桑 崎 山(1,728m)
平成11年5月16日(土)曇り
昨日は、流葉山と漢音山へ登り、山之村キャンプ場まで来た。そこで泊まり、今日は天蓋山へ登り、そのあとこの桑崎山へ登ることにした。山之村から大規模林道へ入り、山吹峠方面へ進むと、この山之村キャンプ場である。大規模林道は、「飛越高原天の夕顔の道」という愛称がついている。この山之村地区には天の夕顔の文学碑もあり、山之村キャンプ場の向かいには、高原の駅「天の夕顔神岡」という休憩所もある。さて、このキャンプ場から山吹峠方面へ進むと、牧場がある。多くの人が山菜を採っている。昨日の流葉と同じで富山ナンバーの車が多い。さて、この牧場を過ぎたところに、森茂北ノ俣林道があり、ここからさらに200mも進むと、名もない林道が分岐している。この林道へ進入すべきなのに、間違えて前の森茂北ノ俣林道へ入ってしまったため、桑崎山へは登れないこととなった。以下は、間違えた林道歩きの記録である。8時31分に歩き始め、すぎにゲートがある。8時39分には「ウレ山国有林」の看板があり、8時43分には「歩道入口 20へ林小班」の立て看板の場所を通過する。8時53分には、「ウレ山国有林分収育林契約分収林」という1m四方くらいの立派な看板に着く。8時55分には「歩道入口 19に 林小班」の立て看板がある。9時16分には「歩道入口 19わ」の立て看板、9時22分には「無線可能地点」の看板、9時42分には「歩道入口 195 岩井谷境界へ」という看板に着く。そして、ここが最高点のようであり、あとは下っているようなので、あきらめてここで引き返すこととした。帰りには林道脇にあるタラの芽を採りつつ下って、10時09分には、「無線可能地点」、10時17分には、「歩道入口 19わ」10時32分には、「歩道入口 19に」を過ぎ、10時34分には「ウレ国有林分収育林契約分収林」の看板、10時40分には「歩道入口 20へ林小班」の看板へ着いた。林道ではなく、ここから登るのかも知れない思って、入って見たが、山道は山復を回り込んでいるだけで、いっこうに登っていかないのであきらめて引き返す。わさびの葉を採って帰る。林道まで来たら、山道へ入るときに置いておいたビニール袋に入れたタラの芽が盗まれてしまっていた。林道へ戻って、11時20分に車へたどり着いた。
桑 崎 山(1,728m)
平成11年6月5日(土)曇り
先日登れなかった神岡町、山之村の桑崎山を登るべく、早朝家を出て、上宝村の大雨見山へ登ったあと、この山吹峠へやって来た。双六渓谷側から登って来て、山吹峠を越えてほんの少し下ったところに谷があり、その谷沿いに1本の林道が入っているので、ここから登る。あとで下山するときにわかったことだが、これよりもっとよい登山道がある。つまりこの谷よりもっと山吹峠よりの谷沿い(山吹峠から下りて最初の谷)に道があるのだ。とにかく登るときはわからなかったので、案内書にあるとおり、山吹峠から下りて2番目の谷沿いに登ることにした。
車は、この谷よりさらに下って橋をわたった左側に、2〜3台止めれる空き地があるので、そこに駐車する。11時15分に歩き始め、11時17分には大規模林道から林道への分岐点があり、そこへ入る。その未舗装の林道へ入り、登って行くと、11時21分には営林署の作業小屋があり、そこが林道の終点となっている。その小屋の後ろから、歩道が谷沿いに続いているので、それを登る。すぐに(11時23分)「ウレ山国有林文収育林契約文収林」の看板がある。11時30分には「歩道入り口 21 る 水平道 ホオノキ林道」という立て看板がある、三叉路があるので、ここを右に大きくカーブして進む。11時35分には、また、2棟の小屋がある。さらに進むと谷(湿地)があり、これをわたって、道は進んでいる。11時45分には三叉路があり左へ、さらに11時57分にも三叉路があり左へ、12時06分にも三叉路があり左へ進む。この先にウドが群生している。それらの中を進むと、12時21分には、谷をわたる。この谷の付近にたくさんの「わさび」がある。今日は「わさび」を採っている暇はない。さて、道はその後、下っているようなので、また、谷まで引き返し、谷沿いに道なき道を登ることにした。最初はまだよかったが、12時45分にはいよいよ谷もなくなって、笹の藪へ突入した。笹との苦闘約1時間で、1時40分にやっと切り開きの道へ出た。下りにこの道を下りて気がついたのであるが、この道が山吹峠から下った最初の谷沿いから登る道なのである。さて、この切り開きを登って行くと、前方に桑前山の頂が見える。1時50分には再び藪へ突っ込んだ。あとは、しゃにむに藪を突き進んで、また、2時04分には切り開きに出た。これも後でわかったことだが、藪へ突っ込んだのは切り開きを間違えただけで、結局、この道(切り開き)が先ほどの切り開きとつながっているのである。そして、その切り開きを進んで、2時13分、やっと頂上である。苦労した山である。三角点の周囲はきれいに刈り取ってあるが、周囲は樹木生い茂っているため、展望はほとんどきかない。例により記念写真と食事をして、2時33分に下山にかかる。先ほど登りの時は藪を歩いたが、切り開きをそのまま下って行くと、なんのことはない、切り開きがそのまま先ほど藪へ突入したところまで続いている。登りの時は、切り開きをうまくたどれなかっただけのことである。さて、順調に下って、登りの時に藪から出たところへ着いたが、藪を下ることを避けるため、このまま切り開きを下って行くことにした。2時45分には尾根を右へ曲がる。そして、急な坂(尾根)を下って行く。こんなよい道があるのに登りの時は、すぐ側の藪を苦労して登って来たのかと思う。10mも離れていないと思われる。さて、切り開きを下って、2時48分には小さな沢(湿地)を越える。2時48分には、尾根の鞍部まで下った。ここで、90度右へ曲がって、尾根から離れて、下って行く。道ははっきりしている。3時25分にはやせ尾根を通過するが、すぐ左にもきれいな道がある。どこから来て、どこへ続いているのか不明。さて、3時10分には、営林署の境界見出標ナンバー「17」があり、3時14分には大規模林道へ出た。大規模林道へ出る手前に境界見出標ナンバー「19補1」がある。また、すぐ近くに神岡町のコンクリートの境界杭がある。大規模林道を下って、3時20分には登りの時に入った林道入り口を通過し、3時22分に車へ着いた。今日は山之村キャンプ場で泊まることにした。明日は大鼠山へ登るのだ。