鈴北岳(1182m) |
所在地 三重県 |
平成13年10月20日( ) |
グループ |
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007 御 池 岳(1,247m)
ボタンブチ(1,194m)
鈴 北 岳(1,182m)
鈴 ヶ 岳(1,130m)
平成13年10月20日(土)快晴
今日は早朝の出発ができなかったので、のんびりと鈴鹿山脈の山をねらって、6時30分に自宅を出発して、大垣市、養老町、上石津町から、一路藤原町を目指す。藤原町内で国道306号に入り、鞍掛峠に向かう。国道306号線へ入るとすぐに道路崩壊のため通行止めという案内看板がある。しかし、登山口となるコグルミ谷までは行けるのかどうか不明である。とにかく行くしかないと思って、登って行くと、あと200mでコグルミ谷登山口の立て看板があり、「コグルミ谷登山口付近には、駐車場がない。」との表示があり、右側に車10台くらいが駐車できる広場がある。それで、ここに駐車する。時刻は8時であった。早速準備をして、8時12分に出発する。8時16分に御池岳登山口の看板があり、コグルミ谷入り口と書いてある。登山届のボックスもある。ここからコグルミ谷の左岸沿いの道を登って行く。8時22分には谷を渡って、右岸へ移り、またすぐ8時23分に左岸へ移る。そして、8時28分には「鈴北岳」への分岐がある。タテ谷の表示も木につけてある。直進は「御池岳、白船峠」となっている。さらに谷沿いに登っていくと、8時31分には谷を左岸から右岸へ渡る。8時33分には道は谷の中へ入り、8時34分には右岸側に道が現れるが、またすぐに谷の中に没する。8時39分には左岸側にある大きな木に「ホオノキ」という看板がつけてある。ここから左岸側に道が出てくる。すぐに右から涸れ谷が流入している。間違えてこの谷へ迷い込まないように、この谷を横断してコグルミ谷本谷を遡行する。8時44分にコグルミ本谷を左岸から右岸へと渡ると、8時47分に右岸側を少し上がったところにある「長命水」がある。ベンチもあり、休憩するには好適地であろう。この長命水を左手に見て、道はコグルミ谷沿いに登っている。「伊勢幹線 NO.L201 火の用心」と書いた鉄の立て看板がある。8時49分にはコグルミ谷を右岸から左岸へ渡り、8時51分には右手から流入する涸れ谷を横断して、コグルミ谷の中を登る。8時53分には谷の中の木に「御池岳」の看板がついており、矢印は左を指しているので、右岸側へ行くと、道は谷を離れて、山腹を巻いている。右手山で進み、やがて道がジグザグに尾根を目指して急登するようになると、尾根は近い。9時04分に尾根上へ出た。看板があり、「カタクリ峠、右 御池岳、左 藤原岳 白船峠」と書いてある。また、「昔の炭焼人は、ここを天が平と呼んでいた」という解説もある。案内表示に従って、尾根を右へ進む。すると、9時11分には「御池岳」の看板が木につけてある。この先、右山で山腹を横切り、9時11分に小さな沢を渡る。水が流れている。さらに山腹を巻いて、9時20分に尾根を越える。すると前方に「御池岳」の山塊が見え出す。ここから山腹を下り気味に進むと、やがて、9時23分に谷筋へ下り立つ。看板があり、これが真の谷であることがわかる。三岐鉄道が開設60周年記念で設置した看板である。「手前 コグルミ谷、左 真の谷、右 御池岳、鈴北岳」となっている。また、「コグルミ谷」を示す、東海高校ワンゲル同好会の立て看板もある。さらに鈴鹿国定公園協会の「真の谷」と書いた看板もある。さてここから真の谷に沿って右手へ登っていく。9時27分には道は谷の中へ没するので、谷の中を登っていくと、9時27分に鈴北岳との分岐点に着いた。「手前 コグルミ谷、真の谷、右(直進) 鈴北岳、左 御池岳」という三岐鉄道の看板がある。他に「丸山(御池岳最高)(約25分)、奥の平(約35分)、ボタンブチ(約40分)」という桑名吟嶺会の看板がある。さらに「丸山」という看板も木についている。ここで、左へ曲がり小さな沢に沿って登っていく。9時32分に「御池岳」の看板が、9時42分に「丸山」の看板が木につけてあるところを通過する。9時50分にボタンブチとの分岐点となる稜線上に着いた。「左 ボタンブチ、奥の平、右(直進) 丸山、御池岳」という看板がある。直進すると、急に背丈ほどの笹の道となり、これを越えると石のごつごつした場所に出て、右手のピークを目指すとこれが御池岳であった。9時53分に御池岳頂上(1247m)へ着いた。