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笹ヶ峰(標高)

平成13年10月6日()
 
岐阜県藤橋村
 
グループ
         笹 ヶ 峰
 
                    平成13年10月6日(土)晴
 
 念願の笹ヶ峰を目指す。午前4時に自宅を出発。途中のコンビニでで弁当のおにぎりを購入し、国道418号線で美山町から根尾村へ入り、馬坂峠を越えて、旧徳山村にたどり着く。旧徳山村は徳山ダムの建設でいたるところ工事だらけである。国道417号線で揖斐川東谷本流沿いにさかのぼり、最奥の塚地内の上流で道谷と赤谷が分かれるが、道谷沿いにさらに奥の冠峠方面へ登り、冠峠の手前の分岐を左へ進み、道谷と赤谷が合流するというウソ越え峠へ到着する。この地形は実に不思議な地形である。それで峠を越えたのが「うそのよう」ということでウソ越えというらしい。さて、時刻は6時であった。峠付近には広場があり車は10台位は駐車できる。早速、準備をして6時15分に出発する。峠付近で左へ分岐する作業道が2本ある。1本は山の中腹を上部へ登っており、もう1本は下方の谷へ下っている。それで、下方へ下る道を下る。6時24分に谷の近くまで下ると、谷を渡って今度はやや登りとなる。6時42分には右から谷へ流入する支流がある。当然橋が架かっている。これが「ミノグサ谷」かと思われる。さらに6時50分と6時52分にも小谷が流入しているが、これらはあまりに小さく無名の谷であろう。6時55分には林道終点に着く。ちょうど小谷があるのでこの谷を下る。水はないので楽に下ることができる。そして、7時04分に赤谷に下り立つ。いよいよ谷下りである。谷はチャラ瀬で水深は膝下くらいだ。7時30分には右から小谷が流入している。このすぐ後に、岩盤地帯となる。岩が両側からせり出し深い淵があるので、岩盤をへつって下る。先行者がつけたロープがあるので利用すると楽だ。これを抜けるとまたチャラ瀬となり、7時53分にも岩盤の箇所をへつって通る。先行者がつけたと思われるロープがついているので、これを利用する。そして、8時03分に右から谷が合流している。これが目指す笹ヶ峰から流下する「ミト谷」であろう。ちょうど赤谷がおおきく左へカーブして流下する瀬の箇所へ合流している。なにも表示はないが所用時間からして、「ミト谷」はこれしかないと決めつけ、この支流を遡行した。入り口は両側から山が迫り、結構狭いが、少し入ると意外に開けている。8時17分には左手高所に涸れ滝が見える。さらに遡行すると、8時35分には左から小谷が流入している。事前に読んだ案内書では、5mくらいの滝があり、滝壺もそれなりにあるとのことだが、どうもこれはその滝のある分流点ではないかも知れない。しかし、ここで左の谷を遡行することにした。左の支流を上ると、いよいよ谷幅は小さくなり、両側から草が覆い被さり歩きにくい。8時48分には3mくらいのなめり滝がある。水量が少ないので、左岸(向かって右手)側の滝際を登る。これを越えると8時49分には谷が2分している。どちらでもよいと思うが、左へ行くことにした。さらに8時56分にも谷が2分しており、ここでも左へ進む。9時05分にはいよいよ水がなくなるようでちょろちょろとながれる滝がある。この滝の右岸(向かって左側)の岸壁をよじ登る。あとは水がなくなり、そのまま急登することとした。9時25分〜9時30分まで休憩して靴を渓流タビから登山用に履き変えた。9時47分に尾根へ着いた。さらにこの尾根をい登って行き、10時03分に「笹ヶ峰」から派生する尾根(稜線)上に出た。しかし、ここからが長かった。赤谷から入った支流が「ミト谷」と信じて、地図を頼りに右の方へ進む。登るにつれてだんだんと藪が濃くなってくるようだ。そして、右手前方に稜線が見えるので、その一番高みが「笹ヶ峰」であろうと見当をつけた。また時折樹林の間からかいま見る左手前方の稜線は、「笹ヶ峰」から「美濃俣丸」へのものだと思う。笹と雑木の藪との戦いであった。笹や根本から曲がった雑木に足を取られたり、ツルにひっかっかたりして遅々として進まない。ピークというか肩というかこぶを2つほど越えて、悪戦苦闘の2時間弱で、11時51分にやっと頂上へ着いた。頂上付近は特に背丈ほどの笹が密生しており、三角点を探すのに苦労した。三角点の周りは畳半畳ほど笹が刈り取ってある。周りの笹と雑木が伸びており、三角点からは周囲の山々は見えない。三角点からはずれ、頂上の平地の端へ出ると、なんとか山が見える。写真をとり、食事を済ませて、12時16分には下山にかかる。12時49分と13時03分にピーク(こぶ)を越え、13時17分に尾根からの下り箇所に着いた。左へ曲がって尾根を下る。13時25分にはさらに尾根からの下り箇所に着く。13時36分には涸れ滝の上部へ着いた。13時43分には2俣の合流点に着く。13時48分にも2俣の合流点に着く。ここで13時55分まで休憩し、靴を履き変えた。滝を下り、14時02分に「ミト谷」へ合流した。14時15分に涸れ滝の遠望地へ着き、14時23分に赤谷との合流点に到着した。14時27分、14時29分、14時32分に岩盤地帯を通過し、14時41分と14時46分にもロープのある岩盤地帯を通過する。さらに14時48分に最後の岩盤地帯を通ると、14時52分と15時15分に左から小谷が合流する箇所をすぎる。そして、15時20分に林道へあがる涸れ谷へ着き、これをよじ登って15時23分に林道終点へ着いた。15時35分に支谷の橋(ミノグサ谷)を渡る。15時54分と15時55分にも橋を渡り、後は登りの連続で16時07分に車へ戻った。帰宅は18時30分であった。