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塩見岳(3047m)

平成24年8月25日(土)晴れ
 
長野県・静岡県
 
グループ

塩見岳(3046.9m)東峰(3052m)

 

平成24年8月25日(土)晴れ

長野県大鹿村

 

百名山も残り少なくなり、日帰りで簡単に登れる山がなくなってきた。そんな中、好天に恵まれて、塩見岳へ登ることができた。感激もひとしおである。

日ごろから山へ行く用意はしてあるので、前夜の金曜日、仕事を終えて帰宅すると、すぐに入浴し食事をして就寝、そして、21時30分に起きて、持ち物チェックを行い、22時00分に出発した。今回の高速の出口は松川ICなので、その流出時刻が0寺00分になるように調節したのである。

予定通り22時27分に関ICから高速に上がる。東海北陸道、環状道、中央道と乗りついで、23時13分に恵那峡SAを通過、23時43分に座光寺PAに着いた。ここで最終の時刻調整を行い、お寺03分に出発した。そして、0時10分に松川ICから高速を流出、そのまままっすぐに進み、「大鹿」の道路標識に従って深夜の道路を走る。道路標識がしっかりしているので、迷うこともないが、県道59号線で小渋湖畔を通り、その後、県道22号線で国道152号へ出る。国道152号のT字路になるので、右折して橋を渡るとすぐ左手に大鹿村役場がある。そのまま南下すると、やがて左手に鳥倉林道の案内があるの

でそこで左折する。あとは、案内に従って鳥倉林道を上っていけばよい。その終点が駐車場である。トイレも完備しているし、登山届ボックスもある。

1時13分に駐車場に着いた。すでに9割は埋まっている状態である。空きは2〜3台というところか。すでに路駐している車もある。下山してきた人の空きスペースができているという具合か。なにはともあれ空きスペースに駐車することができてラッキーだ。実際に下山してきたときは、空きスペースもあったが、路駐の車があふれ、さらに駐車場から相当戻った空地にも駐車車両がいっぱいであった。

さて、空には満点の星が輝き、このまま出発してもよかったが、少しは仮眠を取ろうと、すぐに車中で寝込んだ。そして、目覚めると、なんと3時15分である。しまった!!予定時刻をオーバーしている。あわてて準備をして、ヘッドライトを点け、3時32分に出発した。まずは、ゲートを越えて、林道歩きである。以前は登山口まで車で進入できたらしいが、後から来た人の駐車マナーの悪さからゲートがここまで下げられたのではなかろうか。そんなことを考えながら約30分の林道歩きをこなす。そして、4時00分に林道の舗装が切れると、地道を歩き、4時04分に登山口に着いた。なるほど、登山口には広い駐車場とトイレや登山届ボックスがある。

 

 

 

4時07分にいよいよ登山道へと踏み込んだ。まずはジグザグに尾根へと向かっているようだ。4時22分に「1/10」の標識を通過する。三伏峠まで10分の1の地点ということである。4時27分に尾根に乗った。ここで左折するがまだまだ登りは続く。4時39分に「2/10」の地点を通過し、4時54分に「3/10」地点を通過した。そして、5時10分に尾根に出たが、ここが「豊口山間のコル」のようだ。「三伏峠まで約2km、約2時間 鳥倉林道まで約1km、約30分」という道標がある。

 

 

ここからは尾根のトラバース道となる。右山でトラバースしていく。5時11分に「4/10」地点を通過、5時21分にコルに出たが、さらにトラバース道は続く。この付近で明るくなったのでヘッドライトをはずした。そして、5時25分に「5/10」地点、5時36分に「6/10」地点をそれぞれ通過し、5時41分に「三伏峠まで約1km、約1時間 鳥倉林道まで約2km、約1時間30分」という道標のある場所に着いた。まだまだトラバース道は続くようだ。桟橋もある。5時45分に水場に出た。ここまでに500ミリリットル水を消費していたのでその分を補給した。さらに先へと急ぐと、5時53分に「7/10」地点を通り、5時55分にルンゼを通り、6時01分にもルンゼを通過すると、そこは「8/10」地点であった。そして、6時13分にやっと豊口山分岐に出たのであった。ここには「鳥倉林道終点約4km、塩川小屋まで約5km」の道標があるが、塩川小屋方面は通行止めになっている。

 

 

 

ここで右折してジグザグに尾根へと登って行く。6時25分に尾根に出た。見晴らしがよい。喘ぎながら尾根をジグザグに登って行くと、6時35分に「三伏小屋まであと200歩」の看板があった。実際は250歩以上であるが、6時38分に「三伏峠」に着いた。三伏小屋がある場所でもある。ここで一休みである。おにぎりを1個食べた。水はさらに500ミリリットル消費した。出発は遅れたが、ここで予定より約40分早まった。とにかく明るいうちに林道まで下山しなければならない。    

