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高土幾山(1307.2m)

平成16年2月20日()
 
中津川市
 
グループ
61高 土 幾 山(1,307.2m)
 
                    平成16年2月20日(金)晴
 
 東濃方面といっても県外になるが、馬籠峠と恋路峠からの山を登るつもりで6時30分ころ家を出た。まずは、中津川市の隣の山口村の馬籠峠を目指した。国道19号で、中津川市へ。落合の信号で右折し、馬籠宿を目指した。そして、旧中山道の馬籠宿を通り抜け、妻籠宿へ向かうと、その途中の最高点が馬籠峠である。峠には、休憩茶店があり、妻籠宿側へすこし下がったところにトイレもある。また、ガードレールで囲われた駐車スペースもある。さて、高土幾山への登山口は、山口村の林道七ツ平線である。峠から馬籠宿側へ少し戻ったところのコンクリート擁壁の途切れたところに入口がある。早速、準備をして9時10分に出発した。林道七ツ平線は、入口にゲートがあるが、今日は開いていた。しかし、積雪が多く、もちろん除雪もしてないので、通行不能である。それでも轍があるのは、どういうことか。林業の作業のためとも思えない。日当たりのよいところは雪が消えているが、日陰は相当残っている。はじめはコンクリート舗装されている。9時22分にはコンクリート舗装が切れた。林道がやや平坦になってきた。坂の急なところはコンクリート舗装してあるようだ。9時25分には林道がピークとなり、今までは左山で登って来たが、ここで尾根を横切り右山で進むようになる。9時29分に林道の右手に鉄塔案内板がある場所に着いた。「大桑83」と「80」の表示がある。鉄塔番号であろう。行きには気づかなかったが、右手後方に鉄塔があった。また、上空に送電線があったのだ。これらは帰りに気づいた。この先で林道の登り坂がきつくなり、少しの間コンクリート舗装がしてある。右に大きくカーブを回り込んで、右手の見晴らしのよいところに出たと思ったら、9時39分には鉄塔のある場所に着いた。ここで、しばしの休憩し、9時42分に出発する。するとすぐの9時43分にはまた鉄塔があった。この鉄塔の番号は確認できた。「木曽幹線15 大正11年7月 関西電力株式会社」となっている。たいそう古いものだ。さらに進むと、9時45分には鉄塔案内板があり、右へ分岐する道があった。黄色の案内プレートは、左(直進)は「木16 ス55」、右は「ス52 12.13.14」と書いてある。左を示すプレートにマジックで「高土幾山」と書いてあった。これで、迷うことなく左(直進)へ進んだ。七ツ平林道をそのまま進むということだ。するとやや下りになり、すぐの9時47分にはゲート(開いていたが)があり、その先で「南木曽町の林道西山線」が右へ分岐していた。轍は林道七ツ平線を直進(左)していた。この林道西山線へ入ったが、いままでと大違いのすごい積雪である。こちらは轍もない。ワカンを付けようかと思ったが、少しの距離と思い、面倒なのでそのまま進んだ。9時54分に林道からの登り口に着いた。林道がやや下り気味になり、右へ大きくカーブしているところに、「間伐展示林」の標識があり、その30mほど先に「火の用心」の標識がある。その「火の用心」の看板のところから左の山へ入り、尾根を目指す。取り付きには目印の赤いテープもある。9時58分には尾根に出た。ここにもまた、「火の用心」の看板があった。それにマジックで「高土幾山→」と書いてあるので、助かった。しかし、雪があるので、道はわかりにくい。道は尾根上についていると思い、尾根をそのまま進んで、10時04分まで時間のロスをしてしまった。登山道(作業道)は尾根上についているのではなく、尾根の直下をトラバースしていく。まあその方がアップダウンがなくて、無駄な労力を使わなくてすむ。右山でトラバースしていくと、10時11分に尾根の鞍部へでて、さらに右山で登っていく。10時17分にも尾根上の鞍部を通過し、10時18分にピークを越えて、10時21分にはコンクリートの小さな杭のあるピークを通る。やせた吊り尾根を渡ると、10時23分に「火の用心」の看板のある場所に着いた。ここには右へ分岐している道があるが、まっすぐに尾根を進む。盛り上がった土手のような道だ。境界を示すのであろうか。10時28分に頂上(1,307.2m)に着いた。木々が伸びてほとんど展望は利かない。写真を撮って、10時38分、早々に下山した。10時40分には「火の用心」の看板がある分岐点に出た。10時41分と10時43分にピークを越え、10時43分と10時45分に鞍部を過ぎる。そして、10時49分に「火の用心」の看板を過ぎて、尾根から下り、10時51分に林道へ下りたった。10時58分に林道西山線を出て、林道七ツ平線へ合流する。10時59分に「ス55」と「ス52」の黄色のプレート看板を通過し、11時00分に「木曽幹線15」の鉄塔を過ぎる。11時01分にはもう1つの鉄塔を通過する。11時09分に「大桑83」と「80」の黄色のプレート看板のところに着いた。左側の山上に鉄塔があった。上空を送電線が通っている。行きには気づかなかった。11時13分には左山から右山に変わる尾根上を横切る。この右山のピークに4等三角点があるらしい。いったん行きすぎて、11時18分にUターンし、11時19分に林道から取り付き、11時21分にピーク上の4等三角点を雪の下から掘り出して確認する。11時26分に出発し、11時28分に林道へ下り立つ。11時37分に七ツ平林道から主要地方道へ出て、11時38分に駐車場へ戻った。さて、せっかくこんな遠くまで来たのであるから、これから飯盛山へ向かう。