オゾウゾ山(1,085m)
平成12年9月5日(火曜日) 天候 晴れ
自宅を6時30分に出発し、国道156号線を北上、牧戸で左折し白川村の合掌集落を通過する。そして、そのまま国道156号線を進み、富山県へ入る手前、県境に架かる合掌大橋の手前で、左折し旧道へ入る。丁度、「加須良トンネル」を抜けた直後である。トンネルの出口が近づいたら徐行し、出口とともに左折するのである。トンネル出口で旧道が交差しているので、相当注意しないと必ず行きすぎてしまう。地図によると「加須良トンネル」の手前で国道156号線を左折し、「加須良川」に沿って遡る道があるが、現地ではこの道がない。だから、「加須良」地区から登るのを諦めて、国道156号線側から登ることにした。したがって、「加須良トンネル」を抜けてすぐに左折して、旧道を約400m進む。すると、左手に「火の用心」と書いた鉄柱があるので、ここに車を止める。丁度鋭角斜めに登る道があるので、この道へ車を突っ込んで1台は止めることができる。さて、こうして10時に出発する。廃道に等しい道を上がって行くと、すぐに土砂崩れの跡があり、この先は山道となる。道は明瞭である。10時14分には尾根へ出て、丁度その左手に送電線の鉄塔がある。ここから右へ曲がって尾根を登って行くと、10時21分には、また送電線の鉄塔がある。この先は全く道がなくなるので、とにかく尾根を登って行くことにする。ところどころに人か動物がが歩いたような跡がある。10時32分には岩石群が現れる。11時17分には稜線へ出る。やや右の方へ登るとなんと、山道があるではないか。どうも送電線の鉄塔の巡視路らしい。この道を登って行くとすぐに送電線の鉄塔がある。時刻は11時30分である。この鉄塔を過ぎ、さらに登ると11時33分にはまた鉄塔がある。この当たりが頂上かと間違えそうな場所である。三角点を捜したがない。さらに先へ進む。なんとか踏み跡らしきものはあるが、緩やかなアップダウンなどがあり、その先急な登りがあったりする。そうこうしながら登って行くと、いよいよ道も完全に薮に没する。尾根の左手は伐採してあり、先には頂上と思われるピークが見える。しかし、伐採から年月が過ぎているらしく、薮がひどい。右手は雑木林と灌木と笹の混成林である。伐採跡の薮もひどいし、右手の笹のひどい。しかし、先へ進むしかないので、薮をかき分けて登ると、先ほど見えていたピークに着く。しかし、先は見えないが、坂の具合からして頂上はまだまだ先のようだ。さらに薮をかき分けて、ようやくにして13時00分に頂上へ着いた。三角点のまわりは灌木が刈り取ってあるようだが、すでに年月が経過しているらしく、さらに雑草がひどくなっている。とにかく三角点を発見し、一安心である。昼食やら写真やらをとって、休憩する。天気は上々であるが、周囲の雑木のため展望は利かない。13時32分には下山を開始する。14時10分には踏み跡が現れる。14時20分には4番目の鉄塔まで戻った。ここからは鉄塔の巡視路があるので楽だ。さらに3番目の鉄塔には14時24分に着いた。14時26分にはこの巡視路から左へ別れて雑木林へ突っ込む。しかし、踏み跡はある。ここからは先も巡視路はあるのでこのまま巡視路を下ってもよいと思ったが、どこへ下るのか分からない。「加須良川」沿いの道へ出るものと予想されるが未確認である。とくかく登って来たとおりに下ることにした。14時49分には岩石群が現れ、14時53分には2番目の鉄塔へ出た。ここからは道もあるので安心だ。14時58分には1番目の鉄塔へ着き、15時05分には車へ戻った。あとは車を飛ばすのみ。帰宅は18時であった。