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黒岳(2986m)

平成24年9月15日(土)晴れ
 
富山県・長野県
 
日本百名山

鷲羽岳(2,924.2m)・水晶岳(2,977.7m)

 

平成24年9月15日(土)晴れ〜16日(日)晴れ

富山県大山町・長野県大町市

 

北アルプスでも最奥にある山だ。それゆえになかなか登れなかった。百名山も日帰りが可能な山から攻めているから、なおさらであろう。とにかく長年待ち望んだ山であることにかわりはない。待望の山へ行くことができた。

1泊で行く予定を立てていたが、予備日として1日を加えて、3連休のこの日を迎えたのである。金曜日に仕事を終えて帰宅した後、19時13分に自宅を出発した。新穂高の無料駐車場が午前2時には満杯になるという情報を得たからである。深夜割引も休日割引も利かないため、一般道を進む。国道156号、国道472号、せせらぎ街道と乗りついで高山市へ。その後国道158号、国道471号で栃尾温泉へ。ここからは、県道475号線で最奥の新穂高温泉へ向かうが、新穂高のバスターミナルの手前の深山温泉への入口へと左折する。この深山温泉への入口が無料駐車場と同じなのだ。入口に深山温泉と登山者用無料駐車場の両方の看板があるが、これが小さいのである。さらにトンネルというのか洞門の中間にあるので見落としがちになる。とにかく洞門に入ったらゆっくり注意して進むべきだ。洞門を抜けるとすぐに新穂高のバスターミナルである。とおり過ぎたらUターンしてもどることになるが、今度は右折になるのでより危険が伴う。

そんなこんなで、とにかく22時26分に無料駐車場へたどり着いた。すぐに車中で就寝した。約4時間の睡眠で、翌日15日土曜日の2時24分に駐車場からヘッドランプを点けて歩き始めた。睡眠不足なのか、体は重く足取りは軽くなかった。2時33分に案内所に来ると、恵橋が架け替え中で仮橋を渡れと看板があった。さらに新穂高ロープウエーの方へ進むと、登山届の提出BOXがあり、ここで2時38分に登山届を提出し、いざ、出陣!!である。空には満天の星が輝き、好天を約束していた。

暗い林道を歩き、3時24分に中崎橋を渡り、左俣谷の右岸を登って行く。3時35分に笠新道の入口を通過し、3時49分に「わさび平小屋」に着いた。

 

 

しばしの休憩の後、3時52分に出発した。4時13分に林道から登山道へ突入する。ここからは林道を離れ、本格的な登山道となる。ごつごつの石の道を登って行くと、5時10分に秩父沢に着いた。ここでおにぎりを1個食べ、ここまでに水は500ミリリットルを飲んでいた。明るくなってきたのでヘッドランプをはずし、5時19分に出発した。5時34分に「チボ岩」を通過し、途中、5時45分から5時50分まで休憩しながら、6時03分に「イタドリヶ原」に出た。ここには「わさび平1:30、鏡平1:45」の看板がある。6時05分に出発、6時15分には「鏡平1.5時間、わさび3.0時間」の看板の所を通過し、6時37分に「シシウドヶ原」に着いた。

 

 

そして、6時40分にここを出発し、トラバース道へと入る。7時06分に「鏡平まで500m」の表示を通過し、7時17分には「あと5分」の表示を通過した。しかし、5分たっても小屋には着かず、7時23分に鏡池に出た。

 

 

写真を撮って、先へと進むと7時26分にやっと「鏡平山荘」に着いた。ここまでに水を0.5リットル消費し、累計で1リットルである。なお、今回の山行きでは、水分は6.5リットルを背負っていた。ここで、おにぎりを1個食べた。7時40分に出発した。ここから「弓折岳分岐」への急な登りが始まる。そして、尾根の直登からトラバース道へと変わる、「弓折中段」に8時13分に着いた。ここからは、トラバース道へと変わる。8時15分にそのトラバース道へと登って行く。8時47分にやっと「弓折岳分岐」に着いた。標準タイムは1時間なのに7分のオーバーである。その遅れを取り戻すためか、ここでは少しの休憩で、8時50分にここを出発した。

