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九州百名山完登記録
阿蘇山(高岳) 1,592m
九重山(久住山)1,791m
祖母山 1,756m
霧島山(韓国岳) 1,700m
開聞岳 924m
平成21年9月18日(金)〜22日(火)
今年は9月にゴールデンウイークに次ぐ5連休があった。シルバーウイークというらしい。この連休を利用して九州百名山5山を登るという計画を立てていた。満を持して5連休の前夜金曜日の仕事を終えてから、車に荷物を積み込んで出発したのであった。高速道路の特別割引(1,000円)のため大渋滞が予想されたが、出発時はまだ連休に入っていないことや、深夜のためか渋滞は少しだけで、大阪圏内を脱出した。名神道から吹田JCTで中国道へ入り、神戸JCTで山陽道へと乗り換える。あとは、ひたすら西へ西へと走り続ける。夜明けのころに関門海峡を越えて、九州に突入した。五島列島へ渡る同行者を長崎港まで送るため、長崎ICで下りて、長崎港まで行く。8時40分にここまで交替で車を運転してくれた同行者を降ろし、一人になって今度は阿蘇山へと向かう。
長崎ICから再び高速に上がって、鳥栖JCTで九州道に乗る。この付近で渋滞にはまった。熊本ICで下りて、国道57号で阿蘇山へ向かうのであるが、これも大渋滞でいらいらする。阿蘇山は山頂近くまで車道が通じているので、そこへの阿蘇パノラマラインと阿蘇町営道路へ向かう車で渋滞していたのである。私は、その道路ではなく、北側の仙酔峡から登る計画であったので、仙酔峡へ向かったのであるが、阿蘇パノラマラインの入口を過ぎると渋滞もなくなった。宮地地区で国道57号から分かれ、仙酔峡を目指して仙酔峡道路を南下した。仙酔峡道路の終点にロープウエーの駅があり、登山者用の駐車場もある。駐車場脇にはトイレと案内所があった。12時40分に駐車場に着いた。予定よりも若干早く着いたのでよかった。早速、準備をして、12時52分に出発した。駐車場の奥のトイレの前の階段を登っていく。すると、12時54分には広場に出た。この広場でロープウエーの下を登っていく登山道(右手の道で、「参道 中岳、高岳」という道標がある。)と、高岳への尾根を登っていく登山道(左手の道で、「参道 高岳」という道標がある。)とに分かれている。はじめは、ロープウエーの下の登山道に入ったが、この登山道は下山に使うことにして、考え直して、登りは、尾根道を登る登山道を登ることにして、12時58分に左手の道へ進んだ。13時02分に尾根へと上がった。あとは、石のごつごつしている尾根道を登っていくだけである。13時15分に「高岳展望台」という案内板の所を通過する。はじめは足元に草が茂っていたが、そのうちに草もなくなり、石ばかりになる。13時27分には、「高岳750m、仙酔峡駐車場」の道標のある場所に着いた。快晴のよい天気で、遮るものはなにもないので、背後の山や駐車場、さらには左手の険しい山など、すばらしい展望である。13時36分には尾根を乗り越し、尾根の左側を右山で登るようになる。そして、13時41分にはまた尾根上の道になる。尾根を直登していくのであるから当然といえば当然なのであるが、それにしても急登の連続である。13時43分には岩にペンキで「中間点」と書いてある場所に着いた。1時間以上経過しているのに、まだ、中間点なのだ。気を取り直して、登るしかない。この先、頭を黄色に塗った木柱や岩のペンキの目印を追いながら、急な岩場を登り、14時37分に高岳と東峰を結ぶ稜線に飛び出した。ここには、「仙酔峡駐車場1570m、高岳220m、高岳東峰500m、月見小屋290m」という道標がある。予定よりは遅れていたが、せっかくのいい天気なので、東峰へも行ってみることにした。14時44分に鞍部を通過して、14時48分に高岳東峰に着いた。その先に「日ノ尾峠1850m、高岳750m、月見小屋500m」という道標のあるピークがあり、14時50分に到着した。それにしても、今日はいい天気で気持ちがよい。ここから、14時54分に引き返した。14時57分に鞍部を通過し、15時02分に先ほど登ってきた分岐まで戻った。さらに先へと進み、15時07分に阿蘇高岳山頂へ着いた。ここには、「中岳770m、高岳東峰720m、仙酔峡尾根分岐220m」という道標がある。天気はいいのであるが、時刻が押していたので、15時14分には中岳方面へ下山にかかった。15時18分に「中岳670m、高岳100m、月見小屋450m」の道標を過ぎ、15時24分には「中岳130m、高岳640m」の道標を過ぎる。さらに15時26分に「中岳50m、高岳670m、砂千里ヶ浜1630m」の道標を過ぎると、15時27分には中岳山頂に着いた。煙を上げる阿蘇の噴火口がよく見える。15時31分に下山を開始した。15時35分に「中岳240m、火口東展望所770m」という道標、15時41分に「中岳760m、火口東展望所250m」の道標を通過して、15時46分に火口東展望所に着いた。眼下に阿蘇の火口があり、その向こうに西展望所や駐車場が見える。ここを15時48分に下山する。ここからはコンクリートの遊歩道となっている。15時54分ロープウエーの駅に着いた。「火口東展望所570m、仙酔峡駐車場1490m」という道標があるが、まだ、時間はあったので、ロープウエーではなく、歩いて下山することにして、16時00分にコンクリートの遊歩道を歩きはじめた。遊歩道として整備されているので、安心して歩け、随所に道標がある。16時01分に「火口東展望所640m、仙酔峡駐車場1390m」の道標、16時02分に「火口東展望所760m、仙酔峡駐車場1270m」の道標、16時07分に「火口東展望所1150m、仙酔峡駐車場940m」の道標、16時09分に「火口東展望所1280m、仙酔峡駐車場800m」の道標、16時17分に「高岳山頂4.45km、仙酔峡駐車場0.4km」という道標を過ぎると、16時21分には広場に下り立った。ここから階段を下って、16時22分に駐車場に戻った。なんとか予定より早くに下山することができた。
これから、明日の久住山登山に備えて、やまなみハイウエーの牧の戸峠まで行くことにした。牧の戸峠には、17時30分に到着した。すでに数台が駐車場に駐車していた。風が強くて寒くてたまらない。ビールを購入し、ラーメンをつくって、つまみにしながら食べて、夕闇とともに眠りについた。