カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅


ムネ山(905.5m)

平成15年10月31日()
 
揖斐川町
 
グループ
17む ね 山(905.5m)
 
                       平成15年10月31日(金)曇り
 
 朝は用事があったので、昼少し前から出発し、むね山へ向かった。山頂近くまで林道が通じているので、簡単に登れると判断してのことである。国道303号で揖斐川町へ入り、井之口橋を渡って揖斐川右岸の朝鳥公園から林道へ入る。採石場を過ぎると、「前面通行止」の看板があったが、バイクなら通れるかもしれないと、そのまま登っていく。しかし、林道に土砂が山積されており、物理的に通行不能であった。やむなく、林道を下まで下り、もう1つ上流側の林道を登ることにした。揖斐川右岸そいを上流へ向かい、川口橋のたもとを過ぎ、集落を通り過ぎたところにある、橋の手前を左折して、林道へ入る。林道の入口には鎖がかけてあるが、施錠はしてないのではずして進入することができる。しかし、この林道は入口こそ舗装してあるものの、すぐに未舗装となり、ひどい悪路となる。とても普通の車では入れない。バイクでも相当悪戦苦闘しないと登れないのだ。途中で、朝鳥公園からの林道に合流し、右へ曲がってさらに登っていく。先ほど途中まで登って、通行止めのために引き返した朝鳥林道である。結局、林道入口から約2.5Km登ったところで、とうとうバイクを捨てて歩くことにした。バイクではもう登れないのだ。ちょうど頭上に送電線が走り、NO.L89鉄塔が立っている。12時32分に歩行を開始した。林道添いは紅葉がきれいである。ススキや路傍の草が林道へ覆い被さり、歩行にも支障を来す。12時44分に林道が右へペアピンカーブしている場所に達した。その左側のカーブの頂点に鉄塔案内板がある。「中部電力 西部幹線 NO.L88 NO.L89」となっている。林道を進むと、やがて、その「NO.L89鉄塔」が現れる。ちょうど、バイクを止めた場所の上部ということになる。12時49分にこの鉄塔の横を通り、登って行くと、やがて、前方左側に目指すむね山や小島山の頂が見えてくる。林道は山の稜線沿いに大きく右へ回り込んで左方向へ延びていく。紅葉はますますきれいになってくる。13時08分に林道の分岐に着いた。案内はなにもないが、左に「むね山」が見えていたのであるから、方向的に左へ進む。13時19分に林道のピークを通過する。林道は下りになり、13時22分に「古賀ヶ池」の大きな木製の看板が目についた。ここが「むね山」や「古賀ヶ池」への取り付き点である。笹を踏み分けて少し登ると尾根となり、踏み跡は左右に分かれる。右は「むね山」、左は「古賀ヶ池」である。右の方は踏み跡が薄いが、さらに高い尾根があり、わずかの登りで13時30分に尾根に出る。ここで尾根を左へ進む。すると、これもわずかで13時32分にはむね山の頂上三角点に着く。樹林のため、展望は利かず、写真を撮って、13時40分には下山にかかる。そして、13時43分には古賀ヶ池への分岐に戻った。ここから「古賀ヶ池」へ向かった。こちらはしっかりした踏み跡がある。左山で尾根のすぐ下をトラバース気味に進む。13時48分に眼下(左下)に池が見えてくる。池の畔には大きな杉と小さな社がある。池はきれいとはいえないが静粛そのものである。13時55分に出発する。尾根上にはコンクリート杭(界277)がある。尾根上にも踏み跡があるが、往路に使った尾根下の道の方が明瞭である。14時00分にむね山への分岐まで戻り、14時01分に「古賀ヶ池」の看板がある林道へ下りたった。あとは、林道を戻るだけだ。14時06分に林道のピークを越える。このあたりから東方面の展望がよくなる。14時19分に分岐まで戻った。14時35分に「NO.L89鉄塔」の横を通過し、14時37分に「NO.L88、NO.L89」の案内板を過ぎて、14時47分にバイクの駐車地点へ戻った。ここからも揖斐川町の市街がよく見える。