志津山(732.5m) |
平成16年5月2日() |
海津市 |
グループ |
|
多度山〜養老山縦走
4志津山(732.5m)
多度山・石津御岳・飯盛山・田代越・小原越・志津山・川原越・養老山
平成16年5月2日(日)曇り
かねてから思いを寄せていた、多度山から養老山までの縦走を実行した。この多度山系縦走路と養老山縦走路は多くの人が歩いているが、これらを通して、1日で歩いている人はまだ少ないであろう。
5時10分に家を出て、出発点の「多度山上公園」まで車で送ってもらい、帰りは18時00分に近鉄養老駅まで迎えに来てもうらようにして、多度山上公園の先の「この先、本当に通り抜けできません。」という看板の林道から、6時17分に歩き始めた。まずは、6時24分に中部電力の送電線鉄塔の案内板のある分岐に着く。林道から巡視路が分岐しているのだ。「西部西尾張線NO.33」、「NO.32」、「NO.34」という案内板になっている。右の山道が「NO.33」、多度峡方面の林道が「NO.32」、手前が「NO.34」である。どちらへ進んでも先で合流しているようだ。左の林道へと進む。6時37分には林道が本当に終点となり、ここに大きな案内看板がある。ここから右手の山道へと入り進むと、7時01分には「多度山系観光協議会」が設置した案内板がある。看板は、「北勢町(鼓)へ12.5km、多度山上公園へ4.2km」となっている。この先すぐに、展望のよい場所があり、しばし展望休憩とする。さらに進むと、7時09分には次の看板が現れる。「北勢町(鼓)へ12.0km、多度山上公園へ4.7km」となっており、ここでは右手へと進む。7時22分には鉄塔案内板の「NO.28」と「NO.27」という看板を通過し、7時23分には、「北勢町へ、石津御岳神社へ」と「多度山上公園へ、多度大社へ」という看板がある。ここで左へ曲がると、すぐに林道へ出る。林道からの入口にも同じ看板がある。また、鉄塔案内板もあり、「NO.28、26,27」の表示がある。目の前にはNTTの四角いパラボラアンテナがでーんと立っている。これを右に見て、林道を回り込み、そして下っていく。すると、今度は赤白の鉄塔(パラボラアンテナ)が右手に現れる。7時32分にこれを真横に見てさらに林道を下ると、7時35分には「北勢町へ、石津御岳神社へ」という看板が林道左手脇に出てくる。この林道をはさんだ反対側に山道への入口があり、これを入ると先ほどのNTTの四角いパラボラアンテナの所の林道へ出られるようだ。NTTの四角いパラボラアンテナの林道へ出ないで、山道を下ってくると、林道を迂回してくるより近道という訳である。さて、林道を進むと、やがて、コンクリート舗装の坂道となり、7時41分に林道のピークへ達する。ここで林道の舗装も切れるが、ここから広い山道へと入る。山道への入り口にも看板があるので、間違うこともあるまい。7時45分に広い坂道を登り切り、7時45分に尾根に達すると、「海抜650m」「石津御岳コース」の看板がある。ここからすぐの7時47分には石津御岳神社の手前の小屋に着く。小屋の裏手にトイレもある。さらに少し登った7時49分には石津御岳神社に着く。ここで休憩しようとしたが、風が強かったので、もう少し先へ進むことにした。この先の風のない場所で7時57分から8時05分まで小休止する。出発してからまもなくの8時09分には問題の分岐に着いた。かねてからインターネットで調べていたが、多くの人が迷いやすい書いている場所だ。実際迷ったと書いている人もいる。慎重に道を選んだ。結局、最初のT字路は直進し、すぐ5mほど先のY字路は左へと道をとる。そして、迷うことなく8時18分には「石津山頂奥の院」に着いた。ここから植林の中の尾根道を下って、8時25分に林道へ出る。林道へ飛び出したところに「山火事注意」の横断幕がある。ここには特に標識はない。この林道を右へ行くと、すぐに林道は左へ大きくカーブしており、その先端から右手の山道へ入る。特に標識はないが、林道がコンクリート舗装に変わるところだ。山腹をトラバースしていき、8時30分に沢を渡る。さらに進むと、左手が明るくなり、8時34分に林道へ飛び出す。県境尾根上を走る基幹林道の支線林道の終点となっている。林道を歩くと、8時38分には中部電力の送電線鉄塔案内板「西名古屋ー東大垣NO.32、33」というのがある。そして、8時39分には基幹林道へ出る。出たところには、「多度山上公園へ9.3km、多度大社へ14.5km」、「北勢町(鼓)へ7.4km」という案内板と、中部電力の鉄塔案内板「NO.32」と「NO.33」がある。林道を右へ進むとすぐに「槫沢池」が見え、8時47分に「槫沢池」に到着する。「槫沢龍王大神」、「白鹿大権現」というのぼり旗が立ててある。