![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
苗 場 山(2,145m)
平成20年9月27日(土)〜28日(日)晴れ
日本百名山の苗場山へ行く機会を得たので参加した。ワンゲルの例会で企画されたものである。
9月27日の早朝、3時00分に集合して、登山口の秘境秋山郷へ向かった。グループで行くのは、自分で車を運転しなくてもよいので楽だ。
岐阜各務原インターから高速に乗り、東海北陸道、東海環状道、中央道、長野道、上信越道と乗り継いで、豊田飯山インターで下りる。国道117号、国道405号と経由して、秋山郷へ入り、そこから林道へ進入する。林道の終点まで行くと、大きな駐車場がある。駐車場の入り口にトイレもある。
早速準備をして、9時27分に出発する。登山口は駐車場の奥にある。登山届けのボックスと苗場山登山口という標柱がある。ここは、3合目で、標高はすでに1,290mとなっている。また、「4合目まで30分」という「栄村」の標柱がある。原生林の中を登っていき、10時57分に4合目に着いた。4合目は「標高1,470m」で「5合目まで20分」という標柱がある。またここには、そばに沢があり、水場がある。合目ごとに標柱があるので、ペース配分の目安になる。さて、4合目を11時04分に出発し、11時27分に5合目に着いた。「標高1,580m、6合目まで25分」という標柱がある。さらに樹林帯の中を登っていくが、登山道が沢のようになっており、どろどろで歩きにくい。スパッツは必携だろう。6合目の標識を見逃し、水場を通り過ぎ、やがて、12時16分に7合目に着いた。ここの標柱は「8合目まで20分」となっている。標高の数字は消えかかって読めない。このあたりから坂が急になり、鎖やロープが出てくる。もう8合目に着くはずだがと思いつつも、空腹に耐えかねて、8合目の手前の坂の途中で昼食となった。12時33分から13時03分まで昼食休憩をとり、急坂を登っていく。そして、13時11分に樹林帯を抜け、ぱっと開けた平坦地に飛び出した。ここが9合目のようだ。ききしに勝る苗場山の大湿原が広がっている。昨夜の降雪により、雪と紅葉と草原と池糖がすばらしい景色を作り出している。まさに神様の田んぼにふさわしい。ガスもかかって幻想的だ。ここからは木道が整備されている。小休止のあと、13時15分に木道を出発した。13時20分に「和山8.2km、苗場山頂1.2km」という道標と、「小赤沢6.3km、和山8.2km」という道標がある分岐点についた。13時38分に木道は一旦なくなり、岩のゴロゴロした樹林帯の中の道に突入する。13時42分に赤倉山への分岐点に着いた。「赤倉山4.0km」という道標がある。そして、13時47分には「小赤沢、苗場山山頂」という道標を、13時52分にも同じような「小赤沢、苗場山山頂」という道標を通過して、14時00分に「赤湯」分岐点の道標を過ぎる。14時02分に今日のお宿となる「苗場ヒュッテ」に着いた。山頂はさらにこの先のもうひとつの宿、「遊仙閣」の裏庭にあるらしい。14時04分に苗場山山頂(2,145m)に到着、万歳。
さて、今日のお宿となる、「苗場ヒュッテ」(苗場山自然体験交流センター)に戻って、各自がボッカしてきたワインやビールや日本酒により、早速宴会が始まった。18時00分から始まった夕食はカレーライスであったが、発砲スチロールの器で受け取り(お代わり自由)、サラダとフクシンヅケは、セルフサービスで自分で持ってくるというものであった。なんか、味気ない気がした。それで、夕食時にビールを飲むという気が失せた。もっとも、その前の宴会で十分飲んだので満足はしていた。
翌日は5時40分ころが日の出だというので、それを見ようとしたが、残念ながらガスっていて日の出は見られなかった。積雪のうっすらとあったようだ。6時00分に朝食を取り、昼食用の弁当を受け取り、6時45分に外に出て、山頂付近の大湿原を散策した。言語では言い表せないすばらしい景色が広がっている。
山頂の湿原を堪能して、7時53分にいよいよ下山にかかった。8時11分に赤倉山への分岐に着き、さらに景色を焼き付けて、8時11分に出発した。8時17分に一旦木道がなくなり、樹林帯の中の岩のごつごつした道を通って、8時21分に再び木道が現れるが、すぐにまた、岩場の道になる。そして、8時25分に木道へ出た。ここで小休止のあと、8時27分に木道を歩き始めた。8時31分に「小赤沢6.3km、和山8.2km」の道標がある分岐を通過した。8時35分に9合目へ着いた。山頂の台地(湿原)は、ここまでで、ここから急坂が始まる。8時41分に下りを開始した。8時46分に8合目の道標を過ぎる。登りには気がつかなかったが、昼食休憩をしたすぐ上であった。「標高1,840m、9合目まで40分」となっている。調子よく下って、9時00分に「7合目」、途中、9時02分から12分まで休憩し、9時18分に「6合目(標高1,750m、7合目まで15分の道標)」に着き、9時29分まで休憩した。9時34分に水場を過ぎ、9時54分に「5合目(標高1,580m、6合目まで25分)」に着き、9時58分まで休憩した。さらに10時18分に「4合目(標高1,470m、5合目まで20分の道標)」に着き、10時26分まで」休憩した。10時46分に登山口の3合目駐車場に着いた。
その後、小赤沢温泉の「楽養館(赤い湯)」に入った。湯船の底が見えないほどの赤い湯であった。鉄分が多いのか、タオルも赤くなってしまう。入浴してさっぱりした後、ここで、山小屋でつくってもらった弁当を食べた。ビールも注文して飲んだ。
さらに、小赤沢で役場支所や郵便局を兼ねる秋山郷の資料館を見学して、14時00分ころ帰路についた。帰宅は20時00分であった。