カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅

金草岳・冠山(1127.1m)(1256.6m)

平成10年6月14日()・平成10年7月4日()・平成11年5月14日()・平成3年5月26日()
 
揖斐川町
 
グループ
34   冠  山(1,256.6m)  (藤橋村)
 
                      平成3年5月26日(日) 晴れ
 
 山開きなのか、大勢の人がバスや自家用車で来ていた。山頂もひどい人である。何を好んでこんなに大勢で山へ来るのか。
 


34        金 草 岳(1,227m)
 
 
                     平成10年6月14日(日)雨
 
 ワンゲルの例会で、金草岳への登山道の草刈りを行うことになった。ちょうど、福井県の「ブナの木山の会」というグループが毎年金草岳への登山道の草刈りをやっているというので、それに便乗した形で合同であることになった。しかし、あいにくの雨である。雨でもやるというので、集合地である揖斐総合庁舎へ出発した。14名の参加の予定が雨のため8名に減った。しかし、福井県では午前6時現在雨が降っていないという訳で、向こうは出発したとのこと。こちらは雨の中、冠峠へ向けて出発した。午前8時30分ころ冠峠へ到着した。福井県側の参加者15名程度と合流して、登山道の草を刈りつつ、尾根筋を桧尾峠へ向かう。
雨は降ったりやんだりであるが、強風が吹き荒れ大変であったが、なんとか午前10時40分ころ、桧尾峠へ到着した。しかし、雨がひどくなり、金草岳へはあきらめて、ここから引き返すことになった。すこし引き返した水場で昼食をとり、引き返す。福井県側の一部の人は、違う尾根筋を草刈りしつつ下った。われわれは、登りと同じ道を戻る。1時30分ころ車へ着いた。帰りに藤橋城で休憩してコーヒーをのみ、揖斐総合庁舎へ帰った。帰宅は4時ころであった。
 
 
                    平成10年7月4日(土)晴れ
 
 先日の草刈り登山では、結局桧尾峠までしか登れなかったので、頂上まで登るべく再挑戦となった。天気は上々であるが、気温が高くものすごく暑い日であった。朝7時30分に家を出る。高富町、美山町から国道418号線で根尾村へ、さらに馬坂峠から藤橋村(旧徳山村)へはいり、国道417号線で冠峠方面へと車を走らせ、いよいよ急なヘアーピンカーブの連続の林道になると、高倉峠と冠峠との分岐点がある。ここでは左の冠峠への道を進む。右側には冠山が間近に見える。その分岐点から3キロほどで、さらに左へ入る林道がある。この林道へ入るのであるが、舗装もされていない悪路である。この分岐点から3.5キロくらい行くと、小さな雨量計が左にある。さらに200mくらいで滝がある。ここから400mで林道は通行不能となる。雨量計の場所からは相当な悪路である。車は雨量計のところに駐車した方がよいかも知れない。
 さて、登山口には、9時30分に到着した。そこで、林道は大きく左にカーブしているが、カーブでちょうど谷が右から流れ込んでおり、道路が崩れてしまって、車は通行できないのである。谷は2つあるようだが、向かって左の谷の方が水量も多くある。谷の入り口にある木の枝に「金草山」の看板がぶら下がっているし、ビニールテープも取り付けてある。その谷に沿って登山道があるので、それを登る。道は谷の中を行ったり、あるいは、右岸を登ったりしている。基本的には谷を詰めることとなる。9時50分には尾根の鞍部に着く。右へ行くと冠峠、左に行くと桧尾峠である。左へ行くとすぐに水場がある。9時51分に到着。ここから坂道が急になり、それを登り切ると桧尾峠である。9時57分に到着した。ここを右へ行くと河内(楢俣)へ下り、左へ行くと白倉岳を経て、金草岳である。さて、左の尾根沿いに笹の草原の中の金草岳への道を登ると、すぐに、ちょっとしたピークがある。そこにコンクリートの杭が埋め込んである。県境の尾根を行くので、所々にコンクリートの小さな杭が打ってある。桧尾峠からは熊笹が生い茂っている。さて、このピークを10時00分に通過して、道はなだらかな尾根を進み、10時12分ころ登りがきつくなる。この付近は熊笹の背丈が高いので、見通しが利かない。これを登ると10時15分には、岩石があり展望もよく休憩に最適の場所に着く。背後には冠山が見え、行く手には白倉岳が見える。さらに進んで、10時30分には白倉岳の直下の肩に到着した。この付近は、熊笹の背丈が低いので見晴らしがよい。そして、右からの尾根を合して、左へ進み、大きく右へ回り込むと、10時45分にやっと白倉岳へ着く。ここまで来てやっと金草岳の頂上が見える。一旦下ってさらに登ると金草岳の頂上である。この下るところは、熊笹の背丈が高い。そして、登りのところは背丈が低くなっている。11時06分に頂上へ着いた。高い木はなく、360度の展望が楽しめる。昼食のあと、11時36分に下山にかかる。11時48分に白草岳、11時53分に肩のピークを過ぎ、12時04分には岩石を越える。12時14分に桧尾峠の手前のピークを越えて、12時16分に桧尾峠へ着いた。さらに下って、12時19分には水場、そして、尾根道から分岐して下る下り口へ着く。谷沿いに下って、12時29分に車へ到着した。帰宅は14時40分であった。
 
