、左折すると、すぐに旧道のトンネルがあり、その脇に「明神山の登山案内図」の大きな看板がある。それに従って、道なりに進むと、集落を通り越し、舗装路が未舗装に変わり、すぐに「明神山登山口」の大きな看板がある。道もこの先で行き止まりとなっている。駐車場はない。路肩に1台なら駐車できる。集落の一番奥のところに明神山の看板があり、3台くらいの駐車場があったので、そこに止めるのがいいだろう。さて、10時04分に出発する。登山道は谷を渡り、支流の沢の左岸に沿って、植林地の中を登っている。10時13分には右手に大きな岩を見る。10時20分には「明神山頂」の看板を通過する。ここには「大岩展望してもタバコのポイ捨てはメッ!」という看板もある。さらに登ると、10時23分には「明神山頂」の看板があり、ここで登山道は左岸から右岸へ渡るが源頭らしくてもう沢に水はない。尾根が近くなり、10時30分に尾根上の鞍部に着いた。ここは2合目との看板表示がある。また、「明神山頂」、「三ツ瀬南登山口」「三ツ瀬峠、登山口から1100m、頂上へ2000m」という看板もある。ここで右を見ると、すごい岸壁が立ちはだかっている。「えっ、これを登るの?」という感じであるが、岸壁の右側を巻いて登山道が続いている。いままでとうってかわってものすごい急登である。鎖場がある。これを登り切ると「3合目」である。10時40分に看板があった。ここに「登山口より1250m、頂上まで1850m」の表示がある。10時42分に「明神山頂」の看板をすぎると、鉄はしごがある。10時44分には、また「明神山頂」の看板がある。こうした看板があるのはありがたい。急登を登り切ると、坂は緩やかになり、尾根上を登る感じだ。右手前方には目指す明神山が見えてくる。10時47分には「ここからドウダンツツジ群生地、見るだけですヨ!」という看板がある。やせ尾根を登って行く。10時57分には「シャクナゲ群生地、ここで咲くのが私の願い」という看板がある。なかなか粋な看板だ。さらにやせ尾根は続き、10時59分には「5合目」に到着した。「登山口より1900m、頂上まで1200m」の表示がある。そして11時03分に「6合目」に着いた。ここは「乳岩登山口」からの登山道が合流している。「明神山頂1Km、乳岩登山口3.5Km」「6合目、標高912m」という看板がある。ここから一旦下るが、登山道の両脇に笹が現れ、目指す明神山の稜線が見える。11時09分には「明神山頂」の看板があり、すぐそばの大岩に鎖がついている。岩の上には「こちらきらりさわやか青春の明神7合目」との看板がある。さらに鎖の岩綾を登り、11時19分に「8合目、有名な馬の背岩があるよ」の看板に着く。鉄はしごで馬の背岩の上に出る。眼下に見えるのは宝来湖であろうか。ここを通過すると、11時23分には「9合目、あと150m」の看板がある。さらに岩綾地帯を登り、11時29分に頂上に着いた。「山頂より三ツ瀬の里へ明神より愛をこめて」という看板がある。トイレと2階建ての展望台がある。展望台の上で展望を楽しみながら昼食とした。11時56分に下山にかかる。12時00分に「9合目」、12時03分に「8合目」、12時10分に「7合目」と通過して、12時17分に「6合目」の登山道分岐点に着いた。12時20分に「5合目」を過ぎ、12時27分に「ドウダンツツジ」の看板を通過し、12時30分に「3合目」を過ぎた。12時53分に車へ戻った。これからどこかの山へ登ることを考え、地図とミラめっこして、豊橋の「葦毛湿原」から登る「神石山」と「座談山」に決めた。