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五 竜 岳(2,814.1m)
平成24年8月11日(土)曇り一時雨
長野県白馬村
先週は鹿島槍ヶ岳へ登ったが、赤岩尾根から日帰りしたことで、五竜岳へも日帰りする自信がついた。五竜テレキャビンを使って、日帰りするという計画である。五竜テレキャビンはおおむね通年営業しているが、営業時間は3つに分かれており、7月14日、15日と8月11日から14日までの4日間、合わせて6日間のみは特別早朝営業を行っている。日帰りを計画するならこれを利用するのが一番である。実は7月14日の特別早朝営業に併せて計画をしていたが、天侯不順により中止した経緯があり、満を持しての出発であった。
例により、前日金曜日の夜21時05分に出発した。途中のコンビニでおにぎりを調達して、21時25分に関広見ICから高速に上がる。お盆の帰省ラッシュを心配していたが、渋滞もなく順調に走って、21時51分に土岐JCTを通過し、22時08分に恵那峡SAに着いた。トイレ休憩をして22時18分に出発し、22時43分に阿智PAで給油をした。駒ケ岳SAは23時11分に通過して、0時03分に梓川SAを通過した。0時を過ぎてから豊科ICを流出する予定であったが、時間的にはぴったりであった。0時10分に豊科ICを出て、「白馬」の案内標識に従って走る。車は多かったが、深夜ということもあり、順調に走ることができた。さすがに白馬である、案内標識がしっかりしており迷うこともない。「白馬五竜テレキャビン」の標識で左折して、踏切を渡り、道なりに進むと、「白馬五竜エスカルプラザ」の駐車場に着く。一番奥の第一駐車場に車を止めた。「五竜テレキャビン」の「とおみ駅」のすぐ横である。1時00分であった。すぐに仮眠する。
5時00分に起床し、明るくなった付近を歩きまわる。同じように「五竜テレキャビン」の特別早朝営業を利用して「五竜岳日帰り」をする登山者がおり、言葉を交わす。5時45分に「とおみ駅」に入り、6時30分の始発を待つ。その間にも乗客の列は増えていった。「五竜テレキャビン」は定刻通り出発し、6時38分には「アルプス平駅」に降り立った。リフトには乗らず、高山植物園の中を登って行く。
6時48分にリフトの上部駅に着いた。本日一番乗りであった。そのまま登り、6時53分に「地蔵の頭」(1,676m)に出た。「五竜岳6時間、テレキャビンアルプス平駅20分(下り最終16:15)、小遠見山90分、」という看板がある。とにかく先を急がねばならない。7時06分に「見返り坂」に着いた。ここで休憩していると、多くの登山者が追い越していった。7時08分に出発し、7時27分に「一ノ背髪」に着いた。ここには「小遠見山35分、アルプス平駅35分」という看板があった。さらに先を急ぎ、7時40分に「ニノ背髪」に出た。ここには「小遠見山20分、アルプス平駅40分」という看板がある。ここまでに1.5リットルの水を消費した。そして、7時48分に小遠見山の巻道分岐に着いた。「五竜岳6km、小遠見山0.1km、神城駅6.2km」という道標がある。しかし、今日はガスがかかっていたし、先を急がねばという思いもあって、小遠見山は下山時に時間があれば立ち寄ることにして、巻道へと入った。すると、7時51分に「小遠見山」からの道に合流した。ここからは、本格的な登山道となる。
8時06分に「中遠見」を通過して、8時40分に「大遠見」に着いた。ここで小休止した。ほぼ予定時間どおりであった。8時47分に出発した。
9時11分に「西遠見」に着いた。ここでも小休止して9時15分に出発した。ここまでは、アップダウンのある尾根道であったが、ここからは、急な登りになり、痩せ尾根もある。9時58分に鎖のある岩場を乗り越えると、前方に五竜山荘が見え、白岳が目の前に立ちはだかる。
10時24分に白岳への分岐を過ぎて、10時31分に「五竜山荘」に着いた。ほぼ予定通りである。テレキャビンの最終便にギリギリで間に合う予定であるので、予定より遅れるとテレキャビンに乗れなくなるのだ。高度があがったため汗をかかなくなったのか、ここまでにさらに500ミリリットルの水を消費したのであった。
10時40分に「五竜山荘」を出発した。ここからはザレ場のトラバース道と岩場の急な登りがあり、両手両足を使い、3点支持で慎重に登る。途中で雨がポツポツと落ちてきた。ここまで来たからには山頂まで行くしかない。11時38分に縦走路から五竜岳への分岐点に出た。
ここから岩場の尾根を進んで、11時40分に五竜岳山頂に出たのであった。
時間もないし、ガスはかかっていたし、雨もポツポツだったので、11時43分には引き返した。
11時45分に縦走路に出て、濡れた岩場を慎重に下り、12時23分に五竜山荘まで下ってきた。ここで、雨具を着て、12時28分に五竜山荘を出発した。
12時33分に縦走路の分岐に出て、12時38分に白岳山頂に出た。往路ではパスしたが、復路で白岳の山頂を踏んだのである。12時55分には鎖のある岩場に出て、慎重に下る。そして、雨がやんできたので、途中で雨具を脱ぎ、13時16分に「西遠見山」を通過し、13時22分に「西遠見の池」に着いた。ここでも時間は予定通りであった。13時42分には「大遠見」を通過し、14時12分に「中遠見」に着いた。ここまでにさらに500ミリリットルの水を消費した。どんどん下って、14時26分に小遠見山への分岐に着いた。予定時間より早かったので、小遠見山へ立ち寄ることにして、直進した。
14時29分に「小遠見山」に出た。「小遠見山山頂2007m、アルプス平駅60分、五竜岳5時間」という道標がある。ここまで来ればあとは、遊歩道を下るだけだ。テレキャビンの最終便には十分磨にあう。
14時34分に下山し、14時36分に巻道との分岐に出て、14時43分に「ニノ背髪」、14時51分に「一ノ背髪」、15時01分に「見返り坂」、15時12分に「地蔵の頭」をそれぞれ通過した。地蔵の頭からは、多くの観光客とともに下り、15時24分にアルプス平駅に下り立ったのであった。すぐにテレキャビンに乗り込み、15時37分に「とおみ駅」に着いた。ここまでに500ミリリットルの水を消費した。全部で3リットルの水を消費したことになる。
15時48分に車をスタートさせ、道の駅「白馬」に立ち寄り、15時58分出発した。帰路も順調で17時01分に豊科ICから高速に上がり、18時00分に駒ケ岳SAを、18時40分に恵那峡SAを通過し、19時35分に関ICから流出した。帰宅したのは20時00分であった。