                平成11年5月3日(月・憲法記念日)曇り
 
 ワンゲル6月例会の草刈り登山の下見のため金草岳へ登って、そのあと福井県池田町河内の山荘に2泊して、冠山へも登るべく自宅を9時に出発して、10時に大垣市赤坂の渡辺志朗氏宅へ着く。渡辺氏の車に同乗し、途中で食料を買い込んで、一路冠峠へ向かう。冠峠の手前から、左の林道へ入り、金草岳の岐阜県側登山口であるソバコ又へ向かう。林道は相当な荒れようで、慎重に車を走らせる。しかし、林道終点の手前の滝(布滝)のさらに手前で、崖崩れのため進入できなくなった。そこに2〜3台の駐車スペースがあり、先客が2台止めてあった。そこに車を止めて、食事を済ませ、12時50分に林道を歩き始めた。1時07分に登山道の登り口に到着した。登山道の沢には大きな雪渓がある。1時19分に尾根へたどり着き、1時27分に桧尾峠へ着く。休憩のあと、白倉岳を目指し、1時59分に到着、さらに金草岳へは2時22分に到着した。渡辺氏の到着を待って、二人で乾杯する。記念写真を撮って、3時05分に下山を開始し、3時35分に桧尾峠を通過、3時45分に林道へ出る。あとは林道を歩いて、4時には車へ戻った。それから、冠峠を経由して、福井県池田町河内へ行こうとしたが、冠峠までは行けたものの、冠峠を越えた福井県側のところで、積雪のため車で通行できず、やむなく、大垣まで戻る羽目になった。冠峠から30分ほどで到着できるはずが、たいへんな時間のロスであった。冠峠を5時に出て、揖斐川〜関ヶ原〜北陸道〜武生〜池田と回って、午後9時すぎにやっと山荘へ到着した。大変な1日であった。山荘で山荘の所有者(橋詰氏)を交えて3人でビールを飲みながら食事をして、12時30分ころ就寝する。
 
 
                平成11年6月13日(日)晴れ
 
 3度目の金草岳登山である。ワンゲル6月例会の草刈り登山に参加する。午前6時30分に揖斐総合庁舎に集合して、冠峠へ向かう。藤橋城にて、休憩後、林道終点へ8時30分到着。これ以降は、道路決壊にため、車の通行は不可である。8時38分に歩き始める。登山道の草刈りをしながら登り、桧尾峠を経て、12時10分に最後尾で頂上到着。宴会の後、12時50分に下山を開始。桧尾峠へ1時50分に到着。ここでも休憩、車へ戻ったのは、3時頃であった。途中、藤橋城で休憩、揖斐総合庁舎へは、5時45分到着。帰宅は6時30分。疲れた1日であった。