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雨飾山(1963m)

平成20年8月2日(土)晴れ
 
新潟県
 
日本百名山

              雨 飾 山(1,963m)

 

平成20年8月2日(土)晴れ

 

雨飾山、いい響きじゃないですか。この山は、単独(人だ単独ではなくて、山が単独)で行きたくなかったが、やむを得ない。他に組み合わせる山がない。高妻山なんかが、一番組み合わせとしてはよかったが、この雨飾山への登ったあと、高妻山へ登る体力はないだろう。それに、今回は日帰りで帰宅しなければならない。翌日の8月3日の日曜日も山へ登れるのなら、1泊して日曜日に高妻山へ登る事も出来るが、土曜日に日帰りをしなくては行けないので、やむを得ず、単独でこの雨飾山のみ登って帰宅した。

さて、そんなわけで、出発は、前日金曜日の22時15分であった。満タン給油をして、22時43分に関インターから高速に乗った。東海北陸、東海環状を乗り継いで、中央高速に乗る。23時26分「恵那峡SA」で休憩する。23時45分にここを出発し、0時20分に「駒ヶ岳SA」に着く。0時30分に出発して、今度は、1時27分に最終SAとなる「梓川SA」に立ち寄る。仮眠をして2時00分に出発する。次の豊科ICで高速を降り、あとは、小谷温泉を目指す。国道148号を北上し、小谷村へ入ったら、連続したトンネルを2つ抜けると、「小谷温泉口」の信号がある。そこで、右折し、「小谷温泉」へと走る。小谷温泉を抜けると、「雨飾荘」があり、さらに奥へ進むと、妙高高原方面(右折)と雨飾山、雨飾キャンプ場方面(直進)との分岐があるので、直進する。そうすると、こんは、雨飾キャンプ場は右折との看板が出てくるので、右折して行くと、広い駐車場が現れる。トイレと管理棟がある。そこは、すでに半分くらい埋まっていたが、空きスペースを見つけて駐車する。到着は4時14分であった。予定より1時間遅い。まあ、出発も1時間遅らせよう決めて、すぐに車中で仮眠した。起床は4時45分、外は明るかったので、すぐに準備をして、5時00分に出発した。

まずは、駐車場の奥から、下って行く。そうすると、木道が現れる。その木道を進んで行く。しばらくで「1/11 小谷温泉側登山口400m、雨飾山山頂4.0km」という標柱と菱形の看板がある。雨飾山山頂までは4.4kmであり、これを11等分して、400mごとに道標を設置したものと思われる。ようするに最初の400mをすぎたということか。5時05分であった。同様に2/11の道標が5時10分に現れた。ここには、ベンチもあり、「登山口まで15分」とか、「雨飾山山頂まで180分」、「荒菅沢まで90分」といった標柱があった。そして、ここから、登山道はいままでの平坦地とは、うってかわって、急登となるのだ。

ガマンして登っていくと、急登も一段落し、5時37分には、4/11の道標が現れる。「小谷温泉側登山口1.6km、雨飾山山頂2.8km」という表示が有る。そうすると、すぐの5時40分には、「ブナ平」に着く。ここは、その名のとおり、ブナ林の中の平になっており、「雨飾山山頂120分、荒菅沢30分」という標柱が立っている。今日は体調がよかったので、ここでは休むことなく、先へと歩を進めた。登山道は急登はなく、ほぼ平坦地である。やがて、5時51分、「5/11」の看板を通過すると、6時00分には登山道が下降を始める。これが、荒菅沢への下降かと思ったら、6時03分に「6/11」の標識が現れ、6時06分には、「荒菅沢 登山口まで95分」の標柱があり、さらに、6時07分には沢身へ出た。雪渓が残っていた。また、左を見上げると、布団菱と雨飾山の山頂が見える。

さて、ここで沢を渡り、対岸の尾根に取り付くと、すぐに「雨飾山山頂まで90分」という標柱があり、急登が始まる。6時19分に「7/11」の看板を過ぎ、6時38分には森林限界を抜け出し、6時46扮には、登山口の駐車場が見えてくる。なお、急登をガマンしてこなしていくと、7時06分「9/11 小谷温泉側登山口3.6km、雨飾山山頂0.8km」という看板を通過する。そうすると、7時09分に稜線に出て、そこに「金山」への分岐点がある。ここには、「小谷温泉側登山口まで170分、雨飾山山頂まで40分、金山まで320分」という道標がある。そして、左方には雨飾山山頂とおぼしき高みがある。そして、そこへと笹原の中に登山道が続いている。気持ちのよい笹の草原である。山頂へと進んで行くと、7時14分に分岐があり、大きな標柱がある。「雨飾山山頂30分、梶山新湯2時間50分、小谷登山口2時間50分」という表示がある。ここを直進すると、7時18分に「10/11 小谷温泉側登山口4.0km、雨飾山山頂0.4km」という看板に着く。さらに、草原を先へと進む。最後の雨飾山山頂への登りに差し掛かると、「すりかえれば 荒スゲ沢」という看板があるので、振り返るとなるほど眼下に荒菅沢が見える。さて、後は、ひたすらに急登に励むと、7時34分、待望の山頂に飛び出した。まずは、右手の北峰へ行く。お地蔵さんが日本海を向いて鎮座している。そして、7時36分に南峰へ行くと、そこには三角点と、雨飾山山頂(1,963m)の標柱がある。先客が1人休憩中であった。私が写真を撮っていると、とりましょうかといっていただいたので、ご好意に甘えて、写していただいた。そしおたら、まもなく、その御仁は下山して行かれた。私は1人山頂で360度の展望をおかずにして、おにぎりをほおばった。いい天気ではあったが、残念ながら日本海はガスって見えず。そう言えば、先に下山した御仁も4回目にしてやっとこんな好天に恵まれたとおっしゃっていた。

さて、7時53分に下山した。7時59分に「ふりかえれば荒スゲ沢」の看板を通過し、8時03分に「10/11」の看板も通過する。そして、8時06分には「梶山新湯」への下山道の分岐を通り越し、8時11分に「金山」への分岐に着いた。ここからは、急降下となる。登ってくる登山者を交わしながら、どんどん下って、8時23分に森林限界へと突入する。そして、8時35分に「7/11」の看板を過ぎて、8時42分に荒菅沢に下り立つ。

あとは、一目散に登山口を目指して下山する。8時49分に「6/11」の看板、9時00分に「5/11」の看板を通過して。9時07分に「ブナ平」に」着く。さらに9時09分に「4/11」、9時26分に「2/11」の看板をそれぞれ通過する。そして、9時30分に「1/11」の看板を過ぎると、9時36分に駐車場へ戻った。

そして、9時45分に出発し、9時55分には小谷温泉に着く。ここで無料(寸志)の露天風呂へ入った。入ったといっても温泉が「かけ流し」で、熱すぎて、全身を湯船に沈めることが出来ず、お湯をかけただけとなった。

帰路は、一般道を使い、12時30分に塩尻を通過し、17時00分に帰宅した。総走行キロは約600キロであった。