 

このコースは以前、黒部五郎岳へ来たときに歩いたはずだが記憶は相当薄れている。尾根道のアップダウンを繰り返し、双六池への鞍部へと下って、9時53分に「双六小屋」に着いた。

 

 

ここまでに水は1リットル消費し、累計で2リットルとなった。ここで、水分を補給した。前回黒部五郎岳へ登るためにここを訪れた時は、樅沢岳へも双六岳へも三俣蓮華岳へも登ったが、今回は鷲羽岳・水晶岳へと的を絞っていたので、その他の頂へ登る気力も体力も持ち合わせていなかった。すべてスルーして、とにかく「三俣山荘」へと急ぐことにして、大休止の後、10時25分に出発した。「巻道分岐」へたどり着くまでに相当急登を登らなければならない。なんとか、10時48分に「巻道分岐」へ出た。巻道と言っても結構アップダウンがあり、体力を消耗する。とにかく小休止を入れないことには歩けなかった。11時26分から11時30分、12時17分から12時20分、12時32分から12時35分と休みながら、12時39分にやっと「三俣峠」にたどり着いたのであった。標準タイムが1時間30分のところ、1時間50分もかかっていた。さらにここから「三俣山荘」への下りでも34分を要し、13時13分に「三俣山荘」に下り立った。

 

 

予定時刻は13時30分であったから、予定時刻よりは早かったのであるが、各区間の標準タイムをオーバーするなど、体力の消耗が激しかった。昨夜の夜行運転や睡眠不足が災いしたのか、とにかく疲れ方がひどい。「三俣山荘」で聞けば、「水晶小屋」は1枚の布団で2人が寝ることになるが、ここは1枚の布団に1人で寝られるという。さらに、小雨がパラついてきて、「水晶小屋」まで行く気力と体力が萎えてしまっていた。そんな言い訳を元に、「三俣山荘」で宿泊することにした。必然的に1泊で下山することは無理で明日は「三俣山荘」か「双六小屋」で1泊することになろう。

 そんな複雑な思いを胸に早めに就寝した。翌朝2時には出発しようとしていたが、起きられず出発は3時50分となってしまった。ますます1泊での下山が遠のいていた。しかし、先へ進むしかないのだ。そんな気持ちで今回の山行きの最初の頂きとなる、「鷲羽岳」への登りに取り掛かった。空には満天の星が輝いていた。また、下を見れば後から続いてくる登山者のライトの光や、黒部川源流へ下る登山者のヘッドライトの光が見えていた。そして、5時00分に手前の肩に出た。さらに岩場が多くなり、5時12分に「鷲羽岳山頂」に飛び出した。

 

 

まだ、日の出までには間があるようだ。5時21分には「水晶小屋」へ向けて下山に取り掛かった。「ワリモ岳」方面へ下った。5時29分に「ワリモ岳」への尾根道で日の出になった。いつみてもご来光は素晴らしい。このために山小屋に泊まった価値があると思う。ご来光を満喫した後、5時38分に鞍部を通過し、6時00分に「ワリモ岳山頂」に着いた。写真を撮って、先へ進む。6時13分に「ワリモ岳北分岐」に出た。ここまでに水は1リットル累計で3リットルを消費していた。先客はここにザックをデポして水晶岳へ向かうという。それで、私もサブザックはなかったが、貴重品と水1リットルだけ持って、ザックをデポすることにした。6時19分に出発したが、背負っている荷物が少ないとこんなに足取りが軽いものかと思った。6時37分に「水晶小屋まで登り15分」の看板を通過し、6時48分に「水晶小屋」に着いた。この時点で予定より約4時間の遅れであった。

 

はたしてこの先は・・・。しかし、先を急ぐしかない。「ワリモ岳北分岐」話を交わした単独行を追って、「水晶岳」へ向かうのであった。最初はなだらかであったが、最後の方は厳しい岩場が続く。ゼーゼー、ハーハーで7時21分になんとか「水晶岳の頂(2,986m)」に立ったのであった。

 

 

