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雷倉(標高)

平成8年10月5日()
 
岐阜県根尾村
 
グループ
13       雷     倉(1,169m)
 
                        平成8年6月22日(土) 曇り
 
 午前7時に本巣町役場に集合する。2台に分乗して根尾村へ向かう。樽見から西谷の方へ進み、さらに旧徳山村方面へ分かれる。八谷集落に到着し、登山口を探したが、どの道も行き止まりで、さっぱりわからず。1時間ほど地図とにらめっこしながら探し続ける。やっとの思いで、私設林道を見つける。八谷集落の入り口をすぎ、すこしのところに左側への林道がある。しかし、この林道は私設林道で入り口には鎖がかけられ、車では進入できない。入り口に車を止め、林道を歩く。すぐに川を越え、林道は続く。頂上直下まで続いていると思われる。途中、舗装された部分もある。また急な登りもある。30分くらい歩いた頃ヒルが現れ、みんな血を吸われてなんとも気味が悪いので登山を断念して、引き返す。
 
 
雷  倉
 
                        平成8年10月5日(日) 晴れ
 
 この前挑戦したとき、ヒルにやられ登頂を断念した雷倉へ登るべく、8時に家を出る。国道418号線を美山町から根尾村へと入り樽見から馬坂峠(旧徳山村)のほうへ向かう。すると八谷のバス停留所がある。その少し先に左へ入る道がある。そこへ入り、橋を渡るとその集落が「八谷」である。橋を渡って斜め右の方へ登って行き、集落の中を通りすぎると、その道は行き止まりとなる。そこに車を止めて、斜め左の方に山道があるので、その山道を登っていくことになる。時刻は丁度9時である、早速登山の開始である。その山道の入り口の杉の木に雷倉という看板がくくり付けてある。少し登り、そのあと道は、山の中腹を回っている。しばらく行くと、水道のタンクがある。田の用水であろうか、あるいは、飲料水なのか。そしてそこから先には、用水が続いている。その用水沿いに道も続いているので、その道を行く。約15分くらいで、中又谷と下津谷の合流点に着く。時刻は9時15分である。そして、その下津谷に二つのダム(砂防堰堤)がある。その下津谷を渡らなければならないのであるが、ダムの見えるところから、右下にくだる道がある。用水から漏れた水が流れて沢のようになっているが、それを下ると、丁度、下のダムの下流に鉄の橋がある。それを渡るのである。橋を渡ると、山道はダムを左手に見ながら、ジグザグに登っている。そして、尾根に到達し、あとは、尾根を登って行くのみである。下津谷を渡るところで、道に迷い、私は結局、上のダムの上流の砂利の堆積した下津谷を渡ったため、時間を浪費し、尾根に辿り着いたのは、10時であった。さて、尾根を登っていくと、やがて、杉林の中へ入りさらに登ると、その植林の立派な杉林を抜ける。そこで時刻は10時30分であった。さらに登ると、やや平なところに着く。右は桧林、左は雑木林である。この辺りで、時刻は10時45分である。さらに急な尾根を登ると、また平らなところに出る。両側に杉と雑木の混成林がある。このあたりで、10時50分である。さらに急登すると、やがて、雑木ばかりになり、岩がゴロゴロするガケが出現する。この辺りで、時刻は11時22分である。このガケを乗り越えると、展望が開けるので、頑張ってほしい。このガケを乗り越えると、パッと明るくなり、先に「雷倉」が見えてくる。しかし、雑木がなくなり、ヤブに突入する。でも、道はなんとかついている。目印のビニ−ルテ−プを拾いながら、踏み跡を辿って行くと、やがて、朽ち果てた小屋の跡があるが、このあたりで、時刻は11時54分である。そこを右に回り込んで先へ行くと、林道にでる。時刻は12時である。この林道は、「八谷」の集落の少し上流から続いているのであるが、残念ながら車では進入できない。また、道そのものも、荒れているので、たとえ4輪駆動車であっても、とても車では通れない。さて、ここから、また尾根を直登するのであるが、坂はとてもきつい。すでに疲れた体に堪える。さて、なんとか、頂上稜線の北の肩に到着した。とりあえずここは、根尾村と藤橋村の境である。時刻は13時である。林道から1時間かかった計算になる。右(藤橋村側)は、雑木を伐採し、桧の幼木が植えてあり、左(根尾村側)は雑木林と笹のヤブである。さて、その稜線を南(左)へ行くと、避雷針のような、あるいは、テレビの中継塔のような、塔がたっている。その横に三角点がある。ここは、根尾村と藤橋村、さらに久瀬村との境である。時刻は13時7分であった。地図によると久瀬村側からは、「雷倉」のすぐ下まで、林道が入っているようである。白倉谷から「タンポ」の下まで上がり、そこから「タンポ」と「雷倉」の稜線(根尾村と久瀬村の境)を辿って、ほとんど「雷倉」の頂上まで続いているのである。調査してみる必要がある。さて、たしかに眺望は素晴らしい。昼食をとり、コ−ヒ−を飲んで、展望を楽しんだ後、13時30分に下山を開始する。林道に着いたのは、14時であり、さらに登山口へ着いたのは14時41分であった。そのまま車を走らせ、帰宅したのは、15時45分であった。


雷 倉(1,168m)
 
