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八ヶ岳(2899m)

平成20年7月12日(土)晴
 
山梨県・長野県
 
日本百名山

八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳)

 

平成20年7月12日(土)晴れ

 

(予定)美濃戸山荘(4:00)→行者小屋(6:00−6:30)→文三郎尾根分岐(6:40)→中岳のコル(7:30−7:40)→阿弥陀岳(8:05−8:30)→中岳のコル(8:50−9:00)→文三郎尾根分岐(9:30−9:40)→赤岳(10:20−11:00)→赤岳天望荘(11:20−11:30)→地蔵仏(11:35)→行者小屋(12:40−13:00)→美濃戸山荘(14:40)

 

(実績)美濃戸山荘(4:42)→行者小屋(6:42−6:55)→文三郎尾根分岐(7:05)→中岳のコル(7:46−7:51)→阿弥陀岳(8:18−8:32)→中岳のコル(8:46)→中岳(8:57)→中岳鞍部(9:04)→文三郎尾根分岐(9:18−9:24)→赤岳分岐(9:33)→塩見岳分岐(9:45)→赤岳(9:50−10:10)→赤岳頂上山荘(10:13)→赤岳天望荘(10:29)→地蔵仏(10:34−10:40)→三又峰(11:20−11:25)→横岳(11:33−11:37)→硫黄岳山荘(12:03)→硫黄岳(13:27−12:33)→赤岩の頭(12:45−12:48)→赤岳鉱泉(13:39−13:50)→美濃戸山荘(15:10)

 

 さて、今回は百名山の旅だ。八ヶ岳と一言で言っても、八ヶ岳という山名は存在しない。山塊を総称して八ヶ岳というらしい。なにはともあれ、最高峰を登頂しようとして、計画を立てた。前夜から出発し、早朝から登るというものである。深夜割引を利用するため、また、美濃戸山荘の駐車場が早い時刻から満車になるという情報により、0時38分に自宅を発った。0時56分に関インターから東海北陸自動車道に入った。美濃ジャンクションで東海環状道へ入り、1時20分に新しくできた五升蒔PAで休憩した。

 その後、諏訪湖SAで2時30分〜3時15分まで休憩し、3時45分に諏訪南インターから出て、美濃戸口の登山口へ向かった。しかし、高速から出る前からガスがなくなり、心配していたが、結局、スタンドがなく、給油せぬまま美濃戸口に着いてしまった。美濃戸口には駐車場(¥500)があるが、さらに、美濃戸まで車が入れる。ガスが心配だが歩いて行く気にはなれず、車で進入した。駐車場は狭く満車になれば、美濃戸口まで戻らねばならないらしいが、この時刻ならばまだよいであろう。4時11分に美濃戸の赤岩山荘の駐車場に着いた。この先は、美濃戸山荘に宿泊する者でなければ車は進めない。赤岩山荘の駐車場はざっと、半分ほどの入りであろうか。やまのこ村の駐車場はほとんど空いていた。駐車場料金1000円を支払い、登山準備をした。トイレは1回50円である。

 さて、4時38分に出発した。まず、北沢の橋を渡って、奥へと進むと、4時42分に美濃戸山荘の前に着いた。ここから、南沢と北沢に別れるが、北沢はさらに林道が続き、南沢は登山道となる。まずは、南沢の右岸沿いに道は続く。4時49分に、右岸から左岸へと渡る。5時14分に左岸から右岸へ渡り返すと、5時21分には、沢からはなれてジグザグに尾根へと上がる。そして、5時40分には再び沢筋に出る。5時44分には登山道沿いに小さな滝があり、5時46分には、左岸から右岸へと渡ると、5時49分には大岩がある場所に着く。「勝久雄彦霊神」という石碑がある。さらにこの先、5時52分に右岸から左岸へ、5時55分に左岸から右岸へ、6時05分には右岸から左岸へと沢を渡りつつ、登って行く。この辺りで、沢は2股になり、向かって右の沢の中を登山道は進む。6時09分には、左の沢の右岸の道を登る。6時12分には右岸から左岸へと渡り、6時16分には沢の中の道を登っていく。6時19分には右岸沿いの道になり、6時20分には右岸から左岸の道になり、6時21分には沢の中の道となる。6時24分に左岸沿いの道になり、6時36分に沢へ出て、6時38分には右岸へと渡る。そして、6時40分に左岸へ渡るが、渡ったところに「行者小屋」の看板があり、6時42分に行者小屋に着いた。