感動の一瞬だ。今回の最終目的地に立ったのだ!!好天で360度の展望、なんとすばらしいことか。こんな快晴に恵まれたことを感謝しなければならない。

しかし、喜びもつかの間、7時32分には下山した。今日はまだ先が長いのだ。ワリモ岳北分岐で出合った単独行は、すでに私と入れ替わりに山頂を下山していた。8時00分には「水晶小屋」まで下山してきた。ここでは休憩せず、先を急ぎ8時25分に「ワリモ岳北分岐」に戻った。先行したはずの単独行はワリモ岳北分岐の手前で追い越して行ったが、「ワリモ岳北分岐」で一緒になった。単独行は鷲羽岳へ向かい、今日中に双六小屋まで行きたいというが、私は行先は同じでも、黒部源流を経由するので別々のルートを選んだ。ここまでに水を1リットル消費し、累計で3リットルとなった。ここでおにぎりを2個食べて、8時34分に出発し、「岩苔乗越」へと下って行った。8時40分に「岩苔乗越」を通過し、さらに黒部源流へと下って行った。下った分は登り返さないといけないから、大変なことなのだ。9時24分に最低鞍部に着いたが、ここまでに水を1リットル、累計で4リットル消費した。ここから少しだけ登った所に、「黒部川水源地標」という石碑があった。9時26分にこの石碑を通過した。沢筋を登り返し、10時08分に「三俣山荘」に着いた。ここで、計画より2時間30分の遅れとなっていた。10時13分に出発し、「三俣峠」への登りに取り掛かった。そして、10時58分に「三俣峠」に出たのであった。ここから往路と同じ巻道を通って、「双六小屋」へと向かう。途中で11時42分から11時45分まで休憩し、12時15分に巻道分岐に出た。そして、急坂を下って12時25分に「双六小屋」に下り立った。ここで、予定より2時間の遅れであった。ここまでに水1リットルを消費し、累計で5リットルとなった。まだ、12時台であり、ここで泊まる気はなく、下山出来るところまでは下山しようと、12時43分に下山にかかった。重い足を引きずりながら苦しい登りをクリアして、13時33分に「花見平(双六まで2.0km)」を通過し、13時44分に「弓折岳分岐」に着いた。あとは、登りはない。下る一方なのだ。ここまで来たらもう「新穂高」までくだるしかないと決めた。14時03分に「弓折中段」を通過し、14時18分に「鏡平山荘」におりたった。ここでも1時間30分の遅れであった。ここでは休憩することなく、14時21分に鏡池を通過し、14時25分に「あと5分」の表示を通過し、14時47分に「シシウドヶ原」に着いた。多くの若者が休憩していたが、ここでも休まず通過した。15時05分に「イタドリヶ原」を通過し、15時20分に「チボ岩」を通過した。そして、15時31分に「秩父沢」へ出たのであった。ここで約1時間の遅れで、ここまでに水を1リットル累計で6リットル消費した。さらに先を急いで16時04分に林道へ出た。あとは、林道を歩き、16時18分に「わさび平小屋」の前を通過した。ここでの遅れは約30分となった。さらに長い林道歩きがある。16時29分に「笠新道」の入口を通過し、16時39分に「中崎橋」を渡って、17時07分にゲートをすり抜けた。そして、17時13分に下山届を提出し、17時22分に無料駐車場へ戻ったのであった。水はここまでに0.5リットル累計で6.5リットル消費した。ちょうど用意した6.5リットルを飲みきったことになるが、このコースは水が豊富なので、途中で補給すれば、2リットルも用意すれば十分と思われる。コースタイムは、ここでぴったりと予定通りの時刻となった。なんと素晴らしい!!17時34分に車をスタートさせ、18時47分に高山ICから高速に上がった。しかし、清見IC付近で渋滞があり、さらに「ひるがの高原SA」のそばで事故渋滞にあう。それで、ひるがの高原スマートICから流出し、やまびこロードを走って、高鷲ICから再び高速に上がって20時48分に美濃ICまで来た。そして、21時15分に帰宅したのであった。長い1日が終わったという感じだ。しかし、満足感、充実感がこみ上げてきた。