                       平成15年11月19日(水)曇り
 
 今日は葬儀が2件もあって、昼に近い時刻になってから、山へ行こうと思い、林道を利用して簡単に登れる雷倉とタンポを選んだ。11時ころ家をバイクで出発し、国道303号で揖斐川町へ向かった。さらに久瀬村へ入り、ここで国道303号から右折し、久瀬村役場の前を通過して、小津方面へ向かった。そして、小津集落で川の対岸へ渡り、川の左岸沿いを上流へと向かう。集落を過ぎるとやがて右手に水道施設があり、これを通り越してさらに上流へと進む。とにかく川を左手に見てどんどん奥へと入って行くのだ。すると、登山についての案内板がある分岐点に着く。この分岐点には、「花房の滝」の案内板もある。白倉谷林道はここでほとんどUターンするように、大きく右へ曲がって登っていく。入口には鎖がかかっている。車の場合はここで駐車することとなる。ちょうど交差点は広場になっており、2〜3台は駐車可能である。さて、今日はバイクで来ているので、鎖をくぐってさらに白倉谷林道を登って行く。ここで、本流から分かれて白倉谷沿いにのびる白倉谷林道へ入る訳である。白倉谷林道はすぐに右手にダムが現れる。2段式のダムだ。しばらく白倉谷に沿って登っていくが、やがて、左への分岐を過ぎ、さらに登ると、Y字路がある。といっても直進(左への道)は、草が生い茂り、道があることを気づかないかも知れない。当然、この分岐は右へ進む。すると、やや下りとなって、右に曲がって白倉谷を越える。これから林道はどんどんと高度を上げていく。そして、次の分岐は左へとる。右手に壊れそうな作業小屋を過ぎると、また分岐がある。これが「タンポ」と「雷倉」との分岐となる。まずは、「雷倉」を目指して大きく左へカーブする。左手には「花房山」が見え、正面には「雷倉」が見える。この分岐からしばらくで、稜線の鞍部に着き、そこには右手に黄色いゲートがある。ゲートのむこう側は根尾村である。ゲートの向こう側にも林道がある。ちょうど尾根をはさんだ反対側である。ここで連絡できるようになっているが、村界のためかゲートを設置してあるのだ。向こう側には魚金山が見える。さて、ここを右山で進むと、いったん下って尾根沿いに大きく右へ回り込みながら「雷倉」を目指す。しかし、まだまだ遠いという感じである。バイクだからいいが、これを歩くとなると相当な時間がかかるだろう。なんとか林道の終点に到着した。広場になっており、作業小屋がある。ここの小屋の脇にバイクを止め、13時28分に歩き始める。まずは小屋を左手に見て、小屋の裏へと進む。笹と灌木の藪の中に、林道の跡がある。いったん大きく右へ曲がって、小屋の上部へと出る。そこで、さらに大きく左へ曲がって、右山で登ると、その右に見ていた尾根へと出る。13時36分であった。ここからは尾根をはずさないように登って行く。背丈を超える笹の藪であるが、踏み跡がしっかりついている。13時41分に大岩の向かって左側を通り抜けると、13時50分に開けた場所に飛び出す。一瞬頂上かなと思う。しかし、さらに先へと踏み跡があるので、行ってみると、13時51分に頂上三角点があった。三角点の周りは切り開いてある。しかし、さらにその外側の木々が伸びて、展望はあまりよくない。前回、根尾村から登ったときは、すばらしい360度の展望であったような記憶がある。まだ、木々が小さかったので展望がよかったのであろう。さて、時刻も遅いし、まだ「タンポ」があるので、そうそうに下山した。14時01分に下山を開始し、14時02分にピークから笹の藪に突っ込む。14時07分に尾根からの下り口に着き、14時09分に林道終点の小屋へ着いた。さっそくバイクにまたがり、林道を下山し、黄色のゲートの前を通過して、「タンポ」への分岐に達した。ここで、左へ登り、「タンポ」へと進む。やがて、林道が最高点に達したと思われる場所で、左手に目印のリボンを発見した。林道が左山で大きく左へカーブしているところだ。実際、この先林道は下っているのだ。ここにバイクを止めて、14時32分に左手の斜面へ取り付いた。道はないがあんとか踏み跡をたどって、14時38分にピークに着いた。さらに目の前にピークがあるので、右手のほうへと進む。やがて、右からしっかりした踏み跡が合流してきた。なんだ、これが本来の道なのだと思った。さらに進むと、14時45分には平らなところに出て、14時46分にはわすかに登って尾根に上がった。左は植林、右は雑木の尾根を行くと、14時49分には急坂の下に着いた。この坂を登れば頂上のようだ。急登すると笹が出てきて、案の定、頂上の切り開きに出た。周囲の藪が背丈を伸ばして、展望が遮られてはいるが、展望はまずまずである。写真を撮って、14時57分に下山を開始した。なにぶんにも、この季節の陽はつるべ落としである。左は雑木、右は桧の坂を下りて、15時00分に坂の下部へ着いた。15時02分には平らな場所を通過し、15時04分には、さきほど合流した分岐点に達した。ここから左へとって踏み跡を下った。すると、16時06分には林道へ出た。林道を歩き、15時10分にバイクの駐車地点へ戻った。登りのときの取り付きからさらに100mほど下った場所で、林道が大きく右へカーブしている所の左手が取り付き点である。さて、あとはバイクにまたがり、林道を下った。帰宅は16時30分ころであった。