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八尾山(標高)

平成9年10月18日()
 
岐阜県下呂町
 
グループ
          八 尾 山(1,101m)
 
                      平成9年0月18日(土)晴れ
 
 この山は、思ったより手強い山である。道を間違えたこともあったが、全く手こずった。関〜金山線を北上して、金山町で国道41号線にのり、下呂町へ向かうが、下呂町の市街地の少し手前、中津川方面への国道257号線との分岐の橋より、2つ手前の橋のところが、茂谷の集落らしい。国道41号線は大きく右にカーブして飛騨川の橋を渡ることになるが、そこカーブの手前の左側に「ホテル桃源」がある。そして、この「ホテル桃源」の向かって左側の谷が茂谷である。この谷の左岸を登っていくととになる。右岸には鉱石を採取している工事現場がある。登山道の入口が分からず、さまよって結局登り始めた時刻は9時30分である。「ホテル桃源」の向かって左側の茂谷との間に車道があり、左に墓がある。その車道は右手奥の民家に通じているようであるが、車道の終点から左の山腹へ登って行く山道がある。極めて不明瞭であるが、ジグザグに山腹を登ったあと、左の方へ回り込んで結局、茂谷の左岸を谷沿いに登って行く。ジグザグの山腹に中部電力の送電線の鉄塔の巡視路を示す看板がある。鉄塔番号は、283と284である。登山道(巡視路)は谷身より、20mくらい上の山腹を登っている。その道(とりつき)が見つかればあとは、比較的明瞭な道である。登っていくと、9時48分には右から茂谷へ流れ込む谷がある。その谷を渡り、さらに登ると、10時02分、また、右から谷が流れ込んでおり、木橋が架かっているが、この橋の木が相当腐っており、いまにも崩れそうである。おそるおそる渡り終える。そうして、10時12分には、中部電力の鉄塔番号「283」と「284」の分岐の看板がある。右が鉄塔番号「283」、左が鉄塔番号「284」である。ここで、どちらに行くのか迷ったが、左へ茂谷の木橋を渡って、鉄塔番号「284」へ行くことにする。10時43分に「284」の鉄塔へ着いたが、どうも違うようである。鉄塔の巡視路は続いているが、先の鉄塔がここより低いところにあり、道が下っているようなのである。それで、引き返すことにした。11時に鉄塔番号「283」と「284」の分岐の看板のところに到着した。ここから、鉄塔番号「283」の方へ登ることにした。ここから、所々に鉄塔番号を示す案内柱があるので、分かりやすいであろう。11時25分に鉄塔番号「284」の案内柱の「283」と「284」の分岐から数えて4つめの案内柱を通過、11時27分には、5つめの案内柱を通過したのであるが、ここで右へ曲がるところを直進したため引き返し、11時48分にやっと鉄塔番号「283」の鉄塔に到着。茂谷を挟んだ対岸に目指す「八尾山」がそびえている。ここから大きく迂回していくことになるらしい。さらに道を登っていくと、11時55分に林道へ出た。こんなところに林道があるのかと驚く。ここで、大休止をして、12時12分に林道を歩き始める。12時23分に林道の終点に着く。山道が先へ延びているので進入する。すると、12時30分、茂谷へ流入する谷を越える。さらに進んで行くと、茂谷の大きな滝がある。その滝の上流で茂谷を渡り、今度は茂谷の右岸を登って行く。12時42分に左から流れ込んでいる小さな谷に架かる木橋を渡る。12時45分には崩れ落ちた小屋の跡がある。営林署の造林作業小屋であろうか。ここからもさらに道は茂谷の左岸を登っているが、だんだん不明瞭になっているが、とにかく源頭まで詰める。そして、植林道を辿って、尾根へはい上がるのであるが、最後のわずかは道はない。その尾根上にある鉄塔が番号「119」である。ここに13時28分に着いた。また、尾根上には、この鉄塔の巡視路の明瞭な道がある。尾根道(巡視路)を左へいくと、道はいったん下って登り返すと、鉄塔番号「120」である。ここへは、13時44分に到着した。ここを過ぎて少し下ると、赤いテープの目印があるので、ここで巡視路から分かれ、左の尾根へ登って行く。そして左の方へ曲がって、さらに登っていくと、ピークがある。そこを左へ曲がって、さらに尾根を登っていくと、14時00分に頂上へ到着する。その途中から馬瀬村側が見えるが相当近くまで林道ができている。深谷峠からの林道のようである。頂上からの見晴らしは、雑木に遮られてさっぱりである。さて、時刻も予定を過ぎているので、14時08分には、下山にかかる。14時17分には鉄塔番号「120」へ着き、14時26分には鉄塔番号「119」に着き、尾根を下って、14時40分には、崩れ落ちた小屋の跡を通過した。14時41分には支流に架かる木の橋を渡り、14時46分には茂谷を渡って、左岸へ行く。14時48分には支流を渡る。14時56分には林道の終点に到着。林道を歩いて、15時10分鉄塔番号「283」の案内柱に従って林道から分かれ、鉄塔番号「283」の鉄塔を過ぎ、15時16分には、鉄塔番号「284」を示す案内柱を通過する。これが鉄塔番号「283」と「284」の分岐の案内柱から5つめの案内柱である。あと、4つ目の案内柱を15時18分、3つめを15時22分、2つめを15時25分、1つめを15時27分にそれぞれ通過して、15時28分に鉄塔番号「283」と「284」の分岐点に着いた。あとは、茂谷の左岸を下り、15時31分に崩れそうな木橋をおそるおそる渡って、15時37分にももう1つの谷(支流)を渡る。15時42分に鉄塔番号「283」と「284」の案内柱を通過して、15時48分に車に戻る。今日は本当にたくさん歩いた1日である。17時30分に帰宅した。