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左門岳(標高)

平成9年5月11日()
 
岐阜県根尾村
 
グループ
37            左 門 岳(1,223.6m)
 
                        平成9年5月11日(日)快晴
 
 今日もいい天気なので、昨日、屏風山から見えていた「左門岳」へ登ることにした。家を出たのは、午前6時20分である。昨日と同じ道を上大須まで行き、ダムの湖畔の左岸を上流へと進む。ダムの堰堤の上を渡って、右岸を行っても同じである。ダム湖の最深部で二俣橋を渡って、右折し河内林道を登って行く。右岸側から来たときは、二俣橋を渡らずに手前で左折して、河内林道へ進入する。しかし、この林道はすぐに舗装が途切れて一般車は行き止まりとなる。午前7時30分である。ここに車を止めてあとは歩くことになるが、未舗装の林道もやがて(1Kmくらいか?)無くなってあとは、山道が続いている。今日は丁度山の伐採をしているらしくて、資材運搬用のモノレールが敷設してあり、作業人夫が数人たむろしていた。「山へ登るのか。」と問われたので、「そうだ。」と答えると、「左門岳か、先日も人が登りに来た。」との答えであった。7時40分登り始めた。モノレールと平行する形で山道は続いている。谷を何度も渡ったりしまがら、進むとやがて谷が2つに分かれている。ここで、向かって左の谷へ進む。すると案外良い道がある。そして、たくさんのワサビがあるので、葉を採取していく。やがて、道は谷沿いから、急な尾根への登りとなる。ここで時刻は9時であった。この登りのところからは、木がほとんど全部伐採されており、坂も急なので、結構危険である。この急な坂を登り切ると、背後にダム湖が見えてくる。そして、笹が出てきて、笹の子がでているので、これをとりながら登って行く。伐採してあるので、見晴らしはよいが、日差しが強くて暑い。周りの山々がせり上がってくる。上部の方は山道(踏み跡)もなくなる。あとは、左に雑木林を見つつ、伐採地との境をしゃにむに登って行くのみである。やがて、いよいよ伐採の終点にたどり着く。しかし、三角点はなく、どうもあとは、猛烈な藪をこぐしかないようである。しかし、わずかな目印をたどって100mくらいで三角点に到達する。時刻は10時38分である。山菜をとりながらだったので、三角点の周りは笹が狩り払われているものの、周りの藪が高すぎてなんにも見えない。とにかくここで食事をとり、休憩をして、11時5分、早々に下山することにした。5分ほどで藪から脱し、あとはダム湖を見ながら伐採地を下っていく。やがて、11時45分ころ、木々に隠れて、ダム湖が見えなくなる頃、下から谷川のせせらぎがかすかに聞こえてくる。そうすると、急な下りとなる。下りきって谷に降り立つと時刻は丁度12時であった。あとは谷沿いに下って、谷の二俣には12時30分、車の所には12時40分に到着した。あとは、そのまま車を走らせ午後2時に家に到着した。この谷には、ワサビが群生している。出会った釣り人の話によるとイワナの多くいるようだ。