写真を撮り、10時01分に出発して、ボタンブチへと向かった。いったん下って、先ほどの三叉路へ10時02分に着いて、右へ進む。10時04分にピークを越え、10時05分にもう1つのピークを越え、ここから右手の方へ下ると、いきなり背丈を越える笹の中へ道が入っている。笹のトンネルをくぐって進むと、10時13分、笹の中にある「ボタンブチ」の看板を過ぎると、笹の上へ上半身が出て、見通しが利くようになる。そして、10時13分にボタンブチ(1194m)へ着いた。ここから急に切り立った崖になっており、すばらしい展望である。紅葉には早いが、紅葉が進めば本当に感動する景色であろうと思う。すぐの10時15分に引き返し、10時16分に「ボタンブチ」の看板をすぎ、10時26分にピークを越える。10時30分に稜線から下る分岐点についた。ここで、左へ登り、再度、御池岳の頂上へ10時33分に到着した。そのまま、鈴北岳の方面へ下る。10時42分にピークを過ぎ、10時48分に「御池岳」の看板が木につけてある場所を通り、さらに下って、10時50分に合流点へ着く。「手前 御池岳、右 コグルミ谷、真の谷、左 鈴北岳」という三岐鉄道の看板がある。ここで、左へ曲がって進むと、10時57分に「御池」がある。このあたりからそれまでの雑木林を抜け、膝下くらいの草原へと変わる。10時59分には立て看板があり、「白瀬峠 鈴北岳、右 鈴北岳(雑路)」と書いてある。このあたり高原台地状になっており、すごいワラビである。草原の中をさらに進むと、11時04分に分岐点に着く。ここに「真の谷、鈴北岳、天池、日本庭園」という立て看板がある。右(直進)へ進んで、11時10分に鈴北岳頂上へ着いた。ここで昼食とした。11時42分に出発し、鈴ヶ岳を目指す。鈴ヶ岳から御池谷へ下って、国道306号線で鞍掛峠を越えて、コグルミ谷の登山口へ戻るのもよいと考えた。さて、道は背丈を越える笹の中へ突入し、これを抜けると、いったん背丈以下の笹原になるが、また、道は背の高い笹と雑木に覆われる。11時47分に鞍部を過ぎ、11時56分にピークがあり、ここで右へ90度曲がって、下って行くと、木々の間から前方に鈴ヶ岳っの頂が見えるが、道は、思ったよりしたまで下っている。
12時09分にやっと「鈴ヶ岳と御池谷、国道306号線」との分岐点に着いた。
ここで、180度、左へ曲がって小さな沢沿いに登ると、鈴ヶ岳からのびる稜線上へ出て、右へ曲がって登り、12時27分に鈴ヶ岳(1130m)の頂上へ着いた。写真を撮って、12時35分に下山にかかる。国道306号線から御池谷を登ってきた登山者に聞いたところ、御池谷からの道は相当な悪路だというので、鈴北岳まで戻って、タテ谷を下ることとした。12時42分に稜線の鞍部へ着き、道はここから左へ曲がって下っているが、ここから道を離れて、そのまままっすぐ稜線上を進み、12時49分に登山道へ合流した。12時53分にはピークに着き、左へ90度曲がって、12時56分に鞍部を過ぎる。13時03分に鈴北岳へ戻った。先ほどは7人ほど人がいたが、いまは誰もいない。写真を撮って、
13時07分に下る。鞍掛峠の方へ下り、13時09分に立て看板のある分岐点へ着く。しかし、杭のみで案内表示ははずれてしまっている。それでも、鞍掛峠への道とタテ谷をコグルミ谷へ下る道との分岐であることがわかる。ここで右折して、直下のタテ谷の源頭に下り立つ。タテ谷に沿って下ると、13時16分に
「鈴北岳」の看板(柿色で昭和62年3月29日、桑部親子自然教室)が木につけてある場所を通過する。親子自然教室でこんな険しい道を登ってきたのかと思う。さらに下って、13時25分には「鈴北岳」の看板が釘で木につけてある場所を通過する。13時42分には谷を左岸から右岸へ渡り、右手山で山腹を巻いて下る。そして、ジグザグに下って、道は踏み跡程度になるが、慎重に目印を拾いながら、14時05分には平らな所へ着いた。ここで迷って尾根上を進んでしまい、14時11分に引き返す。平らなところまで戻り、目印を探して下る。14時16分に涸れ谷を渡り、その先の小谷を下ると、やっと、14時21分にコグルミ谷添いの御池岳への登山道へ合流する。「タテ谷」の看板も木につけてある。ここからは今朝ほど登った道を下るのみだ。14時27分に左岸から右岸へ渡り、すぐに左岸へと渡り返して、14時32分に登山口へ出た。登山口にも車は2台位止められる。車道を歩いて、14時38分に車へ戻った。帰宅は16時10分であった。