さらに林道を歩き、8時55分には「田代池」に着く。ここから右手の山道へ入り、田代池を右手に見て進むと、すぐに尾根を乗り越え、Y字路があるので、左へと進む。するとまた分岐があるが、これはどちらへ行っても先で支線林道へ出る。右手の方に「桜番所へショートカット」と木に巻いた赤いビニールテープに書いてあるが、左へ行った方が近道である。さて、植林の中を下ると、支線林道へ出る。この林道を左へ進むと、すぐ9時05分に基幹林道へ出る。ここから林道を歩き、9時17分に林道の分岐に着く。直進すると、北勢町の鼓へ下ってしまう。右へ曲がって進む。するとすぐの9時19分に湧き水のとこrへ着く。ここで小休止した。軽トラックで水を汲みに来る人が多くいる。9時26分に出発した。舗装された林道を登って、9時32分に桜番所に着いた。大きな案内看板がある。鳥居と小さな社がある。ここ社の裏手へ登り、尾根を左へ進んで、9時35分「飯盛」三角点を確認する。ここで桜番所へ引き返せばよかったのに、近道だと思い、そのまま尾根を進んだのがいけなかった。最初こそ踏み跡があるものの、踏み跡が不明瞭になり、9時46分に左手下に池が見えるころには、踏み跡は完全に消えていた。さらにしばらく進んで見たが、林道は見えるはずもなく、9時52分にUターンした。10時03分に三角点まで戻り、10時05分には桜番所へ戻った。やれやれである。先が長いというのによけいな労力を使ってしまった。さて、気を取り直して、ここから林道を進む。10時18分には「桜番所マデあと1km、気をつけて」「是より県道25号マデ5.0km」という札を見て、5kmは林道を歩くのかと、気合いを入れて歩くと、10時22分には「日本トラック協会」の「トラックの森」づくり事業という看板があり、ちょうど休憩所があったので、ここで食事休憩をした。10時40分に出発である。10時42分には右手へ入る山道があったが、「二ノ瀬越←小原越→桜番所」という看板と、「小原越を経て駒野方面」という看板があったので、駒野へ下りてしまうと思い、ここへは入らずにそのまま林道を歩いた。10時49分には「桜番所マデ2km」、11時02分には「桜番所マデあと3km、R25号マデ3km」、11時16分には「桜番所マデ4km」、11時27分には「桜番所マデ5km」、11時37分には「桜番所マデ6km」の看板をそれぞれ通過し、11時48分に庭田山頂園地に着いた。もう半分以上歩いたことになる。しかし、まだまだこの先に難所が待ち受けていることなどこのときは知るよしもなかった。多くの人が散策していたので、ここのベンチで食事休憩をした。展望がすばらしい。さて、出発は12時12分である。県道25号から養老山登山道の入口には12時16分に着いたが、ここには「庭田山頂園地、養老山頂10.5km420分」という看板がある。「420分」という時間を甘く見ていたがあとで思い知らされることとなった。いったん山道へ入るが、すぐに県道へ出て、12時20分に再び林道へ入る。この林道の入口に「庭田山頂園地0.3km10分、養老山頂10.3km410分」という看板がある。ここから未舗装の林道を歩くが、右手眼下に広がる景色を楽しみながら、まだこのときはこのような快適な林道歩きが続くものと思っていた。12時30分には「庭田山頂園地1.3km30分、養老山頂9.3km370分」という看板を、12時43分には「庭田山頂園地1.7km40分、養老山頂8.8km350分」という看板を通過し、12時54分に林道から山道への分岐点に着いた。ここは広場となっており、「南濃四季の散策コース」「川原越約2000m」「庭田山頂園地約2000m」という看板があった。ここから階段を登ると、尾根へ出る。12時57分には尾根へ達し、「庭田山頂園地2.6km60分、養老山頂7.9km320分」という看板を確認する。方向を確認するだけで、距離や時間のことは気にしていなかった。13時05分にベンチを通過、13時07分には鉄塔を通過、さらに「西濃西部線NO.73」「NO.72」の鉄塔案内板を通過して、13時12分に72鉄塔に着いた。ここで小休止し、水分を補給して、13時21分に出発する。13時22分にベンチを通り、13時36分に「庭田山頂園地4.1km70分、養老山頂6.4km260分」という看板のところに着いた。さらに13時38分にベンチを通過し、13時47分には三角点の場所に着いた。点名は不明であるが、4等三角点である。13時49分に「庭田山頂園地4.7km110分、養老山頂5.8km230分」という看板を過ぎて、すぐに「美濃津屋約60分」という札が木につけてある、右への下り道があるところに着いた。