焼 山(1,709.2m)
平成11年7月17日(土)曇り
この山は、どのルートをとってもアプローチが長いということで、後込みしていたが、楽山荘発行の登山情報誌から、昨年(平成10年)に登山道の整備(草刈り)を行ったとの情報を得て、早速でかけた。午前4時00分に家を出て、国道248号線で関市から美濃加茂市へ、さらに国道21号線で御嵩町から土岐市へ、ここから国道19号線に乗って、途中休憩して夕恵那市、中津川市へと入る。ここで右折して国道363号線で岩村町方面へ走り、途中の川上地区から看板に従って、左折して橋を渡り、恵那山の登山道である黒井沢林道を遡る。長い悪路で途中でタイヤがパンクしてしまい、スペアタイヤでおそるおそる登る。途中に恵那山登山口まで何Kmという看板があるのでありがたい。その看板によると川上地区から約9.3Kmくらいで、恵那山の登山道入り口に着く。10台くらいは可能な広い駐車場と立派な看板、休憩舎、簡易トイレがある。黒井沢林道へ入る人のほとんどは、ここから恵那山を目指す人であろう。ところが焼山は、ここからさらに林道を奥へ入る。中津川を渡って、さらに高度を増していく。すると崖くずれのため通行不能となる。やむなくその手前で路端に駐車する。7時09分に歩き始める。7時14分には営林署のゲートに着く。あの崖崩れがなくても結局ここからは車で入れないということである。この先も林道は相当荒れてしまっている。峠の手前の林道右側に焼山山頂から3.0Kmという杭がある。そんな林道を歩いて7時39分に上手山峠に着いた。ここが岐阜県と長野県の境である。峠の左側に営林署の作業小屋がある。焼山への登山道はここから右手の尾根へと登っていく。この登山道入り口に「土砂流出防備保安林」の看板と「焼山登山口」の看板がある。焼山山頂まで2.9Kmと書いてある。この登山道に入るが初めは桧林のなかの相当きつい登りである。それを登ってやや開けた平坦な場所に7時54分に着いた。営林署の境界見出標があり、「己115」とい番号がある。やや平坦なアップダウンの道となり、7時58分に営林署の境界見出標「己116」、8時01分に「己118」へ到着した。ここはピークになっており、やや下った鞍部のところの右側(大木の根本付近)に「山頂から2.5Km」という杭がある。ここでの時刻が8時02分である。ここから緩やかな登りとなり、そしてそのあと急な登りとなる。この坂を登りきったところに「己123」の営林署境界見出標がある。ここへは8時14分の到着である。ここからまた平坦なアップダウンの道となり、8時22分にコブを過ぎ(番号不明の見出標)、8時23分にもコブを過ぎる。そして、8時25分に「山頂から2.0Km」とい杭の場所に着いた。8時28分には営林署の境界見出標「己130」があり、右手に恵那山がよく見える場所に着く。桧の大木が数本ある。ここから少し下って登りとなり、しばらく行くと急な登りとなる。8時32分には営林署見出標「己132」に到着した。ここから右へ90度曲がって、平坦な道となる。そしてその先で急な坂を登り切って、8時40分、急に空が開けて明るい場所に着く。ここから平坦になり先へ進むと笹の草原に出て、前方に焼山が見えてくる。そして、笹の草原の中に頂上への道が見える。それによるといったん下って鞍部を通り、さらに登り返して稜線をたどると山頂のようだ。ここからやや下った所に「山頂から1.5Km」の杭があり、8時48分に通過した。8時52分に鞍部である。いままでは県境を歩いてきたが、県境はここから下っている。それで県境から離れて、稜線へ登って行くと、9時00分に「山頂から1.0Km」の杭があり、笹原の稜線を進み、いったん下って登りにさしかかる頃、「山頂から0.9Km」の杭の場所に着く。時刻は9時12分である。最後の登りを登り切って9時25分に山頂へ着いた。山頂は桧の林で展望はあまりよくない。記念写真と昼食を済ませて、9時58分に下山にかかる。10時06分に「山頂から0.5Km」地点の杭、10時16分に「山頂から1.0Km」地点の杭を通過して、10時21分に鞍部へ着く。坂を登り返して10時25分に「山頂から1.5Km」地点の杭を過ぎて、10時29分に右へ曲がって稜線から急降下する場所に着いた。10時32分には左へ曲がって下る境界見出標「己132」の場所を通過、10時34分には「山頂から2.0Km」地点の杭の場所に着いた。10時38分には見出標「己123」があり、ここから急な下りとなる。10時42分に「山頂から2.5Km」地点の杭を通過し、10時44分に見出標「己115」を過ぎ、10時48分に林道へ出る。林道を下って10時51分に「山頂から3.0Km」の杭を通過、11時10分に営林署のゲートを越えて、11時16分に車へ戻った。あとは車をとばして14時00分に帰宅した。