鷲ヶ岳(1671.6m) |
平成8年6月15日() |
郡上市 |
グループ |
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29 鷲 ケ 岳(1,671.6m)
平成8年6月15日(土) 曇り
雨は上がっているものの、どんよりと曇ってとても見通しがよいとはいえないが、とにかく登ることにして高鷲村へと向かう。鷲ケ岳スキ−場を通過していくがそのスキ−場のホテルを過ぎたところ、登山道の分岐のところに1m×2mくらいの登山の案内板がある。案内板によると車で3.5q、30分くらい行けるらしい。登山道を車で行けるところまで行こうと進入していく。初めは舗装もしてあるが、そのうち舗装もなくなり、さらには、とんでもない悪路になる。普通の乗用車では腹をすりそうである。あるいは登れないかもしれない。適当なところに駐車して歩くのもよかろう。林道が谷を渡る付近でもう車では進入できなくなる。この終点付近に駐車スペ−スがあるので、そこに止める。午前10時30分である。あとは登山道(林道)を歩くことになる。両脇に姫笹が生い茂り、笹の子を取りながら進んで行く。笹の子が結構あり、相当重くなった頃、尾根に着き、すばらしい展望が開ける。左からの道(スキ−場からの道と思われる。)と合流し、尾根を右に曲がって道はさらに続く。合流点からしばらくで、「一ふく平」に到着する。ここには、鷲を退治した伝説に基づき、社が建立してある。ここで午前11時17分であるから45分程かかったことになる。ここでラ−メンでも食べ、休憩する。さて11時30分に再出発となる。しかし、ここからは極端に道が悪くなる。いままでの幅2〜3mの道とは比べ物にならない。笹が生い茂り足元が見えない。笹を分けつつ進む。アップダウンを繰り返しつつ、ピ−クを3つ程越えると、いよいよ急な直登となる。相変わらず笹は茂っている。こうした直登を登りきり頂上かと思いきや、さらに前方に頂上が見えるというのを3回ほど繰り返し、やっと頂上に到着する。その少しだけ手前で左からの道と合流する。この道が随分とよい道である。いままでの「一ふく平」からの道よりよほどいい道である。この道はどこからのものであろうか。鷲見の集落からのものかも知れない。頂上で丁度12時であった。荷物を「一ふく平」においてきたので早かったが荷物を背負っていたらもっとかかっただろう。すばらしい展望であることは間違いないが残念ながら今日は天気がいまひとつで、霧がかかりよくは見えない。やむなく展望をあきらめ、下山にかかる。いまきた道をそのまま引き返す。「一ふく平」で12時30分、尾根の三叉路で12時37分、車のところへは12時47分に到着である。