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五蛇池山(標高)

平成10年4月26日()
 
岐阜県坂内村
 
グループ
  蕎麦粒山(1,297m)・五蛇池山(1,148m)
 
                     平成10年4月26日(日)快晴
 
 かねてから切望していた、蕎麦粒山へ登る計画を友人と前日にしていたが、前日は雨のため1日延ばして、1人での今日の山行となった。午前6時に家を出る。国道303号線で、揖斐川町、藤橋村、坂内村と進んで、坂内村役場を過ぎたところで左折して、大谷川沿いに走ると「遊らんど坂内」スキー場がある。スキー場を通過すると、道路は悪くなるがそのまま進入する。やがて、その林道も崖崩れのため通行不能となる。そこは広場にもなっているので、駐車スペースにはことかかない。また、大谷川へ左から流入する支流があり、谷が二俣になっている場所である。午前6時50分に歩き始める。崖崩れがなくても、悪路のため、4WD車であっても通行は無理のような状態である。そんな林道を1時間ほど歩き、午前7時39分にやっと終点に到着した。この林道終点からさらに奥へと、大谷川の左岸に、山道があるのでそれを進入する。山道を10分ほど歩くと、谷が二つに分かれている。そこで、登山道は谷を渡ることになる。目印があるので、大丈夫と思うが、ここで道を間違えないようにしないといけない。この渡河場所に7時51分に着いた。谷を渡って右岸側へ来ると、蕎麦粒山への登山道と五蛇池峠への登山道とに分かれている。蕎麦粒山への登山道は、尾根を直登する道であり、五蛇池峠(五蛇池山)への登山道は、二俣の左の谷の右岸沿いを登っている。ここで、蕎麦粒山への道を選んで、登り始める。この道は尾根を直登する道で登りが非常にきつい。登るにつれて背後の五蛇池山が競り合って来るのがうれしい。やがて、8時24分には、傾斜がなだらかになり、背後の展望のよい所に到着する。さらに登って8時51分には、主稜線手前の肩に到着する。下から見ると、この肩が邪魔して主稜線が見えないので、ここが主稜線かと見間違う所である。やがて、9時03分には、右に崖があり、主稜線が目前に見える場所を通過し、9時14分にやっと主稜線に着いた。右へ行くと小蕎麦粒山を経て、五蛇池峠、さらに五蛇池山へと続く。左へ行くと蕎麦粒山である。下界の天気は快晴なのであるが、ここまで来ると、霧のため視界がきかない。道を左へとって進むと、笹がひどいが切り開きがあり、いったん下っている。9時24分に最低鞍部と思われる場所に着き、9時27分にこぶを越える。しばらく、なだらかな道があり、9時34分に登りになる。9時44分にこぶを越える。相変わらず霧がひどいがここからは頂上が見える。シャクナゲがきれいに咲いている。最後の急な登りを経て、やっと頂上へ到着。10時07分であった。車止めから、3時間以上を要したことになる。頂上の少し先から、車止めが見える。食事をとり、しばらくして霧が晴れてきて、周りの山々が見えるようになる。他の登山者が登ってきた。5年くらい前から登山を始めたという。しかし、すでに、ぎふ百山の100以上を登ったという。今年中に124山を完登したいと言っていた。さて、10時52分に下山にかかる。霧が晴れてとても心地よい。11時22分に主尾根の分岐点へ到着した。ここから、五蛇池山へ登るべく、右へ下らないで左の主尾根を進む。11時40分には大きな岩石がある場所を通過、11時44分に小蕎麦粒山へ着く。この山は五蛇池山より高いようだ。五蛇池山がよく見える。ここから、しゃくなげのきれいな主稜線を下る。途中で出会ったシャクナゲを見に来たという登山者と共に、12時13分に五蛇池峠へ着いた。ここからは登りで、12時37分に頂上直下の鞍部に到着。池があったと言われるのはこの当たりかと思いつつ、12時42分に五蛇池山の頂上へ到着した。小休止のあと、12時57分下山にかかる。1時15分に五蛇池峠まで戻った。ここから谷へ下って、2時02分に渡河地点、つまり、蕎麦粒山へと五蛇池峠への分岐点へ到着した。あとは大谷川左岸の道を歩いて、2時15分に林道終点へ着き、3時02分に車へ着いた。帰りに久瀬村の小津でワラビとタラの芽をとって帰る。