鷲羽岳(2,924.2m)・水晶岳(2,977.7m)

 

平成24年9月15日(土)晴れ〜16日(日)晴れ

富山県大山町・長野県大町市

 

北アルプスでも最奥にある山だ。それゆえになかなか登れなかった。百名山も日帰りが可能な山から攻めているから、なおさらであろう。とにかく長年待ち望んだ山であることにかわりはない。待望の山へ行くことができた。

1泊で行く予定を立てていたが、予備日として1日を加えて、3連休のこの日を迎えたのである。金曜日に仕事を終えて帰宅した後、19時13分に自宅を出発した。新穂高の無料駐車場が午前2時には満杯になるという情報を得たからである。深夜割引も休日割引も利かないため、一般道を進む。国道156号、国道472号、せせらぎ街道と乗りついで高山市へ。その後国道158号、国道471号で栃尾温泉へ。ここからは、県道475号線で最奥の新穂高温泉へ向かうが、新穂高のバスターミナルの手前の深山温泉への入口へと左折する。この深山温泉への入口が無料駐車場と同じなのだ。入口に深山温泉と登山者用無料駐車場の両方の看板があるが、これが小さいのである。さらにトンネルというのか洞門の中間にあるので見落としがちになる。とにかく洞門に入ったらゆっくり注意して進むべきだ。洞門を抜けるとすぐに新穂高のバスターミナルである。とおり過ぎたらUターンしてもどることになるが、今度は右折になるのでより危険が伴う。

そんなこんなで、とにかく22時26分に無料駐車場へたどり着いた。すぐに車中で就寝した。約4時間の睡眠で、翌日15日土曜日の2時24分に駐車場からヘッドランプを点けて歩き始めた。睡眠不足なのか、体は重く足取りは軽くなかった。2時33分に案内所に来ると、恵橋が架け替え中で仮橋を渡れと看板があった。さらに新穂高ロープウエーの方へ進むと、登山届の提出BOXがあり、ここで2時38分に登山届を提出し、いざ、出陣!!である。空には満天の星が輝き、好天を約束していた。

暗い林道を歩き、3時24分に中崎橋を渡り、左俣谷の右岸を登って行く。3時35分に笠新道の入口を通過し、3時49分に「わさび平小屋」に着いた。

 

 

しばしの休憩の後、3時52分に出発した。4時13分に林道から登山道へ突入する。ここからは林道を離れ、本格的な登山道となる。ごつごつの石の道を登って行くと、5時10分に秩父沢に着いた。ここでおにぎりを1個食べ、ここまでに水は500ミリリットルを飲んでいた。明るくなってきたのでヘッドランプをはずし、5時19分に出発した。5時34分に「チボ岩」を通過し、途中、5時45分から5時50分まで休憩しながら、6時03分に「イタドリヶ原」に出た。ここには「わさび平1:30、鏡平1:45」の看板がある。6時05分に出発、6時15分には「鏡平1.5時間、わさび3.0時間」の看板の所を通過し、6時37分に「シシウドヶ原」に着いた。

 

 

そして、6時40分にここを出発し、トラバース道へと入る。7時06分に「鏡平まで500m」の表示を通過し、7時17分には「あと5分」の表示を通過した。しかし、5分たっても小屋には着かず、7時23分に鏡池に出た。

 

 

写真を撮って、先へと進むと7時26分にやっと「鏡平山荘」に着いた。ここまでに水を0.5リットル消費し、累計で1リットルである。なお、今回の山行きでは、水分は6.5リットルを背負っていた。ここで、おにぎりを1個食べた。7時40分に出発した。ここから「弓折岳分岐」への急な登りが始まる。そして、尾根の直登からトラバース道へと変わる、「弓折中段」に8時13分に着いた。ここからは、トラバース道へと変わる。8時15分にそのトラバース道へと登って行く。8時47分にやっと「弓折岳分岐」に着いた。標準タイムは1時間なのに7分のオーバーである。その遅れを取り戻すためか、ここでは少しの休憩で、8時50分にここを出発した。

