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高畑(761.9)

平成年月日()
 
愛知県新城市鳳来
 
グループ

高 畑(761.9m)

 

平成21年11月3日(火・文化の日)晴れ

愛知県新城市鳳来町

 

今日は、愛知130山へ出かけた。愛知130山もあと19山になった。完登まで、今年中には無理だろうが、もう時間の問題だ。そんな訳で新城市へと向かう。道順はいつものとおり、国道248号、21号、19号で瑞浪市へ入り、ここから県道を経由して、恵那市岩村町で国道257号に乗る。あとは、そのまま国道257号を南下していく。もう何十回となく通った道だ。渋滞もなく走りやすい道である。

国道257号は、田峯観音を過ぎてすぐの「田峯」交差点で、右折して行くが、ここで右折せずそのまま直進する。これは、県道389号線である。すぐに稲目トンネルをくぐる。トンネルを抜けると、「海老池貝津」交差点があり、この交差点で左折して、「大代千枚(四谷千枚田)」の方へ登っていく。すると、右手に「連谷小学校」があるので、その先で右折して、その「連谷小学校」の前を通り、そのまま清水川に沿って集落内を登っていく。道なりに直進して登っていくと、集落を通過すると、やがて、10時16分に「上六橋」に着く。「上六橋」の手前に広場があるので、そこに駐車できる。3台から4台くらいは駐車可能であろう。この「上六橋」から50mくらい先の電柱に「高畑登山口」の看板がつけてある。

それを確認してから、「上六橋」まで戻り、橋のたもとに駐車して、早速準備をして、10時29分に出発した。10時30分に登山道へ入る。案内板がつけてある電柱の番号は「16キ551」である。登山道はいままでの「愛知130山」とは明らかに違っていた。そんなに登山者がこないのか、整備がされていない。いままでの「愛知130山」の登山道は遊歩道並みに整備されているのがほとんどであったような気がする。それらと比べると、草が繁茂して「これが登山道?」と思うような状態なのである。もっともこの日は登山口だけは草が刈り払われていた。そんな登山道へ入っていくと、左下に林道を見ながら、右山でトラバースしていき、やがて、10時34分に小さな沢を渡る。小さな沢を渡ると、すぐ左手にえん堤が見える。駐車地点の「上六橋」から見えていた、えん堤のようだ。さて、小さな沢を渡ってからは、その沢の右岸沿いを尾根に向かって直登していくことになる。この直登は相当きつい。我慢してゆっくりと登っていくしかあるまい。登るにつれて背後の山々がせり上がってくる。周囲は植林地である。辛抱強く急登をこなすと、10時57分にやっと、尾根の先端に出た。ここからは大岩の出たやせ尾根を登っていく。11時00分には周囲の植林が雑木林に変わってくる。そして、11時04分にピークに出た。このピークはちょっとした平らになっており、ここで一息入れて、高畑へ向かった。ところがここで道を間違えてしまった。なんたる失態、なんで気づかなかったのか、ここまでは、登山道は明瞭ではないにしろ、ビニールテープの目印があり、間違えることなく登って来ることができた。ここから先もビニールテープは付いていたのだが、それを発見できず、木の幹につけてある赤や白のペンキについて行ってしまったのだ。高畑は、ここから一旦下って登り返すことになるのだが、その下る方向を間違えたということだ。もうすこし探すべきだった。安易にペンキのマークを追ってしまったのが原因か?あるいは、それを信じ切っていたのか?目指す方向に高いピークが見えていたからか?コンパスと地図で確認すればよかったが、その手間を惜しんだがために・・・何はともあれ、間違えたことは事実なのだからしかたない。おかげで1時間30分以上、余分な労力を使うことになってしまった。あとで確認してみると、なんと、鞍掛山から宇蓮山へ続く東海自然歩道の手前まで行ってしまったのであった。そこまでに相当な岩場の急登が何度もあり、背後に高畑が見えてきていたのに、気づかず危険な岩場をよじ登ったのか?全くわからない。こんなこともあるのか?高畑を甘く見過ぎていたのか?目指す山頂かと思って岩場を登り切ると、その先に同じような岩場の急登があり、ピークが見える・・・そんなことを数回繰り返し、登っていたが、あまりにも遠く時間がかかりすぎるので、やっと間違いに気づき、引き返しを決意した次第である。

間違えた余分な労力は、つぎのとおり。11時21分に一旦下った鞍部を通過し、ここから植林地を登っていく。11時32分に手前のピークに立った。11時39分には岩場の急登にさしかかり、これをこなして、12時07分にピークに立った。するとさらにその先に大きな岩場が待ちかまえていた。それに挑もうと進んだが、そこで引き返しを決意し、12時11分にピークまで戻った。さrに、12時27分に手前のピークを越して、12時40分に間違えたピークまで戻って来た。

そんなことで、最初に間違えたピークへ戻ってきたのは12時時40分であった。さあ、気を取り直して12時40分に再出発であった。正しい登山道は、一旦くだりはあるが、それはほんのわずかである。左は植林、右は雑木の境の尾根を登っていく。また、ここまでと同じようなビニールテープの目印もちゃんとついていた。12時51分に岩場を登った手前のピークに着いた。失敗したあとだけに、これが高畑かと思ったが、まだ先にテープが続いていたので先へと進んだ。12時58分に肩となるピークに出て、そこから、高畑の手前には急登が待っていた。それをこなし、13時04分に高畑山頂(761.9m)に着いた。よけいなアルバイトをした後だけに、安堵感とうれしさも倍増した。山頂は樹林に囲まれて展望は利かない。展望がないことははじめから承知の上であるが、いかにも残念である。その山容からすれば、樹林を切り払えば、すばらしい展望が得られるであろうに。

展望がない山頂なので長居は無用と、13時08分に下山した。13時11分に手前の肩を、13時17分に手前のピークを通過し、13時24分に道を間違えたピークまで戻ってきた。あとは、間違えないようにテープを追って慎重に急坂を下ってきた。13時29分に尾根の先端に出て、ここから尾根をはずれて、急下降し、13時43分に小さな沢を渡り、13時45分に林道へ出た。そして、13時46分に駐車地点へ戻った。

道を間違えたおかげで、遅くなったがこれから、棚山の登山口だけでも確認しておこうと、川売地区へと向かった。