ロ ク ロ 天 井
平成11年7月31日(土)快晴
5時30分に家を出て、ロクロ天井へ向かう。この山は、恵那市から国道257号線で阿木川ダム方面へ向かい、最初の花無山トンネルを抜けて、すぐの三叉路を左へ曲がって、阿木地区を目指す。阿木の地区内はごちゃごちゃするが、結局阿木川本流の上流へ向かう。最初は阿木川の左岸を遡る。そうすると民家がなくなるころ、ます釣り場を過ぎ、さらに進むと阿木川の右岸へ渡って林道となり、道なりに3Kmほど登ったころに、神社が現れる。これが風神神社である。この神社を右手に見て、林道をさらに進み、橋を渡って再び左岸へ移り、ヘアピンカーブのジグザグを登って進むと、鎖の架かったゲートがある。風神神社から約1Kmである。その手前にちょうど駐車スペースがある。しかし、歩くとなるとこの先まだまだ長いので、この鎖を外して車で進入する。番号は「432」である。しかし、今日は鎖がはずしてあり、ゲートは開いているので、そのまま車で進入する。ここから約1Kmくらいで、支流の橋を渡ると、すぐに三叉路があるので、それを左へ曲がって阿木川本流の左岸を遡る。するとまた1Kmほどで橋を渡って、右岸へ移り、左から流れ込む支流(狸沢)の橋を渡ってしばらくでまた三叉路がある。この左手に広場があり、営林署の作業小屋がある。ここが槙平というところらしい。この付近に駐車スペースがあるので、このあたりに車を止める。身支度をして、8時19分に歩き始める。三叉路を右へ500mくらい登ると右手に広場があり小さな作業小屋がある。ここからさらに50mくらい登ると、右手に小道がある。うっかりしていると見落としてしまいそうだが、これが本谷へ下り、対岸の山へ入る道である。この道へ入ると、すぐに谷に出て、そこに架かる橋を8時23分に渡る。対岸(左岸)へ渡ると、道は山の中腹を横に進んで行く。すると8時27分、三叉路(二股分岐)がある。ここで直進すると道は山腹を巻いてどんどん進む。この道を行くのが正当であるが、間違えて左へジグザグに登る道へ入ってしまった。そして、8時41分に尾根(ピーク)に着いた。ここまで(狸沢側)は、植林したばかりの幼木で、下刈りもなされていたので、簡単であった。しかし、この先は下刈りもなく、猛烈な笹の藪である。目指すロクロ天井は右手のほうらしいので、尾根を越えて乙女沢側へ下り、下まで降りてしまわないで、山の中腹を横に動く感じで尾根を2つほど越える。そうして、9時08分に丸木橋の架かる小谷に出た。先ほどの三叉路を直進するとここに出るに違いない。ここに山道がある。その道をたどると、9時12分に小さな谷を越え、さらに、9時16分に水量の多い谷に出た。この先は山道もないようである。これが乙女沢に違いないと確信し、ここから谷を渡ったところ(沢の左岸)で、尾根を目指して道なき藪を直登した。9時40分に尾根にたどり着く。やや左へ曲がって、この尾根を登って行く。そして、10時00分に主稜線と思われる尾根に達した。ここで、右へ曲がって、後は緩やかな尾根を登って行く。わずかな踏み跡が認められるが、背丈を越える笹の藪も相当ひどい。緩やかな尾根をいい加減にいやになるくらいたどって、登り坂が急になると、いよいよ頂上は近い。最後の坂を登りきると、頂上である。10時32分に着いた。頂上の三角点のまわりは、笹が刈り取ってある。しかし、背丈を越す笹や桧の林のため、展望はわずかに南東の方角が見えるのみである。昼食を済ませ、記念写真を撮って、11時10分に下山を開始した。11時28分には主稜線から左へ曲がって桧林の尾根を下りる。11時37分にはこの尾根の先端へ着き、右手へ急に下って、11時45分に谷に降り立った。あとは、山道をたどって山腹を巻いて、戻るだけである。11時48分に小谷を過ぎ、11時50分に丸太橋の谷を越える。ここからは、登りの時とは別の道(正規の作業道)を行くことにした。11時52分、11時54分、11時56分にそれぞれ小谷を越える。12時06分に木橋を渡るが腐って崩れ落ちそうである。12時11分にも腐った丸太橋がある。12時13分に小谷を越え、12時14分にも小さな丸太橋を渡ると、12時15分に三叉路へ出た。登りの時に間違えた所だ。しかし、この下りに使った山道も相当藪が復活しているし、距離が長く時間もかかるので、登りに使った道のほうがよいかもしれない。さて、12時15分、12時16分に2つの丸太橋を渡り、12時17分に本谷の橋を渡って、12時18分に林道へ出て、12時19分に作業小屋を過ぎ、12時21分に車へ戻った。そのまま自宅へ向かったが、早朝と違ってさすがに渋滞があり、帰宅は15時であった。