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毘沙門岳(標高)

平成9年10月5日()
 
岐阜県白鳥町
 
グループ
        毘 沙 門 岳(1,386m)
 
                平成9年10月5日(日)曇り時々雨時々晴れ
 
 良い天気だったので、桧峠から毘沙門岳へ登るつもりで、6時13分に家を出る。家を出るときはたしかにいい天気だと思ったが、国道156号線を北上し、八幡町を過ぎ大和町に入ったあたりから雨がぱらつきはじめた。不安になりながらも、登山口へ行くだけは行ってみようと思い、車を走らせる。白鳥町で国道156号線を左折して、石徹白へ向かう。道は坂道を登って行き、「阿弥陀滝」の入口を過ぎる当たりから、急坂とヘアピンカーブの連続となる。その坂を登りきったところが、桧峠である。峠は四差路になっており、直進は石徹白、左は白鳥高原カントリークラブ(スキー場)、右は白鳥ウイングヒルズスキー場である。交差点の右角石碑とともに、木柱の標識があり、左は毘沙門岳、右は大日岳への登山口と書いてある。従ってこの交差点を左折して、白鳥高原カントリークラブの方へ向かう。すると、すぐに左側に「旧道桧峠」という石碑があり、白鳥中学校の生徒が建てた木柱もある。旧道「前谷」まで3キロとなっている。ここを左に見てなおも進むと、白鳥高原カントリークラブのクラブハウスが見え、その手前の左側に駐車場がある。また、クラブハウスの土手には、植栽により、「白鳥高原C.C.」の文字が書いてある。さて、この左側の駐車場の左奥に木柱があり、「毘沙門岳登山道」の看板がある。標識にしたがって、林道を進入すると、約500mで林道の左側に木柱があり「毘沙門岳登山道」と「頂上まで2時間」の表示がある。ここにかろうじて車1台の駐車スペースがあるので、駐車して登ろうとしたが、相変わらず小雨が降っているので、止むのを待つ。しばらく待っても止む気配はないので、雨の中を強行することにする。時刻は8時05分である。道は初め、尾根を目指して登っているようである。坂も初めは急であるが、15分も登るとなだらかになる。やがて、8時23分には尾根に出る。そこで直角に右に曲がって、尾根上を登っていくと、すぐにスキー場のリフトの終点がある。8時27分であった。そこから尾根上を歩くのであるが、平らな尾根で快適である。しかし、8時32分には尾根の先端に到着し、いきなり下りになる。登山道はこれで間違いないのかと不安になるが、下るしか他に道はない。急坂を下ると今度は尾根上の緩やかな登り道になる。そして、8時41分に頂上直下のピークに到着した。天気が良ければここから毘沙門岳の山頂が見えると思われるが、雨と霧のためさっぱり見えない。尾根の左側は綺麗に下刈りがなされている。相変わらず、尾根上の道は続く。この当たりから、いままでとは一変して登りになる。登り切ったところが頂上に違いないと喘ぎながら登ると、さらにその先に頂上らしきものが見える。こんな繰り返しを3度〜4度もすぎるとやっと目指す頂上である。時刻は丁度9時であった。約1時間の道のりである。雨は降り止まず、風も出てきた。雨でなんともならず、時刻も早いので9時12分、このまま下ることにした。一気に駆け下りて、頂上直下のピークへは9時22分に着く。天気のせいで、素晴らしい展望も台無しである。さらに歩を進め、坂を登り返して、スキー場のリフトにつながる尾根上に9時30分に到着した。9時34分にリフトの終点に着き、9時37分に左に曲がって、尾根上から離れ、9時47分に登山口に到着した。いつのまにか雨はあがっている。車を走らせて、家へ12時に帰り着いた。