9 金 糞 岳
平成15年5月17日(土) 晴れ
今日は、夜叉ヶ池へ登ろうとしたが、登山口へ通じる林道が登山口の手前7Kmのところで通行止めとなっていた。数台の車が路肩に駐車してあり、林道を徒歩で登っている人がいることは予想されたが、舗装林道を7Km歩くことが気にいらず、急遽、行き先を金糞岳へと変更した。金糞岳はきれいな舗装林道ができ、短時間で登れるようになった。午前7時に県立岐阜病院を出たが、坂内村の川上から急遽転進してきたので、鳥越峠の手前の登山口へ着いたのは、9時過ぎであった。岐阜から揖斐川町へ入り、国道303号線を揖斐川沿いに遡ると、横山ダムに到着する。ここで、旧の徳山村方面へ行く国道417号線と分かれ、国道303号線は、横山ダムの堰堤上を渡る。後はカ−ブが多いが一本道である。やがて坂内村に入る。そして、坂内村の役場を過ぎ、さらに坂内川を遡ると、やがて坂内川の支流である広瀬浅又川に架かる「大草履橋」(おおそりばし)を越える。この橋を渡ったすぐのところに、広瀬浅又川の左岸に沿って遡る林道があるので、その林道を登っていく。かつては、民家も点在したであろうが、いまはまったく何もない。さて、この林道は、しだいに高度を上げ、標高1000メ−トル付近で鳥越峠に到着する。ここで時刻は9時10分である。丁度この峠の手前に新しく「金糞登山道」の看板と7〜8台くらい止められる駐車場がある。以前は峠から登山道がついていたが、新しく尾根へ登る道を開設したのであろう。ここに車を止め、9時29分に早速登り始める。登山道は木で階段を作り、ちゃんとつけてある。登り口も看板があり、わかるであろう。さてここから入り約10分で、尾根上へ出て、いわゆる滋賀県側の高山から登って来た登山道と合流する。9時36分に尾根上の合流点に着いた。ここからも、いい道が続いているし、所々には、「登山コ−ス」の立看板もある。9時52分に「登山コース」と書いた看板のところを通過した。アップダウンを繰り返して登山道は眼の前にある金糞岳の頂上目指して続いている。この当たりの登山道は掘り割りのようなところである。雨が降ればそくざに水の流れとなるような、窪地が登山道となっている。やがて、9時55分には「頂上まで20分」という立看板があるところに着く。また、ここで登山道はいままでと違って尾根に出るらしく、見晴らしがよ9いはずであるが、樹木が延びて展望を遮っている。さて、ここから尾根を登っていくのであるが、10時03分に「登山コース」の看板があり、ここにも頂上まで20分の表示がある。10時17分にも「登山コース」の看板を通過し、やがて道が平らになって来たかと思うと頂上(1,314m)に着く。時刻は10時21分であった。峠手前の登山口から1時間弱の時間である。以前の峠からの道であると、1時間30分くらいかかったから、新たに尾根へ登る道ができたおかげで30分くらい短縮できたことになる。頂上付近は広い平になっており、雑木林のため展望はよくないが、木に登ったり、あるいはちょっと先まで行くとびわ湖がよく見えるはずであるが、今日は霞んで見えない。頂上には単独行の人がいた。そして、すぐに白倉岳方面から、2グループ4人ほどがやってきた。また、10人くらいの団体もやってきた。さすがにメジャ−な山である。さて、おにぎりやお好み焼き、ケイちゃん、雑炊、みそ汁の昼食を食べ、ゆっくりと休憩した後、リュックを置いて空身で白倉岳まで行くこととした。11時32分に出発し、背丈を超える笹のトンネルを通り、一旦下る。11時42分に鞍部に着く。東俣谷コースが分岐している。ここから尾根を登ると、11時56分に白倉岳(1,270m)の頂上に着く。12時02分に下山にかかる。12時16分に鞍部を通過し、12時30分に金糞岳まで戻った。12時37分に金糞岳を後にして下山にかかる。12時41分と11時48分に「登山コース」の看板を過ぎ、12時52分に「頂上まで20分」の立て看板のところを過ぎる。そして、12時54分に「登山コース」の看板を過ぎると、13時03分に尾根からの下り口に着く。滋賀県の高山からの道と分岐するところだ。急坂を一気におりて、13時08分に車のところに到着した。そのまま帰り、自宅へは15時に着いた。
9 金 糞 岳
平成8年11月23日(勤労感謝の日・土) 晴れ