 

このコースは以前、黒部五郎岳へ来たときに歩いたはずだが記憶は相当薄れている。尾根道のアップダウンを繰り返し、双六池への鞍部へと下って、9時53分に「双六小屋」に着いた。

 

 

ここまでに水は1リットル消費し、累計で2リットルとなった。ここで、水分を補給した。前回黒部五郎岳へ登るためにここを訪れた時は、樅沢岳へも双六岳へも三俣蓮華岳へも登ったが、今回は鷲羽岳・水晶岳へと的を絞っていたので、その他の頂へ登る気力も体力も持ち合わせていなかった。すべてスルーして、とにかく「三俣山荘」へと急ぐことにして、大休止の後、10時25分に出発した。「巻道分岐」へたどり着くまでに相当急登を登らなければならない。なんとか、10時48分に「巻道分岐」へ出た。巻道と言っても結構アップダウンがあり、体力を消耗する。とにかく小休止を入れないことには歩けなかった。11時26分から11時30分、12時17分から12時20分、12時32分から12時35分と休みながら、12時39分にやっと「三俣峠」にたどり着いたのであった。標準タイムが1時間30分のところ、1時間50分もかかっていた。さらにここから「三俣山荘」への下りでも34分を要し、13時13分に「三俣山荘」に下り立った。

 

 

予定時刻は13時30分であったから、予定時刻よりは早かったのであるが、各区間の標準タイムをオーバーするなど、体力の消耗が激しかった。昨夜の夜行運転や睡眠不足が災いしたのか、とにかく疲れ方がひどい。「三俣山荘」で聞けば、「水晶小屋」は1枚の布団で2人が寝ることになるが、ここは1枚の布団に1人で寝られるという。さらに、小雨がパラついてきて、「水晶小屋」まで行く気力と体力が萎えてしまっていた。そんな言い訳を元に、「三俣山荘」で宿泊することにした。必然的に1泊で下山することは無理で明日は「三俣山荘」か「双六小屋」で1泊することになろう。

 そんな複雑な思いを胸に早めに就寝した。翌朝2時には出発しようとしていたが、起きられず出発は3時50分となってしまった。ますます1泊での下山が遠のいていた。しかし、先へ進むしかないのだ。そんな気持ちで今回の山行きの最初の頂きとなる、「鷲羽岳」への登りに取り掛かった。空には満天の星が輝いていた。また、下を見れば後から続いてくる登山者のライトの光や、黒部川源流へ下る登山者のヘッドライトの光が見えていた。そして、5時00分に手前の肩に出た。さらに岩場が多くなり、5時12分に「鷲羽岳山頂」に飛び出した。

 

 

まだ、日の出までには間があるようだ。5時21分には「水晶小屋」へ向けて下山に取り掛かった。「ワリモ岳」方面へ下った。5時29分に「ワリモ岳」への尾根道で日の出になった。いつみてもご来光は素晴らしい。このために山小屋に泊まった価値があると思う。ご来光を満喫した後、5時38分に鞍部を通過し、6時00分に「ワリモ岳山頂」に着いた。写真を撮って、先へ進む。6時13分に「ワリモ岳北分岐」に出た。ここまでに水は1リットル累計で3リットルを消費していた。先客はここにザックをデポして水晶岳へ向かうという。それで、私もサブザックはなかったが、貴重品と水1リットルだけ持って、ザックをデポすることにした。6時19分に出発したが、背負っている荷物が少ないとこんなに足取りが軽いものかと思った。6時37分に「水晶小屋まで登り15分」の看板を通過し、6時48分に「水晶小屋」に着いた。この時点で予定より約4時間の遅れであった。

 

はたしてこの先は・・・。しかし、先を急ぐしかない。「ワリモ岳北分岐」話を交わした単独行を追って、「水晶岳」へ向かうのであった。最初はなだらかであったが、最後の方は厳しい岩場が続く。ゼーゼー、ハーハーで7時21分になんとか「水晶岳の頂(2,986m)」に立ったのであった。

 

 