 

 

6時45分に出発した。ここからいったん下って行くと、6時48分に分岐に出た。塩見岳方面と、烏帽子岳や小河内岳方面との分岐点である。左手へ進む。しばらくは平坦地であるが、すぐに登りとなり、6時57分に「三伏山」に着いた。360度さえぎるものもない、素晴らしい展望である。眼前に本谷山がそびえているが、いったん下ってから登り返さねばならない。

 

 

さて、7時01分に出発した。そして、7時46分に「本谷山(2658m)」にたどり着いた。ここで、おにぎりを1個食べた。ここまでにさらに500ミリリットルの水を消費した。

7時55分に出発した。ここからは下りである。そして8時26分に下り切ったところで右へ曲がって左山でトラバースしていくことになる。さらに8時50分に涸れ沢を渡る。ゴーロである。権右衛門沢の源頭である。ここからはジグザグに登って行く。そして、9時08分に塩見新道との分岐点に出た。

9時12分に出発して、尾根を登って行くと、展望が開けてくる。9時28分に塩見小屋に出た。ここで1時間20分早まっていた。目の前に塩見岳と天狗岳がそびえている。

 

9時32分に出発した。ザレ場をジグザグに登って行き、岩場をよじ登る。悪戦苦闘して天狗岳を乗り越し、10時13分に天狗岳のコルに下り立った。さらに塩見岳の岩壁が立ちはだかる。ここまで来たら登るしかない。両手両足を使って、岩場をよじ登り、10時43分に塩見岳西峰に立った。人が多いので、写真だけをとり、10時47分にすぐ目の前に見える東峰へと進んだ。

 

 

 

0時50分に東峰に到着したが、東峰の山頂が狭いが人が少なく、ここでおにぎりを1個食べた。水はさらに1リットルを消費していた。そして、十分展望を楽しんだ。ゆっくりもしていられないので、11時04分には下山にかかった。

 

 

そして、11時07分に西峰を通過し、急な岩場を下って、11時27分に天狗岳のコルに下り、登山者で渋滞する中を下って、11時55分に塩見小屋まで下った。ここまでにさらに500ミリリットルの水を消費した。時間は予定より約2時間早い。気は焦るが、ここで小休止して、おにぎりを1個食べた。いよいよ、12時00分に下りにかかった。12時09分に塩見新道との分岐に着き、左折して下り、12時17分にゴーロの涸れ沢を渡る。ここから右山でトラバースして、12時32分には本谷山への登りにさしかかる。ヨロヨロで登りをこなし、13時18分にやっと本谷山にたどり着いた。ここでは予定より2時間15分早かったが、ここでは休むことなく先を急ぎ、さらに下って登り返すことになる。14時00分に三伏山に飛び出した。ここで14時03分まで休み、さらに下山する。そして、14時08分に烏帽子岳方面からの道と合流し、14時12分に三伏峠に着いた。ここで最後の休憩をする。14時15分に三伏峠を出発した。あとは、一目散に下るのみ。三伏峠から鳥倉林道まで1時間15分で下ったという記録がネットにあったので、それに挑戦した。「9/10」地点を14時24分に通過し、14時26分に「豊口山分岐」を通過した。以後、「8/10」地点を14時28分に、ルンゼを14時30分に、「7/10」地点を14時37分に通過し、14時41分に水場に着いた。ここまでにさらに500ミリリットルの水を消費した。そして、さらに先を急ぎ、14時43分に「鳥倉林道まで約2km約1時間30分」の看板を通過し、14時46分に「6/1o」地点を、14時54分に「5/10」地点を、15時03分に「4/10」地点を、それぞれ通過し、15時06分に「鳥倉林道まで約1km、約30分」の看板の地点に着いた。豊口山間のコルである。ここから24分で下山出来るか。急ぎに急いだ。「3/10」地点を15時11分に、「2/10」地点を15時17分に通過し、15時22分に尾根から右折して下り、「1/10」地点を15時24分に通過して、15時30分に鳥倉林道終点に下り立った。三伏峠から、ぴったり1時間15分で下山してきたのである。

ここから林道を歩き、16時04分に駐車場にたどり着いたのであった。無事に下山できてよかった。結局、水は4リットル持ち、途中で500ミリリットル補給したが、3.5リットルの水を消費したことになる。天気が良かったせいもあるが、とにかく暑かった。汗が流れ落ちて眼鏡が曇り、下山時は煩わしかった。3000m級の山出も登山口に近い方は暑いということだ。

16時15分に車をスタートし、17時15分に松川ICから高速に上がった。18時50分に関ICから流出し、17時15分に帰宅したのであった。

実走行距離は、353.2kmで使用ガソリンは22.66リットル、燃料費は3,127円であった。リッターあたり15.6kmの燃費である。なお、高速料金は片道1,550円、往復で3,100円である。