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空木岳(2864m)

平成20年7月26日(土)晴
 
長野県
 
グループ

空 木 岳(2,864m)

 

平成20年7月26日(土)晴

 

今日は、「空木岳」へ出かけた。ワンゲルで募集したが、参加希望者はなし。さらに、同行することになっていたA氏もギックリ腰になり、行けなくなった。それで、日程をずらして単独で行く事にしたのだ。

準備を整え、前日の金曜日25日の22時15分に自宅を出た。22時28分に「関インター」から東海北陸自動車道に乗った。「美濃ジャンクション」で東海環状自動車道に乗り換え、22時57分に「土岐ジャンクション」で、さらに中央自動車道に乗り換えた。その後23時25分に「恵那峡サービスエリア」で休憩し、日付が変わって、0時20分に「駒が岳サービスエリア」に着いた。ここを0時30分に出発し、0時34分に「駒ヶ根インター」(2,150円)で降りて、「菅の台」を目指す。そして、「菅の台」から、左折して林道へ入る。あとは、林道を終点まで詰める。1時00分に林道の終点に着いた。先客は10台くらいか。トイレと休憩舎がある。すぐに仮眠した。

さて、4時15分に起床し、準備をして、4時30分に出発する。駐車場の奥には案内板がある。それには、「標高1,365m、鷹打ち場40分、空木岳、南駒が岳登山道、池山自然歩道、駒ヶ根高原1.1時間」という表示がある。ここから、遊歩道を登っていく。4時46分には、分岐が有る。「左:篭ヶ沢の洞窟160m、手前:登山口4.9km、直進:池山・空木岳」という道標がある。ここを直進し、4時50分に「鷹打ち場」に着いた。道標は、「直進:池山山頂(急峻)1.2km、右:野生動物観察棟100m、左:遊歩道経由 池山、空木岳、手前:登山口(菅の台)」となっている。ここを、4時58分に出発する。5時13分に左手、東の方角が開けており、ベンチのある場所に着く。しかし、ガスで遠望は利かない。ここを過ぎると、すぐの5時14分、分岐がある。道標によると、「左:旧池山小屋(水場100m)、直進:池山・空木岳(池山小屋800m)、手前:登山口(菅の台)」となっている。ここから、さらに登ると、右手に分岐がある。道標があり、「右手:池山山頂、左:池山小屋・空木岳、手前:鷹打ち場・登山口」となっている。さらに登っていくと、5時35分池山小屋の水場に着く。ここの道標は、「右:池山山頂700m、手前:登山口(菅の台)、左:空木岳登山道」となっている。水を補給して5時41分に出発する。

だが、ここで、異変に気付く。ここまでに、1時間以上を要している。こんなはずではないと思うが、どうも、体が重く、足が進まない。膝も痛み出した。こんなので、今日の長丁場をやり切れるのか。不安がよぎる。しかし、行けるところまで行くしか有るまいと言い聞かせる。出発してすぐに、5時42分交差点がある。「左:遊歩道経由 空木岳、直進:登山道経由 空木岳、右:池山小屋、手前:登山口(菅の台)」となっている。直進して、空木岳を目指す。6時13分に尾根に飛び出した。「尻無」という場所らしい。道標があり、「右:空木岳、左:遊歩道経由 池山1.7km、手前:登山道経由 池山1.7km」となっている。ここまでも、樹林の中で展望は全く利かなかったが、この先も同様である。ここで、おにぎりを食べて、休憩し、6時22分に出発した。6時30分に「マセナギ」という場所に出た。「菅の台まで6km、迷尾根まで1.3km」」という道標がある。さらに登って行くと、6時50分に「大地獄、小地獄」の入口に着く。「この先○○メートルは、急峻にしてヤセ尾根のため、転落・滑落事故が多発しています。十分注意してください。」という看板がある。ここで、休憩していたら、3人の単独者が到着した。2人を見送ってから、7時00分、3番目に出発した。途中で、3人目の単独者に追い越され、7時25分にこの「大地獄、小地獄」を脱出した。しかし、転落事故が多いといいながら、今は、橋や階段やはしごができており、危険を感じることはなかった。この大地獄、小地獄を通過したところは、「迷尾根」らしい。「迷尾根」という標識とともに、「池山小屋まで2.1km、空木岳まで3.2km」という道標がある。下山者が降りてきて、ここで休憩するようすだったので、場所を空けるため、腰をあげ、7時36分にここを出発した。8時14分には、尾根を乗りこす。今までは右山で登ってきたが、ここで、左山に変わる。

そして、8時41分、やっと、空木平避難小屋への分岐に着いた。道標は「左:空木平避難小屋500m、手前:池山、直進:空木岳2km」となっている。この付近で森林限界を超えるのか、展望が利くようになってきた。往路は尾根コースをとり、そのまま直進した。すぐに尾根上に飛び出し、「駒岩」や「山頂」が見えるようになってきた。9時10分にその「駒岩」に到着した。なるほど、大きなさいころのような岩だ。そして、ハイマツ帯の稜線を登って行き、9時43分に「駒峰ヒュッテ」に着いた。このころには、足はもつれ、よろよろであった。周囲の稜線はガスで見えず。朝はあんなに青空であったのに、時間の経過とともに、ガスってきたのだ。しかし、もう、空木岳山頂は目の前だ。行くしかなかろう。9時45分に重い足を引きずりながら、出発する。出発してすぐの、9時46分、「空木平」への分岐がある。道標は「右:空木岳100m、手前:池山9.9km、左:空木平避難小屋1.5km」となっている。最後の力を振り絞り、ユックリ、ユックリ、歩いて9時57分、やっと「空木岳山頂」に着いた。都合5時間30分ということになる。なんという時間だ。信じられない。これだけ、体力が低下したということなのか。

さて、山頂には、「左:南駒が岳3km、手前:池山10km、右:檜尾岳6m」となっている。山頂の標柱の前で写真を撮り、おにぎりをほおばりながら、展望を楽しむ。360度の展望であるが、ガスっている方面もある。日帰りなので、ユックリもしていられず、10時20分に下山した。10時25分に「駒峰ヒュッテ」の分岐に着いた。復路は、空木平経由の道をとり、10時27分に出発した。10時58分に空木平の「避難小屋」に着いた。11時10分にここを発つ。11時24分に「尾根コース」に合流した。あとは、往路をたどるのみ。11時41分に尾根を乗り越し。右山から左山に変わる。そして、12時08分「迷尾根」に着く。「大地獄、小地獄」の入口だ。12時10分に出発し、12時30分に通過する。あとは、12時46分に「ヤセナギ」を、12時52分に「尻無」をそれぞれ通過し、13時14分に「池山小屋の水場」を通過した。あとは、13時22分に「池山」への分岐、13時25分に「旧池山小屋」の分岐を過ぎ、13時27分に展望地のベンチを過ぎ、13時36分に「鷹打ち場」に着いた。さらに、先を急ぎ、13時40分に「篭の沢の洞窟」の分岐を通過し、13時50分に駐車場に帰りついた。疲労困憊であった。

帰路は、まだ時刻が早かったので、駒ヶ根市から国道153号で飯田市まできて、さらに、昼神温泉を抜けて、16時10分に「園原インター」から中央道へあがった。ここからだと、「関インター」まで100キロ以内で、通勤割引が使える。17時05分に「関インター」を降りる。途中、給油をして帰宅したのは17時30分であった。