白木ケ峰(1,602m)
小白木ケ峰
平成12年10月7日(土曜日) 天候 快晴
今回の山行は、白木ケ峰と小白木ヶ峰、そして水無山を目指して自宅を、前日の10月6日(金)20時00分に出発しした。一路北へ、せせらぎ街道経由で高山市へ、そして、古川町の道の駅「アルプ飛騨古川」に23時00分頃到着し、ここで仮眠する。そして、翌10月7日午前5時00分頃起床し、洗面を済ませて、まずは「水無山」と決めて河合村の角川へ向かう。国道360号線から分岐して二ツ屋へ向かう国道471号線は昨年の集中豪雨の被害がひどく、いまだに復旧工事の真っ最中であった。それをすり抜けて峠を目指すの土砂崩れがあり、行く手を阻まれた。やむなくUターンして、万波峠を経由して行こうと、万波林道を目指す。国道360号線で宮川村へ入り、役場を過ぎ、さらに奧の「打保」へ向かう。JR高山本線の打保駅の反対側が万波林道である。国道360号線の右側が(右折すると)打保駅で、林道はその反対、つまり左折する訳である。道はすぐに登りとなる。国道から約8.1Kmで万波峠へ着く。相当広い平原状の峠である。この峠から下ると、約2.4KmでT字路(三叉路)へ出る。これを左折し上流へ向かう。広大な圃場が広がっている。吉城農協の万波農場のようだ。T字路(三叉路)から約1.7Km上流に吉城農協万波野菜集出荷場の建物が見えてくる。この建物の隣りにまた三叉路がある。左へ行くとすぐに万波神社があり、打保林道へと続いている。しかし、これを右へ進む。すると約800mで舗装がとぎれ、土砂道となる。さらに約900m走ると右へ林道が分岐している。大坂谷に沿う万波林道のようだ。白木ヶ峰へ登るにはこれを行くのであるが、富山県側に山頂近くまで林道がついているということなので、まずは富山県側へ行くことにする。そのため万波林道へは入らず、直進(左へ)する。すると坂を下ってT字路へ出る。これが先ほど通行不能であった国道471号線である。ここが丁度岐阜富山の県境でもある。7時ころ到着した。まず、水無山であるからこのT字路(国道471号線)を左折して岐阜県側へ入り、富山県の水無地区を目指す。しかし、ここも災害復旧工事中で重機の間や仮設道路を進むも、やがて、工事用土砂に行く手を阻まれる。それで、水無山をあきらめ、白木ヶ峰へ行くべく、Uターンして先ほどの県境のT字路(三叉路)を富山県側へ下る。しかし、ここも災害復旧の工事中で重機に阻まれ進めない。結局白木ヶ峰の山頂までの林道は諦めて、正当派でさきほどの大坂谷を詰めて白木ヶ峰を目指すことにした。岐阜富山県境のT字路から坂を登って、万波農場まで戻り、大坂谷に沿う万波林道へ入る。三叉路から約800mで古川営林署のゲートがある。開いているのでそのまま進入。林道は尾根へ駆け上がり、鞍部を超えてアップダウンしながら山腹を進むと、右下に大坂谷が見えてくる。ゲートから約4.0Kmで山作業中であったので、その付近から尾根へとりつくことにした。さいわいそこに2〜3台は止められる駐車に適した広場があり、尾根への作業道がある。、林道の右手は大坂谷であり、右手は白木ヶ峰から小白木ヶ峰への尾根筋である。どこから登っても尾根へ登れるはずである。右手の駐車広場の雑木の幹に赤いペンキがあり、その左手に尾根へと登る作業道がある。さて、7時51分に登山開始である。作業道(切り開き)は初めは尾根を直登しているが、そのうち右手の方へ山腹を巻いて行く。そして8時22分には切り開きが無くなってしまう。切り開きが尾根の直登から山腹を巻く所から切り開きに沿わず、切り開きを離れて尾根をそのまま直登したほうがよかったと思う。さて、切り開きがなくなるところから、笹と灌木の薮を漕いで直登することにした。そして、8時41分に白木ヶ峰と小白木ヶ峰の尾根道へ出た。「山 界148」というコンクリート杭がある場所である。この尾根道を先ずは右へ進み白木ヶ峰を目指す。すぐに急な登りとなり、8時47分にコブを超える。さらに少し下ったあと、登りとなりこの坂を登り切ると8時51分、すばらしい展望のコブに着く。さらに登って、9時03分には地蔵尊の祭ってあるピークに着き、ここからは整備された木道を進むと、9時05分には富山県側からの登山道と合流し、9時06分に白木ヶ峰の頂上に着く。広大な園地になっている。そして、天気は快晴、御岳、乗鞍、穂高、槍ケ岳などすばらしい展望である。眼下には無人の避難小屋がある。9時45分に下山を開始する。9時54分に地蔵尊のあるピークを過ぎ、10時02分に稜線の末端に着く。ここから下ると雑木のため展望が利かなくなる。10時05分にコブを過ぎ、10時08分には先ほど登って来た所に着いた。「界148」のコンクリート杭がある所だ。せっかくなので、ここからさらに小白木ヶ峰を目指すこととした。アップダウンを繰り返して、尾根道を進んで行くのである。10時09分に「小白木ヶ峰」という看板(営林署の境界見出し標もある)のところを過ぎ、10時14分にコブ、10時16分に「小白木ヶ峰」の看板、10時17分に鞍部、10時19分にコブ、10時20分に鞍部、10時22分にコブ、10時26分に鞍部と通過する。10時30分に小白木ヶ峰の看板を越え、10時30分にコブ、10時31分に鞍部、10時33分にコブと営林署の境界見出し標の看板があり、道は360度右へ曲がる。10時37分に鞍部、10時38分にコブ、10時40分にコブがあり、平原となっている。10時41分鞍部、10時44分に「界63」のコンクリート杭を過ぎ、10時45分に「界62」のコンクリート杭を通過、10時46分に鞍部を過ぎ、10時51分に小白木ヶ峰の頂上に到着した。11時10分に下山(Uターン)を開始した。11時14分に鞍部、11時15分に「界62」のコンクリート杭、11時16分に「界63」のコンクリート杭、11時19分に鞍部、11時19分にコブ、11時21分鞍部、11時21分コブ、11時23分に鞍部、11時24分にコブ、11時25分に鞍部、11時26分にコブで左へ360度曲がって下る。11時28分に鞍部、11時29分にコブ、11時29分に鞍部、11時30分にコブ、11時30分に小白木ヶ峰の看板、11時32分鞍部、11時33分小白木ヶ峰の看板、11時33分にコブ、11時33分鞍部、11時37分にコブ、11時39分鞍部、11時39分コブ、11時41分鞍部、11時42分小白木ヶ峰の看板、11時46分コブ、11時46分小白木ヶ峰の看板、11時47分鞍部、11時49分にコブ、11時50分に鞍部、11時50分に小白木ヶ峰の看板、11時51分「界146」のコンクリート杭、11時51分「界147」のコンクリート杭と通過して、11時52分「界148」のコンクリート杭、つまり下り口へ着いた。ここから薮を下って、12時00分に切り開きへ出る。あとは切り開きの作業道をたどって、12時11分に車へ戻った。17時30分に帰宅である。