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越山(標高)

平成11年8月8日()
 
岐阜県根尾村
 
グループ
         越 山(1,129m)
 
                    平成11年8月8日(日)快晴
 
 5時00分に家を出て、越山へ向かう。高富町、美山町へと進み、美山町から国道418号線で根尾村へ、根尾村から根尾西谷沿いに走る国道国道157号線で温見峠へと向かう。ほとんど廃村の黒津集落を過ぎ、最奥の大河原集落(跡地)に着く。ここからさらに奥をめざして行くと、史跡「官道這法師峠林道」なる看板がある。ちょうどミズノの4WDランドの看板がある所だ。さらに進むと「角巻谷」が現れる。ここから1Km〜2Kmで根尾西谷川の河原が開けている場所がある。そこには堰堤が3つほど連続している。その一番下流の堰堤の下へ国道157号線から下りる道がある。ややわかりにくいが、注意しているとわかると思う。峠へ向かって国道がゆるく左へカーブしている、そのカーブの一番出っ張った所だ。河原へ下りる道は、すぐに三叉路になっており、左へ曲がって上流側へ進むと、堰堤の直下まで続いている。そこに車が置ける広場がある。しかし、河原なので増水には注意が必要である。さて、私は国道と河原へ下りる道との交差点付近に車を止めた。登山口の取り付けを探していたため、遅れてしまい、7時24分に行動開始。まずは、河原への道をたどって、堰堤直下まで歩き、堰堤の下で根尾西谷川を渡る。水量が少ないためか、飛び石でわたれるようになっている。7時31分に対岸(左岸)へ着いた。堰堤の右端(左岸側)から山道が続いている。それを登ると、すぐに台地へ出る。根尾西谷川と越山谷の間の堆積地であろうか。なんとか踏み跡をたどると、越山谷の入り口に着く。堰堤がいくつも続いている。堰堤の看板に「越山谷」の文字が見えるので、これが越山谷だと確認できる。7時55分」である。いよいよこの越山谷の遡行を開始する。7時59分には2番目の堰堤、8時02分に3番目の堰堤、8時04分に4番目の堰堤と順次越して登って行く。8時10分には左から支流が流れ込んでいる。当然に右の本流を登る。8時24分にも左から小さな支流が流れ込んでいる。8時38分には岩盤を伝って流れる滝がある。これを越え、8時44分にも岩盤が現れる。ここは左側(右岸側)を巻いて登る。8時49分には2段の滝が出てくる。ここも左側を巻いて登る。8時52分にも滝がある。さらに8時54分にも滝があり、ここには2本の枯れた大木もひかかっている。この滝の上に左からの支流がある。8時57分にも滝があり、滝の上部にまた左からの支流がある。やがて、9時00分、3つの滝が連続している場所に出くわす。高巻きの具合を調べてもとても無理のようだ。ここから右の尾根へ直登した。相当急な登りである。喘ぎ、喘ぎ登って、息も絶え絶えになるころ、9時49分県境尾根に登った。ここで間違いが起こった。右手にピークが見えるが、これが目指す越山であったのに、つまり、県境尾根から右へいったん下って登り返すと、目指す越山であったのに、こともあろうに県境尾根を左の方へどんどん登って行ってしまったのだ。とんでもない勘違いであった。地図の読み違いである。それで、10時06分には2本の枯れ木のある場所を過ぎ、10時26分にはいままでの林から低木帯に出て、背後に越山(まだ気づいていない。)や今登ってきた越山谷や根尾西谷川がよく見える。ここで気づけばよかったのに、さらに高みが越山だと確信して登り続ける。10時37分にはピークに達したが、どうも三角点らしきものはない。さらに前方右手にピークが見えるので、それを目指す。11時00分に湿地帯になっている鞍部を越え、11時32分にピークに着く。しかし、ここでも三角点は見あたらない。時間的にはもうとっくに到着してもいい時間である。やむなく、ここで昼食をとり、引き返すこととした。12時04分に引き返す。12時21分に鞍部を越え、12時38分にピークを過ぎる。このピークにはコンクリートの杭が埋めてある。境と427という番号が読める。県境の印だろうか。12時45分に見晴らしのよいところへ出る。前方の下方に見えるピークが越山であろうから、あそこまで行くことにした。12時52分に2本の枯れ木の場所を通過して、13時06分に県境稜線からの下り分岐点に着いたので、ここから下らずに県境の尾根をそのまま下る。そして、13時20分に鞍部を過ぎ、そこから登り返して13時47分に念願の頂上に到着した。三角点のまわりは刈り取ってあるが、周囲は高い雑木に囲まれて展望は全くきかない。時刻も押してきていたので、13時52分には下山にかかる。帰りには途中で道を間違え、登ってきたとおりに下山できず、やむなく先人の着けた赤いビニールテープに従って、下ることとした。頂上から西へのびる尾根をそのまま下るものである。最初は尾根を下るが、そのうち谷筋に向けて一気に下る。尾根を離れるころから、この目印も見失ってしない、むちゃくちゃに下った。なんとか谷に降り立ち、そのまま谷を下る。途中で右からの谷(そちらの方が水量が多い)と合流する。あとはひたすらその谷身を下る。15時00分にやっと根尾西谷川へ出た。登りに渡河した場所のやや下流である。結局登りに使った谷の1本下流側の谷を下ったことになる。根尾西谷川を渡って、15時10分に車に戻った。あとは車をとばして、帰宅は14時30分であった。