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花房山(1189.5m)

平成9年4月13日()・平成15年11月8日()
 
揖斐川町
 
グループ
31     花 房 山(1189.5m)
 
                      平成9年4月13日(日)快晴
 
 かねてから、憧れを抱いていた花房山へ向かう。午前6時45分に家を出る。久瀬村の小津地区の集落を過ぎたところで左折し、高地谷に架かる奥原橋を渡ると林道になる。渡る橋を間違えなければ問題はない。この林道は岐阜県林業公社が管理する林道らしい。車でしばらく登っていくと、通行止めの柵があり、鎖がかかっている。その手前に車1台を止める広場があるが、すでに先客があったので、200m程引き返して止める。午前7時50分に林道を歩き始める。タラの木がたくさんあるが、芽をつむのは、まだすこし時期が早いようである。約20分くらい林道をあるくと、林道からそれて左へ登る道が、林道の法面についている。ここを登っていくのであるが、林が伐採してしまっているので、見通しがよくて、気持ちがよい。やがて、午前8時40分に再び林道へ出た。林道は大きく迂回しているが、登山道は直登しているようである。林道を横断して再び登山道へ入る。ここも林を伐採してしまっているので、展望がよく、タンポや雷倉の稜線、さらに小津権現山の稜線がせり上がってくるのが、楽しい。林道から約30分ほどで、やがて、9時10分にまたまた林道へ出る。この林道も横断してまたまた登山道へ突入する。しばらくは伐採してあるので、見通しがよい。やがて、午前9時25分ころ右側に笹の藪が出現する。尾根の左側は伐採してあるが、右側は伐採してないようだ。それもつかの間で、いよいよ笹と雑木の林に突入する。9時45分にちょっとしたピークに到着する。見上げるとさらに先に稜線がある。あれが主尾根の稜線かと思い、頑張ってさらに登り始める。その稜線に着いたのがちょうど10時であった。しかし見上げるとさらにその先に頂上らしきものが見える。あれが頂上に違いないと確信し、尾根を進む。尾根にはところどころ雪が残っている。いままで、登ってきたのは南の斜面であったので、雪は解けていたが、反対側の北の斜面は残っているようだ。さて、尾根を進んで、いよいよ頂上直下のコルに到着した。時刻は10時15分である。最後の踏ん張りだと思い、登り始める。やがて、10時30分頂上に到着、先客が2パーティ3人いた。さっそくラーメンをすすり、コーヒーを飲んで休憩する。眺望のすばらしいこと、さすがに花房山だと感心する。小津権現山、雷倉、タンポ、魚金山、さらに遠くには白山や伊吹山の山々が見える。さて、11時15分に下山を開始する。12時ちょうどに林道へ出る。あとはこの林道を歩いて12時25分に車に到着した。自宅へは13時20分に到着である。


31花 房 山(1,189.5m)
 
                      平成15年11月8日(土)晴れ
 
 午前8時00分に家を出発し、藤橋城へ向かった。横山ダムで国道303号と分かれ、国道417号へ入る。橋を渡って揖斐川の右岸側へ行くと、やがて、ダンプカーがひっきりなしに通るようになる。徳山ダムの工事が本格的に始まっていることを知らされる。しかし、ダンプカーは石を落としたりして、車のフロントガラスを傷つけるので、すれ違いに注意が必要である。藤橋城が近づくと、工事関係者の飯場が立ち並んでいる場所がある。とにかく、ダンプに注意しながら、なんとか藤橋城に着いた。城をすぎると、すぐに、「どんどん橋」があり、揖斐川の左岸へと渡る。橋を渡って、右左折せず、そのまま直進すると林道へ入るが、いまは、左側に工事の飯場(事務所)があり、右側にはお寺のような建物がある。まっすぐ林道を進むと、すぐに(橋を渡ってから、100mほど)右側に「戦没者慰霊塔」があり、その前に5台くらいの駐車スペースがある。その駐車スペースの道路を隔てた反対側に登山道の入口がある。案内板のたぐいは何もなし。赤い布が木につけてある。ここを9時35分に出発した。登山道はほんのはじめは緩やかであるが、すぐに急登になる。9時44分にいったん緩やかになる場所に達した。ここから急登をする途中で、車にロックするのを忘れたことに気づき、引き返す。10時00分に車まで戻り、10時01分に再出発した。急登をこなし、10時08分にいったん平らに出る。そして、10時15分に引き返した地点を通過した。10時20分には急登を過ぎて、平らな場所に出た。ここで、尾根から少しはずれ、右山でトラバース気味に登っていく。やがて、トラロープのはってある急登の場所に着いた。10時33分にこの急登をこなし、10時35分には右に植林が現れ、またまた急登となる。この急登を喘ぎながら登り切ると、10時42分には傾斜が緩やかになる。ここにツガ(?)の大木が数本ある。さらに登ると、10時52分には、またトラロープのある急登となる。そして、植林はなくなる。11時00分には傾斜が緩やかになり、右に植林が現れる。11時08分にやせ尾根を越える。11時17分に大きな桧の横を通り、11時20分にいったんピークに着く。ここから少し下りとなるが、この付近からやっと花房山の稜線が見えてくる。左は植林、右は雑木の道を下り、11時26分に鞍部に下り立つ。鞍部から北方の山並みが見える。登りに転じ、11時34分にいったん平坦地に着く。11時44分にやせ尾根を越えるが、ここに「すべり石」がある。やせ尾根にどかっと乗っている平らな大岩である。すべらないように注意して乗り越える。11時51分には再びピークに着く。ここから急坂を下りて、11時56分に吊り尾根を越える。12時13分には大岩の下に着き、これを回り込んで越えるが、ここからが長かった。相当疲れてもいたし、傾斜も急でなかなか足が進まない。下山してくる2人グループとすれ違い、なんとか12時45分に花房山から延びる主稜線のピークに出た。目の前に花房山がある。ここからは藪こぎだ聞いていたが、笹は背丈より低いので見通しがあるし、ちゃんと踏み跡もある。12時52分に花房山の頂上に到着した。数人のグループが休憩中であった。早速、持参したおにぎりで昼食とした。グループの人と写真を取り合って、13時00分、このグループより先に下山した。13時06分に主稜線のピークを過ぎる。ここから急降下だ。13時18分に大岩を通過する。13時24分に吊り尾根を渡り、13時30分にピークを越える。13時36分に「すべり石」のあるやせ尾根を通過した。13時41分に平らなところへ着いて、ここで登りにすれ違った2人グループを追い越した。13時44分に鞍部を越え、13時50分にピークを乗り越えた。13時56分にやせ尾根を越え、13時58分には杉林の平らな場所を通過し、14時03分に左が植林で右が雑木のところを下る。トラロープがはってある急坂の場所である。14時08分にツガ(?)の大木が数本ある緩やかな場所を通り、このあと急坂を滑り下りて、14時13分にいったん平らな場所を通過し、さらに急坂を下りて、14時25分に車へ戻った。