 ここで、おにぎりを食べ休憩した後、6時55分に出発した。ここから、右手の文三郎尾根道を進む。7時05分に文三郎尾根道から分岐して、中岳道へと入る。分岐には「赤岳、中岳、文三郎道」、「阿弥陀岳、中岳、中岳道」、「行者小屋、美濃戸口」という道標がある。さて、樹林帯をジグザグに登っていく。そして、7時26分に背後の展望が開け、横岳、硫黄岳が見えてくる。さらに赤岳も見えてくると、7時38分に尾根を乗りこす。ここから、目指す中岳のコルに立つ道標が見える。山腹をトラバースして、その中岳のコルへ7時46分に着いた。ここには、「行者小屋」、「赤岳、中岳」、「阿弥陀岳」という道標がある。ここから、阿弥陀岳を見ると、すごい絶壁である。ここを登るのかと一瞬たじろぐ。先客の登山パーティはこの分岐にザックをデポして登って行ったが、私は、ザックを背負ったまま、7時51分に登りにかかった。8時18分に阿弥陀岳の山頂(2,805m)に着いた。眼前に迫る赤岳、横岳、硫黄岳という南八ヶ岳の山塊をはじめ、展望はすこぶるよい。なかでもきれいに見えた富士山に感動した。いつ見ても富士山は素晴らしい。

 8時32分に下山し、8時46分に中岳のコルの分岐に下り立ち、中岳へと向かう。8時57分に中岳を越えるが、ここから、赤岳へのジグザグの登山道が見える。9時04分に鞍部を過ぎ、その見えていたジグザグの登山道を登りにかかる。9時18分に文三郎尾根道に合流する。文三郎尾根道は登山者がどんどん登ってくる。多くは阿弥陀岳はパスして、赤岳へ直接向かうと見える。9時24分に出発し、いよいよその赤岳へ向かう。9時33分には、権現岳への分岐を左へ曲がり、鎖の岩場をよじ登る。すると、9時45分に稜線に出た。ここには、「赤岳山頂5分、塩見岳2:40」という道標があった。そして、9時50分、赤岳山頂(2,899m)に立つ。ここまできたら、阿弥陀岳できれいに見えていた富士山がガスって見えなくなっていた。おにぎりを食べながら、さて、予定より1時間30分早かったので、ここで、硫黄岳まで周回することに決めた。さすれば、いわゆる南八ヶ岳を縦走することになる。そうと決めたら、ユックリもしていられない。11時10分には縦走にかかる。11時13分に赤岳頂上小屋の前を通り、10時29分に赤岳天望荘を通過する。そして、10時34分に地蔵尾根分岐に着いた。予定ではここから行者小屋へ下るはずであったが、ここで、休憩し、10時40分にいよいよ横岳へ向けて出発した。11時20分に三叉峰に着き、11時25分にここを出発する。11時33分に横岳かと思われるピークを過ぎ、11時37分に横岳(2,829m)に着いた。写真を撮り、先を急いで、11時48分にピークを通過し、12時03分に硫黄岳山荘に着いた。ここには、駒草神社もある。ここから、赤岳鉱泉へ分岐するかと思ったが、まだ、先に硫黄岳があり、これを越えてから、赤岳鉱泉への下り道が分岐しているのである。すぐに硫黄岳への登りにかかり、ケルンを数えながら登って、12時27分に硫黄岳(2,760m)に着いた。広く平らな山頂である。爆裂火口がすざまじい。さて、1233分にここを発ち、赤岳鉱泉へと向かう。1245分に赤岩の頭という分岐に着き、1248分にここから赤岳鉱泉へ向けて急降下する。13時30分に木橋で沢を渡って、13時39分に赤岳鉱泉に着いた。やれやれここまでくれば、一安心である。しかし、足が相当くたびれてきた。ここで、残っていたおにぎりを食べて、最後の歩きに備えた。

 13時50分に出発し、沢沿いの道を下る。13時57分と13時59分に支流の沢を渡り、14時02分には北沢本流を右岸から左岸へと渡る。14時06分に支流の沢を渡り、14時08分に本流を左岸から右岸へと渡る。そして、14時10分に右岸から左岸へ、14時16分に左岸から右岸へと渡り、14時22分に支流を渡ると、14時27分に本流を右岸から左岸へと渡る。そして、14時36分に堰堤の広場へ出る。14時39分に堰堤の下流で橋を左岸から右岸へ渡る。すると、林道がある。ここまでは車で入ってこられる。しかし、美濃戸山荘に宿泊しないとだめであろう。

 ここからは、単調な林道歩きである。14時48分に橋を渡り、15時10分に美濃戸山荘に着いた。さらに、15時14分に赤岳山荘の駐車場に戻った。

 ガス欠を心配しながら、林道を美濃戸口まで出て、さらに、諏訪南インターへと進む。インターの入口にスタンドがあり、ここで給油する。そのまま高速に上がって、通勤割引のため、17時10分に飯田インターで乗り継いで、18時40分に富加関インターで下りる。そして、19時15分帰着した。