寝坊してしまったが、金糞岳は最近林道が延長されて、短時間で登れるようになったと聞いたので、今日の目標を金糞岳と定め、午前9時に家を出て、坂内村の広瀬へと向かう。岐阜から揖斐川町へ入り、国道303号線を揖斐川沿いに遡ると、横山ダムに到着する。ここで、旧の徳山村方面へ行く国道417号線と分かれ、国道303号線は、横山ダムの堰堤上を渡る。後はカ−ブが多いが一本道である。やがて坂内村に入る。そして、坂内村の役場を過ぎ、さらに坂内川を遡ると、やがて坂内川の支流である広瀬浅又川に架かる「大草履橋」(おおそりばし)を越える。この橋を渡ったすぐのところに、広瀬浅又川の左岸に沿って遡る林道があるので、その林道を登っていく。かつては、民家も点在したであろうが、いまはまったく何もない。さて、この林道は、しだいに高度を上げ、標高1000メ−トル付近で鳥越峠に到着する。ここで時刻は10時30分である。丁度この峠付近に車2台分くらい駐車するスペ−スがある。ここに車を止め、早速登り始める。この峠から金糞岳へ登る登山道があるのである。山側はブロックが積んであるが、登山道はちゃんとつけてある。登り口もしっかりしているので、わかるであろう。さてここから入り約30分で、第1のピ−ク、いわゆる滋賀県側の高山から登って来た登山道と合流する。この合流点までは、道も分かりにくいが、ここから先は道もしっかりしている。合流点までは、たしかに少々刈り込みはしてあるが、まだ、踏み後もしかっりとはなっていない。しかし、目印もあるし、迷うようなことはないと思う。合流点からは、さすがに金糞岳のことはあると思わせるようないい道が続いているし、所々には、「登山コ−ス」の立看板もある。しかし、背丈ほどの笹には閉口する。アップダウンを繰り返して登山道は眼の前にある金糞岳の頂上目指して続いている。合流点から30分程で、背丈ほどの笹がとぎれるところに到着する。この当たりの登山道は掘り割りのようなところである。雨が降ればそくざに水の流れとなるような、窪地が登山道となっている。さらに登ると笹はまた出現する。まったくやっかいである。やがて、「頂上まで20分」という立看板があるところに着く。ここでの時刻は11時45分であった。また、ここで登山道はいままでと違って尾根に出るらしく、見晴らしがとてもよくて、1本立てるのによいところである。さて、ここから尾根を登っていくのであるが、笹が背丈ほどもあり、また雑木林もあって見晴らしはよいとはいえない。やがて道が平になって来たと思うと頂上に着く。時刻は丁度12時であった。峠から1時間30分に時間である。頂上付近は広い平になっており、雑木林のため展望はよくないが、木に登ったり、あるいはちょっと先まで行くとびわ湖がよく見える。また、北東の方角には白山が真っ白く見える。頂上付近にはうっすらと雪が残っている。これも昨夜降ったものであろうか。頂上には5パ−ティ20人くらいの人がいた。さすがにメジャ−な山である。さて、昼食を食べ、ココアを飲んですばらしい展望を楽しんで、13時に下山にかかる。登りは目印を付けつつ登ったので、時間がかかったが、下りは一気にかけ下りた。「頂上まで20分」の立て看板のところへは、13時5分、さらに分岐点を3時25分に通過し、車のところへは13時30分に到着した。そのまま、帰り自宅へは15時に着いた。
9 金 糞 岳
平成8年 月 日( )快晴
この山も結構名のとおった山である。しかし、いまだに登っていない。なぜなのか。県境の山でありながら、向こう側(滋賀県側)からしか、登山道がなく、アプローチが長いせいなのか。坂内村と滋賀県にそびえるこの山は、滋賀県側から立派な登山道ができていると聞く。従って登山者も当然滋賀県側から入山する。このため、岐阜県の山という印象が薄い。しかし、近年岐阜県側からも林道ができて、簡単に登れるようになったとのことである。これを聞いて早速出かけて見た。国道303号線を坂内村へ入り、広瀬集落から広瀬浅又川沿いの林道をさかのぼる。林道は峠まで完成している。さらに峠を越え、滋賀県側で工事をやっている。この峠に登山口がある。入り口は階段状になっており、すぐわかるであろう。結構整備されていると、思いきや、しかし、すぐに山道程度の道になる。雑木は刈ってあるので、道は割と明瞭である。尾根を30分くらい登ると、ひとつのピークになり、ここで滋賀県の高山から登ってくる登山道と合流する。ここからは、登山道もよく整備されており、さらに明瞭になる。そして案内看板もところどころにあり、登山者も結構いる。道はアップダウンはあるものの、やや平坦なところを進んだ後、登りになる。掘り割りのようになっている道を登って行くのである。そして、頂上まで20分という看板のところで尾根に出るが、ここでの見晴らしがとてもよく、1本たてるのによいところである。ここから20分ほどで頂上に到着することができる。頂上に近くなると雪が残っていた。頂上には5パーティ20人くらいの登山者がいた。眼下に琵琶湖がキラキラ光っている。また白山や御嶽山が雪を被って、青空に対比しすごくきれいに見える。