黒 壁(1,316m)
平成11年8月20日(金)曇り
この山も登山道がなく、藪もひどくて手強い山だというので、延び延びになっていた。5時00分に家を出て、坂内村から池の又林道へ入り、終点の夜叉が池駐車場を目指す。案内書によると、池の又林道の夜叉が池駐車場の100mくらい手前から植林道があり、標高1000m付近までいっているとのことだが、見つからない。夜叉が池駐車場から戻って探してみても見つからない。どうしても発見できないので、これをあきらめて駐車場とその手前の鳥居間の谷を遡行することにした。植林道を探していたため遅れて、8時03分に登りを開始する。しばらく谷を登って左の尾根に取り付いた。8時39分に尾根に登った。9時20分に尾根の先端と思われるピークに着いた。9時39分に水場がある。登りに使った谷の源頭と思われる。とにかくちょろちょろと水が流れているので喉を潤して水筒にも補給する。ここまででも相当な灌木の藪であったが、ここから先はさらに濃厚な藪となる。ましてや笹の藪が現れ、それが背丈を越すとなるとなんともならない。見通しも利かないのでとにかく高いところを目指して登るのみだ。ここから悪戦苦闘の2時間弱、なんとか頂上へ到着した。三角点のまわりは笹が刈り取ってあるが、そのあと相当伸びている。笹原の中にひっそりと埋まっている。高い木もない。周囲の笹が刈ってなければ見つからないであろう。周囲の笹のため見晴らしはよくない。さて、天気も良くないので食事も下山してからと決めて、写真を撮ると、早々に下ることにした。時刻は12時39分である。12時48分に大きな枯れ木の場所を通過し、13時46分に水場へ着いた。14時00分に尾根を下り14時09分に尾根の先端へ着き、14時12分に谷へ降り立った。14時23分に車へ戻った。帰宅は16時00分であった。