墓谷山(737.8m) |
平成15年8月31日() |
木ノ本町 |
グループ |
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14墓 谷 山(738m)
平成15年8月31日(日)雨後曇り
朝は雨で、これはどこへも行けないぞと思っていたら、昼近くから雨は上がり、薄日もさしてきたので、早速、準備をして「墓谷山」へ向かった。国道303号は、八草トンネルが開通し、相当改良が進んで、走りやすくなった。滋賀県側も改良が進んでいる。木之本方面に行くのなら、関ヶ原回りより早いのではないか。八草トンネルを抜けて、滋賀県側の最初の集落が「金居原」で、これを過ぎて、次の集落が登山口となる「杉野」である。国道303号はバイパスとなっており、杉野集落の対岸を走るが、対岸から杉野川に架かる橋を渡って集落側に来ると、旧道(集落内の道)と合流し、左側にJA農協がある。このJA農協のすぐ(30mくらい)先に右(山側)へ入る道がある。左側に「墓谷山・観音堂」の立て看板とカーブミラーがある。これを入ると、やがて、お墓の横を通り、橋を渡る。橋を渡ってすぐのところに左へ入る未舗装の林道がある。ここへ入るのであるが、分岐には石碑と案内板があるのでわかるであろう。相当な悪路の林道を登って行くと、やがて、コンクリート舗装が出てくる。それを登り、再びコンクリート舗装が出てきて、大きく右へカーブするところに、「尾根散策ルート」の立て札看板があり、2〜3台止められるふくらみがあるので、ここに駐車する。屋根付きの掲示板が設置してあるが、まだ、何も掲示されていない。これから整備するのであろう。ここに車を止め、準備をして、12時50分に林道を歩き始めた。すぐに車止めがある。12時56分には林道右手に「観音堂」「防火かん水池」「旧参道ルート」「御神木」という立て札看板がある。左手には「林内散策ルート」の立て札があり、散策道の入り口がある。12時59分に「林内散策ルート」の立て札看板があり、散策路が林道へ合流する。13時01分には「林内散策ルート」と「観音堂」の立て札看板があり、13時02分には「観音堂」の立て札看板と、「観音堂」「墓谷山」の看板がある。ここで、林道は終点となり、広場がある。ここまで車を入らせてもよいものを。なぜ、あんな途中で車止めを設置するのか。駐車場もないのに。ここの広場なら車も相当置くことができる。さて、木の階段を上がると、観音堂がある。鐘楼も休憩舎もある。境内の木に「墓谷山(杉野富士)△738m」の札がかけてある。これに従って、観音堂の裏の方へ行くと、林道の終点から山道が延びている。はじめは手入れの行き届いた美林の中を登って行く。まずは緩やかな登りだ。13時08分に平坦地に出る。13時10分には「墓谷山|杉野」という札が木にくくりつけてある場所を通過する。相変わらず、美林の中だ。やがて、13時13分にはロープのある急な登りとなる。蝉時雨を聞きながら、人工林の中を登り切ると、13時19分緩やかな道となる。いったんわずかな下りがあり、13時21分に鞍部を通過すると、また、急な坂の登りとなる。この鞍部からわずかに展望が開ける。13時22分にロープのある急な坂を登る。13時25分に登り切るとピークで、ここには「墓谷山(杉野富士)△738m」の札が木にかけてある。ここが頂上かと思ったが、そんなに早く到着するはずもないか。それくらいこの急坂の登りは堪える。なるほど右手前方にはピークが樹林の間から見える。気を取り直して吊り尾根の尾根道を進む。13時28分に鞍部を通過すると、登りに転じ、13時30分にはロープのある急坂になる。この付近は人工林はなく、雑木林となっている。13時33分に急坂を登り切ると、道は緩やかになり、倒木が登山道を塞いでいるところに達した。これを乗り越えて、吊り尾根を進むと、13時35分には「南罫寺 墓谷山」の札が木にかけてあり、頂上はもうすぐかなと思ったが、なかなか着かない。13時49分にまたまたロープの急坂がある。相当くたびれた頃、やっと、13時53分に「墓谷山頂上(738m)」に到着した。この付近は杉が植林されているが、頂上三角点の周囲の木々は切り開かれており、横山岳方面がよく見える。三角点はすぐに確認できる。「鳥越峠 横山岳」、「杉野 観音堂」という札がそれぞれの方向の木につけてある。鳥越峠の方面への道もよく踏まれているようであるが、今日は雨上がりでもあり、すべるので、来た道を下ることにした。14時01分に下山を開始した。まずは急坂を下り、14時11分に吊り尾根の途中にある「南罫寺 墓谷山」の札を通過し、14時12分に倒木を乗り越えて、急坂を下る。14時15分に鞍部を過ぎると、14時17分にはピークに着き、「墓谷山(杉野富士)△738m」の札がある。ここから急な坂を下ると、14時19分にわずかに展望の開ける鞍部になる。鞍部を通過すると、またまた急坂の下りで、下ると杉林の緩やかな道となり、この先最後の急な坂となる。右は杉林、左は雑木林の急坂である。やがて、杉林の緩やかな道となると、14時28分に「墓谷山|杉野」の札がかけてある木が現れ、14時32分に「観音堂」に到着した。あとは、林道を下り、14時35分に「旧参道ルート」入り口を通過して、14時39分に車へ戻った。