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高天良山(標高)

平成9年10月12日()
 
岐阜県金山町
 
グループ
         高 天 良 山(908m)
 
                     平成9年10月12日(日)曇り
 
 金山町、下呂町、白川町の3町にまたがる「高天良山」へ登った。標高の割には手強い山であった。現在は、火打峠まで林道が開通しているので、そこまで車で登れば簡単であるが、私は下から登ることにした。午前6時30分に家を出て、関金山線を北上し、金山町で国道41号線へ出て、ドライブイン飛騨の少し先で、郡上八幡方面への国道を左に分け、橋を渡ってトンネルを抜け、しばらく走ると国道41号線は、左に大きくカーブするが、丁度そのカーブの所に、右へ渡る橋がある。ここで右へ曲がって、飛騨川を渡る。突き当たりを左へ曲がって、八幡神社の横を通過し、高山線の踏切を越える。そのまま進むと「福来」という集落である。道なりに進むと、Y字路があり、右は「下呂町」という看板があるので、それに従って右へ行くと、自然に「火打峠」への林道となる。林道は坂を登って行き、やがて、集落が途切れるところに小さな谷が右から流れ込んでいる。左には砂防堰堤がある。その堰堤の横に駐車スペースがあるので、駐車してそこを登ることにした。時刻は8時10分である。初め10m位は車がなんとか通れる位であるが、すぐに行き止まりとなり、あとは、山道が続いている。谷に沿った山道を登っていくと、やがて、椎茸の栽培地がある。その先で道が不明瞭になるが、道は谷の砂防堰堤の向かって右側(谷の左岸)へ高巻きしている。そうして、堰堤の上部へ出るが、そこからも結構いい加減な道で、なんとか踏跡をさがしながらの登りが続く。しかし、結局、谷の右岸に道はついているようである。すると、小さな滝があり、そこで、道は二つに分かれる。ここで8時43分である。中部電力の送電線の鉄塔の巡視路の看板がある。右は「ナンバー14」、左は「ナンバー13」である。どちらに行くのか迷ったが、左の「ナンバー13」の方へ行くことにした。すると、谷を渡り中腹を横断気味に道は続いている。あとは、鉄塔の巡視路の案内に従って、8時53分に「ナンバー13」の鉄塔に着く。ここから先は草が生い茂って道がわかりにくいがなんとか、尾根道を辿って登っていく。やがて、道は植林の中に入り、しばらくは尾根を登っているが、やがて、大きく右の方へ回っている。高度を上げる訳でもないので、中腹をずっと回っている感じである。それも初めはいいが、だんだんと不明瞭になってくる。また倒木が道を遮って煩わしい。なんとか、踏み跡を拾って進むと、道はUターンして今度は左の方へ同じように中腹を少しずつ登っている。距離の割には高度が上がらない。尾根を直登した方がよいと思いながらも道に従って、辛抱強く行く。道はさらに右へUターンして相変わらず、中腹を進んでいる。とうとう道が分からなくなってやむを得ず、そこから直登すると、また右へ中腹を進む道がある。どうも道が左へUターンしているのを見過ごしたようだ。その道を右方へ進むと、左上方に林道が現れるので、その林道へ駆け上がる。時刻は9時54分である。この林道が火打峠から伸びている林道のようだ。それを右へ登ると、すぐに終点となる。時刻は9時58分である。その先には山道が延びているので、それを入っていくと10時02分、「高天良山頂上」という立て看板がある。さらに起伏の少ない道を進む。やがて、10時17分、尾根の鞍部に到着し、そこに立て看板がある。右は「高天良神社」、左は「高天良山頂上」、直進は「白川町佐見」となっている。左の頂上を目指すと、急な登りとなり、10時23分、尾根上へ出る。ここで左へ曲がって、さらに急な坂を登り切って尾根へ出て、右へほんのわずかで頂上に着く。時刻は10時28分である。雑木や植林に阻まれて、見晴らしは全く良くない。昼食を済ませて、10時56分、早々に下山することにした。10時58分に直下の尾根に着き、10時59分に立て看板のある鞍部に到着した。そして、11時06分に「高天良山頂上」の立て看板の所を過ぎ、11時08分に林道終点へ出る。この当たりで雨が降り出し、合羽を着る。そして、下りはそのまま、林道を歩き、火打峠へ向かう。11時32分に中部電力の送電線の鉄塔「ナンバー12」の降り口に着き、それを下って、11時34分「ナンバー12」の鉄塔に着く。さらに下って11時38分に舗装林道へ出る。それを歩いて、11時58分に車に到着した。帰宅は1時30分である。