感動の一瞬だ。今回の最終目的地に立ったのだ!!好天で360度の展望、なんとすばらしいことか。こんな快晴に恵まれたことを感謝しなければならない。

しかし、喜びもつかの間、7時32分には下山した。今日はまだ先が長いのだ。ワリモ岳北分岐で出合った単独行は、すでに私と入れ替わりに山頂を下山していた。8時00分には「水晶小屋」まで下山してきた。ここでは休憩せず、先を急ぎ8時25分に「ワリモ岳北分岐」に戻った。先行したはずの単独行はワリモ岳北分岐の手前で追い越して行ったが、「ワリモ岳北分岐」で一緒になった。単独行は鷲羽岳へ向かい、今日中に双六小屋まで行きたいというが、私は行先は同じでも、黒部源流を経由するので別々のルートを選んだ。ここまでに水を1リットル消費し、累計で3リットルとなった。ここでおにぎりを2個食べて、8時34分に出発し、「岩苔乗越」へと下って行った。8時40分に「岩苔乗越」を通過し、さらに黒部源流へと下って行った。下った分は登り返さないといけないから、大変なことなのだ。9時24分に最低鞍部に着いたが、ここまでに水を1リットル、累計で4リットル消費した。ここから少しだけ登った所に、「黒部川水源地標」という石碑があった。9時26分にこの石碑を通過した。沢筋を登り返し、10時08分に「三俣山荘」に着いた。ここで、計画より2時間30分の遅れとなっていた。10時13分に出発し、「三俣峠」への登りに取り掛かった。そして、10時58分に「三俣峠」に出たのであった。ここから往路と同じ巻道を通って、「双六小屋」へと向かう。途中で11時42分から11時45分まで休憩し、12時15分に巻道分岐に出た。そして、急坂を下って12時25分に「双六小屋」に下り立った。ここで、予定より2時間の遅れであった。ここまでに水1リットルを消費し、累計で5リットルとなった。まだ、12時台であり、ここで泊まる気はなく、下山出来るところまでは下山しようと、12時43分に下山にかかった。重い足を引きずりながら苦しい登りをクリアして、13時33分に「花見平(双六まで2.0km)」を通過し、13時44分に「弓折岳分岐」に着いた。あとは、登りはない。下る一方なのだ。ここまで来たらもう「新穂高」までくだるしかないと決めた。14時03分に「弓折中段」を通過し、14時18分に「鏡平山荘」におりたった。ここでも1時間30分の遅れであった。ここでは休憩することなく、14時21分に鏡池を通過し、14時25分に「あと5分」の表示を通過し、14時47分に「シシウドヶ原」に着いた。多くの若者が休憩していたが、ここでも休まず通過した。15時05分に「イタドリヶ原」を通過し、15時20分に「チボ岩」を通過した。そして、15時31分に「秩父沢」へ出たのであった。ここで約1時間の遅れで、ここまでに水を1リットル累計で6リットル消費した。さらに先を急いで16時04分に林道へ出た。あとは、林道を歩き、16時18分に「わさび平小屋」の前を通過した。ここでの遅れは約30分となった。さらに長い林道歩きがある。16時29分に「笠新道」の入口を通過し、16時39分に「中崎橋」を渡って、17時07分にゲートをすり抜けた。そして、17時13分に下山届を提出し、17時22分に無料駐車場へ戻ったのであった。水はここまでに0.5リットル累計で6.5リットル消費した。ちょうど用意した6.5リットルを飲みきったことになるが、このコースは水が豊富なので、途中で補給すれば、2リットルも用意すれば十分と思われる。コースタイムは、ここでぴったりと予定通りの時刻となった。なんと素晴らしい!!17時34分に車をスタートさせ、18時47分に高山ICから高速に上がった。しかし、清見IC付近で渋滞があり、さらに「ひるがの高原SA」のそばで事故渋滞にあう。それで、ひるがの高原スマートICから流出し、やまびこロードを走って、高鷲ICから再び高速に上がって20時48分に美濃ICまで来た。そして、21時15分に帰宅したのであった。長い1日が終わったという感じだ。しかし、満足感、充実感がこみ上げてきた。