さらに13時51分に「庭田山頂園地4.8km110分、養老山頂5.7km230分」という看板を過ぎて、13時59分には「庭田山頂園地5.1km120分、養老山頂5.4km220分」という看板を通過する。この先にも「美濃津屋約60分」という札が木に付けてある右への下り口があった。この先14時04分と14時13分にベンチを過ぎ、14時19分に「志津山」入口に着いた。ここまでがなんと遠かったことか。登山道の左手に赤い目印テープがあるのでそれとわかる。登山道から左手の尾根に取り付き、14時22分に志津山頂三角点に到着した。ここでも登ってきた道を下ればよかったのに、先へと踏み跡をたどれば、ピークから下って、左手にあるはずの登山道へ下りるものと思い、登って来たのと反対方向へ踏み跡をたどって下った。ところがあるはずの登山道がなかなかないので、引き返し、14時30分に志津山頂まで戻った。こんな無駄なことで、疲れに拍車をかける。14時32分に登山道へ下りたった。すぐにベンチがある。そして、急な階段の坂を下ると、14時48分に「川原越」である。ここは十字路になっている。「庭田山頂園地6.4km150分、養老山頂4.1km160分」の案内看板があり、右手に下りると南濃町津屋である。左へ下りると三重県である。さて、ここから最後のスパンに入るが、遊歩道が整備されていると安心していた。坂を登ると、14時53分に休憩舎に着いた。ここからの展望がたいへんよい。15時05分に「津屋避難小屋1.0km40分」という看板があった。1kmに40分もかかるのかと思ったが、それで登山道の大変さを感じるべきであった。15時07分にベンチを通過し、15時14分に「津屋避難小屋0.5km20分」という標識を過ぎる。そして、15時24分に「庭田山頂園地7.9km190分、養老山頂2.6km100分」という看板がある、避難小屋に着いた。登山道のピーク地点に小屋は建っている。中を覗くときれいになっている。避難小屋として十分に機能している。さて、先を急ぐことにした。15時34分に「避難小屋0.5km20分」の標識を過ぎ、15時38分にベンチに着く。あまりの疲労に自然とベンチに座り込んでしまった。しかし、長く休んでもいられないので、15時43分に出発する。15時44分に「庭田山頂園地8.7km210分、養老山頂1.8km70分」という看板を過ぎ、15時49分には「避難小屋1.0km40分」の看板を、15時59分には「避難小屋1.5km60分」の看板を通過する。するとすぐに「庭田山頂園地9.5km230分、養老山頂1.0km40分」という看板が現れる。しかし、ここから先が疲労困憊でそうとう足取りが重かった。16時02分にベンチを通過し、16時08分に「避難小屋2.0km80分」の看板を通過し、16時16分にもベンチを過ぎる。そして、16時17分には「庭田山頂園地10.5km250分、養老山頂」という看板があり、ここから養老山へ取り付くものとわかった。その先16時18分に「避難小屋2.5km100分」にお看板があり、これに「養老山頂1分」という看板が付けてあった。さっそく高みへ取り付き、16時20分に山頂に着いた。時間がないので、休憩する間もなく下ることにしたのはよいが、またまた、志津山のときと同じ過ちを犯してしまった。登って来た方と反対方向へ下りてしまったのだ。この養老山へは以前反対側から登った経験があるので、安心していたが、その記憶は曖昧であった。下るとすぐに林道終点があった。それで、林道をたどればよかったのであるが、林道終点から先の踏み跡へ入り込んでしまった。しかし、行けども行けども見えてくるはずの「小倉山」は見えない。それで、気がついてUターンした。この戻りでも疲れて足が動かなかった。なんとか16時42分には林道終点までたどり着いた。林道を歩いて行くと林道右手に登山道があった。16時45分に「山頂0.32km5分、小倉山頂園地0.4km10分」の看板を見つけ、一安心。そして、16時54分に小倉山に着いた。17時02分に「三方山0.3km10分、小倉山頂0.4km20分」の看板がある分岐を右へ下り、17時08分に「山方山1分、養老登山口2.1km60分、笹原峠0.3km10分」の分岐を左へ下る。ここからが本日一番長くつらい行程であった。17時22分にベンチを通過し、17時24分に「養老登山口0.9km、山方山0.9km」の表示を過ぎる。17時55分にやっと登山口の砂防ダムに着いた。ここで沢を渡り、林道へ出る。17時57分に「登山道入口0.4km10分、山方山1.7km80分」の看板を過ぎて、17時59分に「三方山2.0km90分、登山道入口0.2km5分、アセビ平(旧牧場)4.0km、90分」の標識を通過した。18時04分に滝駐車場に着いた。ここを18時07分に出発し、18時50分に養老駅に着いた。本日の長い行程が終わった。