カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅


ブンゲン・品又山(1259.7m)(1045.6m)

平成15年8月12日()
 
揖斐川町
 
グループ
24ブ ン ゲ ン(1,259.7m) 品 又 山(1,045.6m)
 
                      平成15年8月12日(火)雨後曇り
 
 朝は雨であり、山行きはあきらめていたが、案外早くから上がったので、どこかの山へ行こうと思い、スキー場から登り足場のよいブンゲンと品又山へ行くことにした。
 10時30分に自宅を出発し、途中で給油をすませ、国道21号、関ヶ原バイパス、国道365号、県道と乗り継いで、伊吹山の入り口から「奥伊吹スキー場」の看板を頼りにして、県道を最奥まで乗り入れるとそこが「奥伊吹スキー場」であった。この県道は山東本巣線であり、峠を越えて本巣町まで通じるはずであるが、現在は峠で分断されている。 それはともかく、12時15分にこのスキー場に着いた。この時期、キャンプ場になっているので、キャンパーが少々いるのみである。第1リフトの改札の横に車を止め、準備をして12時30分にその第1リフトに沿って舗装路を登り始めた。スキー場のゲレンデ入り口には、大きな看板があり、リフト番号がわかるが、実際の現地ではリフトに番号がないので、いまはどのリフトの下を歩いているのかわからず困った。ガイドブックを頼りに登って行った。12時48分に第8リフトの降り場(終点、上部)に着いた。ここで道は大きく右へ曲がって、第9リフトの改札を通り、第9リフトの下のコンクリート舗装の急坂を登って行く。12時56分に第9リフトの降り場に着いた。ここから第10リフトが始まり、背後の展望が広がってくる。やがて、コンクリートの舗装が切れ、13時07分に中間降り場を通過し、ジグザグに登って、13時20分に第10リフトの降り場に着いた。ここはほとんど尾根上の感じである。左に小高い丘があり、道は右山でトラバースしている。しばし休憩し、小高い丘の方へ行くと、そこに第11リフトの降り場があり、13時30分に着いた。ここがスキー場の最高点で県境尾根である。さて、ここからスキー場を出て、県境尾根をブンゲンまで行くのである。第11リフトの降り場は周囲より小高くなっており、南の方(リフトの延長方面)へ進む。踏み跡は薄いがヤブは切り開いてある。やや下り気味に進み、平坦地をなお進むと、はっきりした踏み跡が出てくる。踏み跡の周囲は幅広く切り開かれているので、迷うことはなかろう。あとは、切り開きに沿ってアップダウンの県境尾根を行けば自然とブンゲン山頂に着く。さて、いったん下って、登り返したピークのところへ、13時36分に着いた。ここで直進する道と、左へ折れて下る道に分かれる。ただ1カ所迷うところであるが、直進すると大岩があり、行き止まりとなる。したがって、ここでは左へ折れて、下るのが正解である。13時37分に鞍部を通過し登り返し、13時40分にピークに達する。13時42分に鞍部まで下り、登り返すと、13時48分にピークに達する。ここは見覚えがあった。以前、残雪期にブンゲンに春日村から登った時に、このピークへ登ってきたのであった。ここから先は、以前に来たときに通った道である。13時49分に鞍部まで下り、13時51分にブンゲンの頂上(1259.7m)へ着いた。以前に来たときと変わっていない。切り開きもここまでである。ということは、切り開きはブンゲン登山道の目的なのか。岐阜と滋賀の県境の山であるが、我々岐阜県人としては、岐阜県側から登りたいと、登山道のない春日村から残雪を踏み分けて登って来た。しかし、滋賀県側からは、こんなにも簡単にしかも残雪期に限らず登ることができる。いかに、岐阜県側は登山道の整備がなされていないかということである。北アルプスもそうであるが、県境の山はほとんどが他県から入山している。岐阜県に人が来ないのも当然ではないか。観光立県が泣くというものだ。さて、それはともかく、雨が上がったばかりで、展望はいまいちである。14時03分に下山にかかった。14時04分に鞍部、14時05分にピーク、14時09分に鞍部、14時11分にピーク、14時12分に鞍部と通過して、14時14分に尾根上のT字路に出た。左へ行くと大岩で行き止まりのところだ。当然、右へ行き、14時15分に鞍部を過ぎ、14時18分に第11リフトの降り場まで戻った。さて、ここから品又山へ行くことにし、14時22分に出発した。リフトを登って来て、ブンゲンへの道よりも、左手の方へ下ることになる。第11リフトの降り場がが小高い丘になっているので、道はやや下り気味に進む。すぐに雑木林の中へ入り、踏み跡が続いている。14時25分に鞍部を通過する。14時26分にピークに達する。ここから目的とする第7リフトの降り場が谷の向こうに見える。道は尾根上を右の方へのびている。切り開きと黄色のペンキがあるので、それに従う。14時28分にピークを越え、14時30分にピークへ達する。切り開きはここで、左へ大きく曲がって、急降下している。下りきったところに沢があり、ここで沢を渡る。14時37分に右山でトラバースでピークの直下を通り、14時38分に鞍部へ下りる。14時39分にピークに到達した。ここで、切り開きと黄色のペンキは急降下して直下の沢へ続いている。それで間違えて、14時40分に沢へ下り、14時43分に沢の右岸へ渡った。そこで、左手を見上げると、リフトのケーブルが見えるではないか。それで、左手のピークにリフト降り場があると思い、間違いに気づく。14時46分に間違えたピークへ戻った。たしかに尾根上に踏み跡がある。切り開きと黄色のペンキがはっきりしていたので、薄い踏み跡に気がつかなかったのだ。ここからすぐの14時50分に第7リフトの降り場に着いた。ここから第7リフトの下を下るが、このヤブがひどかった。15時00分に第7リフトの改札を通過し、すぐに第6リフトの降り場を通る。第6リフトを右手の尾根上に見て下るが、この下りは崖崩れがひどい。左は谷であり、ゲレンデは寸断され危険である。なんとか、下りきり、15時08分に第6リフトの改札に着いた。おからわずかに登って、15時12分に第5リフトの降り場に着く。この右手の小高い丘が品又展望台である。第5リフトを下から上がってくると、左手の小高い丘になる。第5リフトの降り場となる平坦地から丘への登り口に「展望台」の看板があるが、夏草にかくれて見えない。実際、私も登りには気づかず、下って来て気がついた。丘へ駆け上がると、15時15分、展望台があった。結構、高さがあるので、樹林がなければ、第5リフト降り場から一目瞭然であろうが、樹林のおかげで近くまでこないと見えないのだ。足下に「奥伊吹展望台 1,045m」という看板と三角点がある。360度の展望を楽しみ、15時30分に下山した。15時34分に第リフトの降り場へ下り、15時33分に第6リフトの改札を通り、コンクリートの道を下った。ところがすぐ下でコンクリート道の舗装新設工事をしており、通れないという。車ならいざ知らず、歩きなのだから通してくれても良さそうなものを。滋賀県の人は意地が悪いと思ってしまう。やむなく、コンクリートの急坂を登り返し、15時36分に第6リフトの改札の横を通過し、15時38分に第5リフトの降り場まで引き返した。ここからリフトの下のゲレンデを下った。15時46分に第5リフトの改札を通過し、すぐに第3リフトの降り場を過ぎる。リフト下のゲレンデを下り、15時58分にレストハウスに着いた。15時59分に駐車場へ戻った。帰宅は17時30分であった。