前山(1350.7m) |
平成9年8月17日() |
中津川市 |
グループ |
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69 前 山(1,350.7m)
平成9年8月17日(日)曇り
昨日の宴会のせいか、朝寝坊してしまった。それで、簡単に登れる山へ行こうと、中津川市の前山を選んだ。午前9時に家を出発した。早朝ではないので、道路も混んでおり、なかなか早くは走れない。国道19号線を中津川市へ入り、市役所への信号を通過し、坂を登っって、下りになるところの松田の交差点で右折する。すぐに中央自動車道の橋を渡り、そのまま坂を登っていくと、住宅街を過ぎ、両側は一面の畑になる。直進していくと、畑の終わりに、まっすぐの道と左右に分かれる三叉路がある。ここで、左に入ることになるが、左の道のみ三叉路から最初ほんの少しだけ、舗装してある。結局11時30にこの三叉路に到着し、左の道に来るまで進入しようとしたが、舗装がすぐに切れて、大変な悪路なので、あきらめて、道ばたに駐車して、歩くことにする。左に道を10分も歩くと、道路が広くなっており、右側の木に「前山登山口」の看板がある。実にありがたい。11時40分、ここから、登り始める。目印を取り付けながら登る。林の中を進むと、すぐに尾根に登り、平らな道になる。やがて、また、ジグザグの登りになり、喘ぎながら登っていくと、ぱっと明るくなるが、そこは尾根で、左側が一面伐採されているので、明るいのである。時刻は12時08分である。左側は、植林したばっかりの幼木、右側は雑木と檜の混合林という尾根を登って行くことになる。中津川の町がよく見える。登って行くにつれて、町並みがさらによく見えてくる。やがて、道はまた林の中に入り込み、左からの尾根を合する。この当たりで、12時30分となる。さらに登ると、道の真ん中に大きな1つの岩石がある。ここでは12時51分である。ここから、しばらくは平らな道になる。そして、また登りが始まるとやがて、13時04分大きな岩が散在する場所に到着する。ここを右へ迂回して、その岩の上へ出る。案内所によると1時間30分で頂上へ登ると書いてあるが、もうそろそろ到着するのかと思う。しかし、なかなか到着しないと考えながら登っていると、下山してくる4人のパーティに出会った。名古屋から電車で来たという。そこから、最後と思われる急登を喘ぎ喘ぎ登ると、やっと尾根に到着した。時刻は13時34分であり、登山口から、既に2時間近く経過している。ここが頂上だろうと思ったが三角点はない。道は尾根上を右の方へ続いている。霧も出てきて不安感を抱きながらアップダウンを繰り返し、背丈ほどの笹を分けて進むと、やっと三角点があった。時刻は13時58分である。高い檜や雑木に阻まれて展望は利かない。それにしても、全くこの山は思ったより手強い山である。天気も悪化しそうだし、何より霧が濃くなってきたので、早々に昼食をすませる。そして、2時18分に下山にかかる。2時26分に尾根からの下り口に到着、急坂を駆け下りて、2時36分には岩石の散在している場所に到着した。さらに先を急いで2時41分に1つの岩石が道ばたにある所に着き、2時50分には、伐採して見通しのよい尾根上に到着する。丁度、下草刈りをしているようで、草刈り機に音が聞こえる。やがて、2時58分、林の中へ突入し、3時14分に登山口に出る。林道を歩いて、3時20分に車に着いた。帰りは帰省客と重なり道路は渋滞しており、帰宅は6時であった。